突然ですが、あなたは学校へ行かなくなってしまった子どもをなんとか学校に通ってほしいと思っていませんか・・・?

「毎日楽しく学校に通ってほしい・・・。」
「不登校になってしまった子どもの将来はどうなってしまうのだろう・・・。」

子どものことを考える親にとって、子どもが学校へ行かなくなってしまうと、なんとか解決をしてあげたいと思いますよね。
でも親や学校だけの力では解決できない場合もあります・・・。
そんなときに選択肢のひとつとして、「カウンセリング」を受けてみようと考える方もいるかもしれません。

ですが、カウンセリングなんて受けたことがないし、どんなことをされるのかわかりません。
カウンセリングを受けて、子どもの症状が悪化することだって考えられますよね。

そこで、今回は、不登校カウンセリングを受けるときの注意点についてお伝えしたいと思います。
カウンセリングを受ける時の注意点を知っておけば、万一のことがあったも、安心して対応することができますよね。

それではまいります!

1.不登校カウンセリングに申し込む必要があるかを確認する

不登校になったからといって、必ずカウンセリングが必要になるわけではありません。
というのも、子ども自身がカウンセリングを受けたいと思っていないのに、無理矢理カウンセリングを受けさせてしまうと、事態が悪化してしまう場合があるからです。

カウンセリングとは、病気を治す場所ではなく、あくまでも補助的な役割。
そのため、もし、子どもがうつ病や発達障害によって、不登校になっているなら、カウンセリングではなく、病院に行く必要があります。

子どもが精神疾患や、発達障害以外の原因で不登校になっていることを確認し、本人がカウンセリングを受けてみたいと口にしたら、連れて行ってあげましょう。

2.不登校カウンセリングに申し込むときの注意点

カウンセリングを受ける前に、知っておいてほしいことがあります。
それは、カウンセリングを受けたからといって、必ず不登校が解決するわけではないということです。

カウンセリングは、あくまでも補助的な役割です。
そのため、カウンセリングを受けることによって、自分の気持ちや考えを整理し、本人自身が「変わりたい!」という意思を持つようになることが大事なんです。

ほかにも、カウンセリングを受ける時に、あなたに知っておいてほしい注意点があります。
カウンセリングを申し込むときの注意すべきポイントはつぎの4つです。

1.子どもの意思
2.カウンセラーの信頼度
3.逆効果のリスク
4.親の協力も必要不可欠

ひとつずつ説明していきます。

1.子どもの意思

カウンセリングを受けるときは、子どもの気持ちが最優先です。

子ども自身がカウンセリングを受けたいと思っていないのに、無理矢理カウンセリングを受けさせてしまうと、子どもの心を傷つけ、事態を悪化させてしまうこともあるんです・・・。

こちらはカウンセリングを受けることに対して、嫌な気持ちを抱えている不登校の学生さんの悩みになります。

私は不登校のため、月1ぐらいで学校のカウンセリングの先生のところに通っています。
学校に行きたくない理由があって行っていなくて、疲れたから休憩している期間なのにカウンセリングとして無理矢理学校に連れて行かれるのが本当に嫌です。

引用元:Yahoo知恵袋

このように無理矢理カウンセリングを受けさせてしまうと、ますます学校に行きたくないと考えてしまいます。
もちろん、親心として、子どもの不登校を早く解決してあげたいと焦ってしまうかもしれません・・・。
しかし、子どもさんのためにも、カウンセリングを無理矢理受けさせるのはやめてあげてください。

子どもさんの様子を見て、カウンセリングを受けてみたいか確認をしてから、カウンセリングを受けるようにしてみてくださいね。

2.カウンセラーの信頼度

実際にカウンセリングを受けるときには、信頼できるカウンセラーさんにお願いすることも大切です。

どのカウンセラーさんが子どもと相性がよいかは、実際にカウンセリングを受けてみないと判断することは難しいです。
そこで少しでも、信頼できるカウンセラーさんを探すためのポイントをお伝えします。

信頼できるカウンセラーさんかどうかを判断するポイントは次の通りです。

・持っている資格の種類

資格を持っていれば、絶対によいカウンセラーさんだと判断することはできません・・・。
しかし、どんな資格を持っているかによって、どんな勉強をしてきたのかを知ることができます。
カウンセラーさんのなかには、ほとんど経験や勉強をしていないまま「カウンセラー」として働いている方もいるので、注意が必要です。
メディアへの掲載実績や、過去の相談者の声を参考にしてくださいね!

・カウンセラーの人柄

子どもが安心して、カウンセリングを受けることができるよう、人柄のよいカウンセラーさんを選ぶようにしましょう。
子どもの話を落ち着いて聞いてくれる信頼できる方だと、子どもも安心できると思います。

しかし、カウンセラーさんも、ひとりの人間です。
親が信頼できそうだな、と思っても子どもとの相性が合わない場合もあります。
子どもとの相性が合うかはすぐにはわからないと思うので、カウンセリングの回数を重ねて様子を見てあげてください。

・カウンセリングを受けるときの料金設定

高い料金を払えば、よいカウンセリングを受けられるわけではありません。
だからといって、安すぎても不安になってしまいますよね・・・。
自分が払うことのできる費用と、期待できる効果をてんびんにかけ、ベストな選択を行いましょう。

3.逆効果のリスク

カウンセリングは、相談時の心構えによって、事態が悪化してしまうこともあるんです・・・。
なぜ、事態が悪化してしまうのでしょうか・・・?
次のような理由があります。

・カウンセラーに自分の気持ちを伝えることができない
・カウンセラーの何気ない言葉に傷ついてしまった
・学校に行くことを強要された

残念なことに、カウンセリングを受けたときにこのような経験をしてしまう場合があります。
そのため、子どもがさらに傷つき、ふさぎこんでしまうんです・・・。

カウンセリングを受け始めて、子どもの様子が変だな、と感じたらカウンセラーさんとの相性が合わなかったり、カウンセリングをやめたいと考えているのかもしれません。
事態が悪化してしまうことがないように、子どもの様子をよく見て、子どもを守ってあげましょう・・・!

4.親の協力も必要不可欠

ここまで、カウンセリングのことについてお伝えしてきましたが、やっぱり子どもにとって一番大切なことは、親が自分のことを理解してくれることです。

実際に、不登校の子どもに対する支援として、下のような報告もされています。

不登校の児童が登校できるようになった措置として「保護者の協力を求め、家庭生活等の改善を図った」ことが不登校改善において最も効果があるとされています。

引用元:不登校児童生徒への支援に関する中間報告(文部科学省)

「不登校になってしまった子どもにどう接していいかわからない・・・。」と悩んでしまうかもしれません。
しかし、頑張って特別なことをする必要はありません。
まずは、背伸びをせずに、次のようなことから始めてみてはいかがでしょうか?

・子どもの話をしっかりと聞き、気持ちに共感してあげる
・親の考えを子どもに押しつけない
・スクールカウンセラー、学校の先生、専門家などに相談する

参考・引用元:こころもメンテしよう(厚生労働省)

きっと解決の糸口がみつかると思います。

再登校率88%の不登校カウンセリング

さて、ここまで記事をお読みいただく中で、不登校カウンセリングにはデメリットがあることがおわかりいただけたことでしょう。
例えば、次のようなものがデメリットです。

「カウンセリングによって引きこもりが悪化してしまった」

なぜ、不登校カウンセリングによって、このような事態が引き起こってしまうのか?
その理由は、不登校になる真の原因を、カウンセラーさん自身が知っていないからです。

ちなみに、当サイトを管理している私、新井てるかずは、不登校の真の原因を突き止め、その原因に対して、アプローチをしたところ、「不登校の生徒の再登校率88%」という数字を出すことに成功しました。

このように、不登校カウンセリングを受ける場合は、不登校になってしまう真の原因をしるカウンセラーのもとに伺うのがよいでしょう。
ぜひ、自分の子供にあったカウンセラーを選ぶようにしてくださいね。

ちなみに、私がご提案している不登校個別カウンセリングの詳細は、以下のページで確認できます。
興味がある方は、ぜひ、クリックしてください。

新井てるかずによる個別カウンセリング