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こんにちは！
いくまが編集部の桐崎セラです！
突然ですが、あなたのお子さんは、あなたに対して反抗的ですか？
それとも、あなたの言うことに素直に従っていますか？
少し昔なら、子どもは中学生くらいの多感な時期になると、反抗期を迎えるのが当たり前だと考えられていました。
ところが、最近では、「反抗期のない子ども」が増えています。
今回は、「うちの子に反抗期がないけど大丈夫・・・？」と思っているあなたに、なぜ子どもに反抗期がないのか、反抗期がないと問題があるのか、について解説いたします。
それではまいります！
子どもに反抗期がない理由
反抗期とは、子どもから親に対する自己表現であるといえます。
生まれてから小学生くらいまでは、親の言うことに従って過ごしていますが、中学生くらいの多感な時期を迎えると、子ども自身に自我が芽生え、「親の言っていることは本当に正しいのか・・・？」と疑問を持つようになります。
また、「〇〇しなさい・・・！」と親から言われることに対して、命令をされているように感じてしまいます。
「そんなこと言われなくてもやるよ・・・！」と、子どもは自分の行動に対していちいち口を挟まれることに、反抗したくなるのです。
反抗期は、「いつまでも自分を子ども扱いしないでほしいというメッセージ」ともとれます。
ところが、最近では、子どもが小さいうちから、ひとりの人間として扱う家庭が増えています。
子どもにガミガミ言うのではなく、子どもの自主性に任せているのです。
自分をひとりの人間として扱われていると感じた子どもは、親に対して反抗する必要がなくなります。
結果、親と子どもの関係が近く、対等な関係を築いているのです。
反抗期がない＝自立できないは誤解
前の章で、「反抗期は、子どもが大人として自立するための通過点である」とお伝えしましたが、反抗期のない子どもが自立できないという意味ではありません。
ただし、親に反抗することなく、親の意見に対して従順に育った結果、自分の意見を持たないまま大人になってしまうことがあります。
自分の意見がないということは、自分でモノゴトを判断することができません。
したがって、決断をしなければいけないときに、自分では何もできなくなってしまうのです・・・。
社会に出ると、意見を求められたり、決断をせまられる機会が多くなります。
反抗期をあえて作る必要はありませんが、きちんと自分の意見を言える大人になれるよう、モノゴトを決断させる習慣はあったほうが良いと言えるでしょう。
子どもの成長はひとりひとり異なるもの
生活が多様化してきた現在では、考え方も多様化し、子どもの育て方も人それぞれです。
「反抗期がある方がいい」
「反抗期はない方がいい」
このような単純な答えを出すことはできません。
子どもはひとりひとり違っていて当たり前の存在なのです。
あなたの子どもは、この世で唯一の人間です。
堂々と胸を張って、子どもに愛情を注いでくださいね。
いかがでしたか？
ひと昔前では当たり前だった反抗期も、現在では必ずしもあるわけではないことがわかっていただけたと思います。
考え方が多様化した分、子どもの育ち方もさまざまです。
子どもが自分の意志をきちんと伝えられる人間になれるよう、これからも子どもを優しく見守ってくださいね。
トモ子うちの子はばっちり反抗期あるわよ！私といっさい口きいてくれないの
セラ喧嘩でもしたんですか？
トモ子それがね、子どもに『キャラ弁にしてくれ』って言われたんだけど、キャラ弁って何か知らなくて、”きゃらぶき”っていう山菜をたくさん詰めたお弁当を持たせたの。
そしたら学校で笑われたんですって。
それ以来、無視され続けてるのよ
セラ（・・・。）
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