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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです!

突然ですが、あなたは子どもに対して、どんな風に接していますか?
子どもを人一倍心配するあまり、子どもの行動を制約することもあるのではないかと思います。

さて、そんな子どものことを心配して、つい色々とやってしまうあなたは、「過干渉」かもしれません。
「過干渉」とは、親が子どもにたいして必要以上に手をかけてしまい、かえって子どもが自主性を失ってしまう状態のこと。

少子化によって、ひとりっ子の子どもが増えたため、ひとりの子どもに構う時間の増加が原因とも言われています。
また、生活をするなかで、親が子どもに与える影響はたくさんありますが、過干渉の場合にはあまりよい影響は与えません。
そのため、自分が過干渉に当てはまるのかをきちんと把握し、それに合った対処を今後考えていく必要があります。

そこで、今回は過干渉の親の特徴や、過干渉の親が子どもに与える影響をお伝えします。
ぜひ、自分の日頃の接し方を見直す機会にしてくださいね!

それではまいります!

過干渉の親は「子どもを思い通りにしようとする」特徴がある!

ところで、あなたは過干渉ですか?
実は、本当に過干渉な親御さんは、自分が過干渉であるということに気づいていません。
そのため、人から指摘されても「私は違うよ・・・!」と言い張ることもあります。
では、具体的に過干渉な親御さんって、どんな人のことを言うんでしょうか?
過干渉の親御さんの特徴は次の3つです。

 


1.子どもの行動を把握しようとする
2.子どもの気持ちを考えない
3.自分の意見と子どもの意見が違うことが許せない


 

なぜ、この3つが過干渉の親御さんの特徴に当てはまるのかを解説します!

1.子どもの行動を把握しようとする

過干渉の親御さんの特徴、ひとつめは「子どもの行動を常に把握しておく」というもの。
過干渉の親御さんは、「子どもはモノゴトの判断をきちんとすることができない」と思っているため、子どもの行動全てを監視しようとします。
例えば、着る服や習い事、友人関係に口出しをし、全て自分の思い通りにことを進めてしまうのです。

2.子どもの気持ちを考えない

親は、子どもが反抗してきたときなど、「あなたのためを思って言っている」という言葉を言うことがあります。
それは、過干渉の親は自分と子どもが一心同体と考えていて、子どもの悩みは自分の悩みと考えているからです。

例えば、親が続けていた習い事を子どもにもやらせることがありますよね。
親が継続できた経験や成功した体験から、親がいいと考えることを子どもにさせているケースです。
このとき、ほとんどは親の自己満足で、実際に子どもがやりたいかどうかの意見は、反映されていません。

3.自分の意見と、子供の意見が違うことが許せない

過干渉の親は、自分の言うことが必ず正しいと思っています。
そのため、子どもに対して「○○しなさい」「○○はダメ」という命令・禁止の言葉が多いのが特徴です。

また、過干渉の親は、子どもが自分の思い通りに動くとご褒美を与え、思い通りにならなければ、罰を与えることがあります。
一見するとしつけとも見られがちですが、はたからみるとハラスメントのようにも見えるので注意が必要です。

親の過干渉は「親自身が育った環境」が原因

ところで、あなたはどんな環境で育ってきましたか?
家族や周囲の人、育つ環境によって子どもの成長は変わりますよね。
実は、親の過干渉は「親自身が育った環境」が原因となるんです。

 


1.母親も同じように過干渉を受けて育った
2.ストレスの矛先が子どもに向いている
3.父親と不仲で、子どもに感情が向いている


それでは、なぜこの3つが過干渉になる原因になっているのかを解説します。

1.母親も同じように過干渉を受けて育った

子どものころに過干渉の親に育てられた場合は、自身の子どもに対しても、過干渉になる割合が高いです。
なぜなら、親が過干渉であることに疑問を持つことなく、それが普通と感じてしまっているからです。

本人は、他の方法を知らずに育ってしまったため、自身が過干渉になることも仕方ないのかもしれません。

2.ストレスの矛先が子どもに向いている

親も人間ですから、生活の中で多々ストレスを感じます。
とくに、育児のストレスは溜まりやすいうえに、発散する場所がなく、子どもに向けて発散してしまいます。

子どもが自分と共感してくれることでストレスが軽減され、さらに同じ行動を続けます。
その結果、ますます子どもを干渉するようになり、その行動がヒートアップすることで、過干渉につながるのです。

3.父親と不仲で、子どもに感情が向いている

父親と不仲な母親は、自分が認められていない、必要とされていないのかもしれないという不安を持つことがあります。
そのため、子どもに対して過剰に干渉し、「子どもには私がいないとダメだ」と考えることで、自分の存在価値を見出してしまいます。
この気持ちが、必要以上に世話をしたり、心配してしまう要因なんです。

過干渉の親が与える子どもへの影響

子どもは、成長する過程で、親の意見を聞いたり従うことに違和感を覚え、反抗期になります。
しかし、子どもにとっては、親からの干渉は愛情だと感じるため、親に嫌われたくない・親を悲しませたくない、という思いが生まれます。
そのため、親に反抗をすることができず、反抗期のない思春期を送ることになるのです。

子どもに愛情を表現する場合は、鑑賞ではなく、別の選択肢をとると良いでしょう。

それでは、過干渉の親は子どもどのような関わり方をしていけばよいのか、次の章でお伝えします。

子どもと接するときは黙って見守ってみよう!

過干渉の親が、子どもに与える影響はたくさんありましたね。
では、過干渉である親は、子どもとどんな風に接したらいいのでしょうか。
子どもとの接し方のポイントは次のふたつです。

 


1.子どもの話を否定せずに、よく聞いてあげる
2.そっと見守る


 

では、なぜこのポイントを抑えるべきか、解説します。

1.子どもの話を否定せずに、よく聞いてあげる

まずは、子どもの意見をすぐに否定するのはやめましょう。
親の意見を押し付けるのではなく、子どもの声を聞いてあげることが大事です。
親の意見も伝えつつ、子どもの意見を聞いてあげることで、個々を尊重し、信頼関係も築いていけます。

2.そっと見守る

子どものことに口出しすることは簡単ですが、見守ることは意外と難しいんです。
それでも、子どもが成長するためには、考える機会や決断する機会を与えることが必要です。
もしも、手助けせずに失敗することがあったとしても、そのときは次の成功に向けて手を貸してあげるのもよいでしょう。

「ついつい口出ししてしまった・・・。」そんなときは

そうはいっても、ついつい子どもに口出ししてしまいますよね・・・。
そんなときの対処法を3つお伝えします。

 


1.自分が過剰に干渉しやすいことを自覚する
2.子どもがしてもらって嬉しいことが何かを知る
3.意識を他に向ける


 

この3つを抑えて、自分の気持ちを振り返り、子どもの気持ちを考えるきっかけになればと思います。

1.自分が過剰に干渉しやすいことを自覚する

ひとつめは、必要以上に子どもに口出ししすぎないということ。
「こんなにしてあげたのに」「あなたのためだから」というような気持ちは、まだまだ過干渉です。

しつけのときは叱ってもよいですが、追い詰めるような言い方はしないように注意してください。

2.子どもがしてもらって嬉しいことが何かを知る

子どもにも自分で決めたいことや、口出しされたくないことがあるのを理解してあげましょう。
子どもは、自分という人間を認めて欲しかったり、自分を愛してほしいと考えています。
コミュニケーションをとって、子どもの本音を聞き出してみてください。

3.意識を他に向ける

子どものことを気にしすぎてしまうのであれば、違うことに目を向けてみましょう。
いつも近くにいるのではなく、子どもとは別の部屋で過ごしたり、家事や自分の趣味に時間を使ってみてください。
子どもを心配することよりも、子どもの言動を信じて、困ったときに頼ってもらえるような寛大な親の姿でいることも必要です。

 


 

いかがでしたか?

親は子どものことが心配になるものですよね。
しかし、子どもにとってその心配が必要かそうでないかは、子どもにしかわかりません。
良好な関係でいるためにも、一定の距離間は保っていくべきかもしれませんね。

テル先生テル先生

トモ子さんは、過干渉のふしがありますね。

トモ子トモ子

えっ・・・?
どんなところがですか?

テル先生テル先生

だってトモ子さん、よくくしゃみとかするでしょう・・・
あ、それは花粉症でした!

トモ子トモ子

・・・わたしは過干渉でも、花粉症でもありません。

セラセラ

テル先生、過干渉と花粉症ですね! うまい!さすがです(笑)

トモ子トモ子

・・・。

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