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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです!

突然ですが、赤ちゃんがいるお母さんにとって、「卒乳」「断乳」は気になる話題ですよね。

卒乳とは、赤ちゃんが大きくなって、自分から自然におっぱいを卒業すること。
断乳とは、お母さん側から母乳を断つという意味合いが強い言葉ですが、いまは卒乳・断乳と、区別なく使われることが多くなっています。

可愛い赤ちゃんにとって、人生で一度きりの授乳生活。
卒業するのは寂しいことですが、赤ちゃんの成長を感じられる、嬉しいことでもあります

とはいえ、赤ちゃんの成長はひとりひとり個人差があり、卒乳の時期もみんなそれぞれ。
とくに、初めてのお母さんは、どんなタイミングで卒乳を始めればいいかがわかりませんよね?

「卒乳(断乳)に失敗して、余計におっぱいに執着してしまった」
「卒乳(断乳)しようとしたら、水分を取ってくれなくなり、心が折れてしまった」
卒乳が上手くいかないことで、このようなことも起こりえます・・・。

そこで、この記事では、卒乳をするときにぜひ知っておきたい、卒乳のタイミングや目安、卒乳の方法、気を付けたいポイントまで、まとめて紹介します。

周りの意見に焦ることなく、自分自身がどうしたいか、目の前の赤ちゃんの反応はどうかをしっかりと見て、ベストだと思える選択をしてくださいね。

それではまいります!

卒乳・断乳を考える、赤ちゃんの成長目安はこの3つ!

あなたは、卒乳のベストな時期や成長目安を知っていますか?
一般的に、卒乳を考える赤ちゃんの成長目安は、以下のように言われています。

 


・授乳回数が1〜2 回/日となり、授乳回数が減っている。
・離乳食がすすんで、1日3回食となっている。
・しっかりと歩き、外遊びができる。


 

これらの成長がみられる頃には、栄養源は母乳やミルクから食べものに移行しているといえます。
また、母乳の分泌も減っていると考えられるので、卒乳してもおっぱいのトラブルは起こりにくいです。

さて、卒乳をはじめる場合、赤ちゃんの状態に目が行きがちですが、お母さん側にも気をつけておくべきことがあります。
それは、「タイミング」です。

卒乳をするなら、お母さんの疲れがたまりやすい時期は避けましょう。
なぜなら、疲れがたまりやすい時期に卒乳しようとすると、母子ともに体調を崩しやすいからです。
できれば、季節の変わり目や梅雨時期、真夏などを避け、気候のよい時期を選びたいところです。

また、体調の変化が出やすい予防接種の前後や、旅行などの家族の予定とも重ならない時期がよいでしょう。
卒乳や断乳はママにとっても、赤ちゃんにとっても大きな変化です。
時期や環境もぜひ参考にしてみてくださいね。

卒乳するタイミングやキッカケにはバラつきがあります!

卒乳のタイミングは、赤ちゃんの成長具合だけでなく、職場復帰や病気などのお母さん側の事情で決まることもあります。
そこで、あなたがこれから卒乳をするための参考となるよう、先輩お母さんが卒乳を考えはじめたキッカケや時期、卒乳したタイミングをみてみましょう。

卒乳を考えたキッカケ

こちらは、「先輩お母さんが卒乳を考えたキッカケ」に関するアンケート結果です。

「先輩お母さんが卒乳を考えたキッカケ」を参考に作成

赤ちゃんの成長を見て、というキッカケもありますが、母乳が自然とでなくなってきたことや仕事復帰、体調不良、赤ちゃんの歯で乳首が痛くなってしまったからという理由もありますね。

卒乳を考えはじめた、完了した時期(月齢)

●卒乳を考えはじめた時期

「卒乳・断乳の方法は?時期はいつから?」を参考に作成

 

データを見てみるとわかりますが、卒乳を考えはじめた時期は、6ヶ月〜1歳6ヶ月のあいだが多いです。
この時期はちょうど、離乳食をはじめる頃と、完了する頃。
離乳食の時期をみて「そろそろ卒乳?」と考えるお母さんが多いようです。

●卒乳が完了した時期

「卒乳・断乳の方法は?時期はいつから?」を参考に作成

卒乳を考えはじめた時期に比べて、卒乳が完了した時期にはバラツキが見られます。
このことから、卒乳の完了時期には個人差が大きいことがわかりますね。

では、つづいて、卒乳の方法もみてみましょう!

どれくらいの期間をかけられるかで、卒乳の方法は変わる!

卒乳をしようと思ったとき、その目的や理由によって、卒乳にかけられる期間は変わります。
とくに、仕事への復帰など、緊急性が高い場合、かなり短期間で卒乳する必要がありますよね。
ただし、卒乳は短期間でおこなう場合と、時間をかけておこなう場合では、やり方が大きく異なってきます。
そこで、この章では、以下のふたつに分けて、具体的な卒乳の方法、注意点をお伝えします!

 


・短期間で卒乳する場合
・時間をかけて徐々に卒乳する場合


短期間で卒乳する場合

●前日までの準備

・授乳回数が多い場合は、できるだけ、授乳の回数を減らしてい
(代わりに育児用ミルクなどで補う。)
・時期に応じて、離乳食を早めに取り入れる。

●当日の対応

・朝、赤ちゃんがしっかり目覚めてから、最後の授乳をする。
・おっぱいを欲しがっても、育児用ミルクや消化のよい食事、おやつを与える。
・気を紛らわせるようにいっぱい遊ぶ。

●赤ちゃんの注意点

・急に熱を出す、歩かなくなる、吐く、下痢をするなど体調が悪化
・水分を摂れない
・離乳食を食べない

 


このような場合、無理をせずに母乳を飲ませてあげてください。

搾乳した母乳を哺乳瓶で与えても飲まない場合は、カップやスプーンで与えるという方法もあります。
また、母乳を飲ませられず、赤ちゃんの体調が悪い場合は、小児科の先生に相談しましょう。

●お母さんの注意点

授乳の回数が多かった方は、夕方に乳房が張ってきてしまうことがあります。
乳房が張ってきてしまう場合は、以下の方法を試し、張りを緩和しましょう。

 


・あまり母乳をためすぎないように、軽く搾る。
(例えば、1日に6回授乳をしていた場合、搾る回数を半分の3回へ減らし、 2〜3日問題なければ、さらに半分に減らしていく。夜間の搾乳は避ける。)
・濡れタオルなどで軽く冷やす
・入浴は控えてシャワー浴にし、運動など血液循環がよくなる動作を避ける。
・食事は高カロリーなものを控える
・水分を摂りすぎないようにする


 

乳房トラブル(硬結・発赤・発熱)がでてしまい、搾乳しても改善しない場合は、医療機関の受診が必要なことがあります。

かかりつけの女性外来などへ電話相談をしましょう。

時間をかけて徐々に卒乳する場合

●前日までの準備

・2〜3歳の子どもには、もうすぐおっぱいと離れることを言い聞かせる
・「おっぱいバイバイ」というと子どもが余計におっぱいを求めることもありますが、その時は十分に与える。

●授乳回数を減らしたあとの対応

・授乳回数を減らした分、赤ちゃんには水分をしっかり与える
・ 母親の方から、「おっぱいは?」などと誘わないようにする
・ 赤ちゃんはいつも授乳していた場所を覚えているので、いつもの場所に座らない
・ 赤ちゃんの好物と飲み物をお母さん以外の人に食べさせてもらう
・ 赤ちゃんがおっぱいを欲しがるまえに、本を読んだり、外に連れ出して遊んだりして気をそらす
・ 授乳をやめたあとでも、おっぱいを見ると欲しがるので、可能であればお風呂はお母さん以外の人と一緒に入る


 

このように、徐々に授乳回数を減らしていけば、自然におっぱいを欲しがらなくなります。
また、2ヶ月くらいかけて分泌量を減らしていくと、乳房トラブルが起こる可能性も少なくなるでしょう。

●お母さんの注意点

注意点としては、乳房が張り、ツライときは無理をしないということです。
痛みが軽くなる程度に搾乳をしましょう。

もし、硬結・発赤・発熱のような乳房トラブルがでて、搾乳しても改善しない場合は、医療機関の受診が必要なことがあります。
かかりつけの女性外来などへ電話相談をしましょう。

 


 

ここまでお伝えした方法を用いると、卒乳はうまくいく可能性が高まります。
ただし、赤ちゃんによっては、もっと授乳を必要としていて、卒乳がうまくいかない場合もあります。
赤ちゃんの様子を観察し、その場に応じたベストな選択を行ってくださいね・・・!

赤ちゃんから今まで見られなかった兆候が出てきたときは、卒乳が早すぎるというサイン!

赤ちゃんに以下のような兆候が出ているときは、卒乳が早すぎるというサインかもしれません。

 


・夜泣きや後追い
・物への執着
・噛みつき
etc


上記のような兆候が見られた場合、赤ちゃんの様子を見て、卒乳のペース配分を決めるようにしましょう。
もし、卒乳が上手くいかず、断続的になってしまう場合、うまくいかないことが多いです。

卒乳に失敗してしまった場合は、期間をあけて、あらためて挑戦してみてくださいね・・・!

参考:乳房トラブル卒乳について│昭和大学江東豊洲病院)

「赤ちゃんが母乳を飲まなくなったから、卒乳・・・?」実は赤ちゃんの哺乳ストライキの場合もあります!

乳児期の中期から後期にかけ、とつぜん赤ちゃんが母乳を飲まなくなることがあります。
これには次のような理由が考えられます。

 


・赤ちゃんの口腔内に炎症が起きていて痛みがある
・お母さん側の理由として、乳腺炎を伴っていて、母乳が詰まっている
・お母さんの仕事復帰や、引越しなど、環境が変化している
・お母さんのにおいが変わってしまって(たとえば石鹸や香水を変えたときなど)赤ちゃんが哺乳をストライキしている


 

急に母乳を飲まなくなった場合には、卒乳を考えるまえに生活の見直しもしてみましょう。

卒乳の時期を、どうしても迷ってしまう場合に試してほしいふたつのこと

いざ卒乳に挑戦しようとすると、「どうしても、卒乳の時期に迷ってしまう・・・」このようなお母さんも多いのではないでしょうか?
そこで、どうしても迷ってしまうときに試してほしいふたつのことを紹介します!

あなたの気持ちを紙に書き出してみる!

あなたが卒乳をする本当の理由はなんですか?
卒乳を始めようと思っているお母さんの中には、「周りがやっているから」など、外的要因に振り回されているお母さんも多いようです。
もちろん、「赤ちゃんにとってベストなタイミングなのか?」という視点が抜け落ちているため、失敗してしまうこともありえます。

そこで、あなたに実践してほしいことがあります。
Mike Vardyという方が提唱する「2枚の紙とペンを使って、生き方を見つめ直す方法」です。

この方法を実践することで、卒乳に対して自分がどう思っているか、本当の自分の気持ちに向き合うことができます。

その手順を簡単に紹介します。

 


1.紙とペンを用意する
2.書き出す

「今、自分がやっていること」、「誰のためにそれをやっているか」、 「なぜそれをやっているのか」を書き出す 包み隠さず、本音で、正直に書きましょう

3.書き出した紙をよく見る

何もせず、ただそれを見て、自分の書き出したものと向き合う

4.線を引いて消していく

周りの影響で「やらなければ」と思っていること、義務感でやっていると感じられるものに線を引き、消していきましょう


 

上記の手順を踏むことで、「やらなければならないこと」がなくなります。

例えば、「卒乳は早いかもと気にしていた・・・!」「周りの意見を気にして卒乳を焦っていた・・・?」など、あなた自身がどう思っていたかに向き合うことができます。
ぜひ試してみてください・・・!

先輩お母さんの体験談を見てみる!

体験談を探してみると、以下のような先輩お母さんと赤ちゃんもいます。

 


・入院があり、生後5ヶ月ではやめに卒乳した
・10ヶ月で自然と母乳が出なくなった
・第二子を妊娠中も授乳をつづけた
・職場復帰をしながらも夜間の授乳をつづけた
・投薬しても、病院と相談して授乳をつづけた


 

お母さんと赤ちゃんの色々な卒乳のスタイルがあることがわかり、勇気づけられることまちがいなしです!

 


 

いかがでしたか?

卒乳するベストな時期は、お母さんと赤ちゃん次第!
たとえ卒乳が早かったとしても、赤ちゃんが元気で、ご飯も水分もしっかり取れているのであれば、問題はありません。

また、逆に、おっぱいが大好きでなかなか卒業できない場合も、赤ちゃんによっては2~3歳頃まで必要とする場合もあります。
さらに、WHOでは離乳食が始まったあとも、2歳または、それ以降でも母乳を続けることを推奨しているので、まったく問題ないんです・・・!

周りの意見に焦ることなく、自分自身がどうしたいか、目の前の赤ちゃんの反応はどうかをしっかりと見て、ベストだと思える選択をしてくださいね。

 

トモ子トモ子

昔だと、胸に辛子を塗って卒乳させるなんて方法も言われていたわ。
今も昔もお母さんたちの悩みどころなのね~・・・。

(※味覚に影響がある可能性があり、現在はNGと言われています。)

セラセラ

か、からし・・・!?
衝撃です・・・!
ちなみにトモ子さんはどうやって卒乳しましたか?

トモ子トモ子

からしを塗るのは気が引けたから、マスタードを塗ったわよ。

セラセラ

欧米か・・・!!

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