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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです!

突然ですが、あなたは反抗期のない我が子に対して、不安を感じていませんか?
周りのママ友たちは子どもの反抗期に悩む中、自分のところだけ反抗期が来ないと、「反動で、大人になってから犯罪を犯してしまったらどうしよう・・・。」こんな悩みを抱えているかもしれませんね。

ちなみに、このような悩みを抱えているのはあなただけではありません。

“反抗期は今後の人格形成において非常に重要で自己を確立していく過程だと本で読みました。
やはり反抗期がないとはかなり問題なのでしょうか?反抗期のない方はいらっしゃるのでしょうか?“

引用元:Yahoo!知恵袋

このように、いくつかのネット上の掲示板を見るだけでも、子どもに反抗期がないことに対して不安を抱えている方がいらっしゃいます。
今回は、子どもの反抗期がない理由や、将来への影響などについてお伝えします。
ぜひ、今後の子育ての参考にされてくださいね!

それではまいります!

反抗期の意味と反抗期が訪れる理由

思春期は周囲の影響を受けながら、ひとりの大人として自分を確立していく時期です。また、それまでの発達課題をやりなおす時期でもあります。

思春期におこる反抗期は、「保護者が上、子どもが下という縦の親子関係」を、「子どもも保護者も同列」にしようとする作業です。
つまり、思春期におこる反抗期によって自分の考えを確立させ、親からの精神的自立をしていく時期になんです。

では、なぜ反抗期がない子どもがいるのか、反抗期がない理由と原因についてお伝えします。

反抗期がこない原因には望ましいもの・望ましくないものがある

反抗期がない原因は次の4つです。

 


1.親と対等な関係を築けている
2.反抗期であることに親が気づいていない
3.親の保護や支配が強く、反抗したくてもできない
4.良くない意味での友達親子になっている


1.親と対等な関係を築けている

先ほどお伝えしたように、反抗期が起こるのは「親と子の関係に上下があるから」です。
そのため、親と子が「対等な関係」として付き合ってきた場合、子ども側に反抗する理由がありません。
親と子どもが「お互いが自立し、同等な関係である」ため、良い意味で反抗期が訪れないパターンとも言えます。

2.反抗期であることに親が気づいていない

子どもの成長がそれぞれ違うように、子どもの反抗期にも個人差があります。
乱暴な言葉遣いをしたり、物を壊すなどが反抗期だと思われてしまいますが、「あれ?なんだか今日は機嫌が悪いな・・・」と思うことが、その子にとっての反抗期の可能性があります。
親が想像している反抗期と違うため、親が反抗期に気づいていないのです。

3.親の保護や支配が強く、反抗したくてもできない

自分の意見や考えを伝えても、親が自分の発言を聞いてくれなかったり、否定をされる場合、子どもは反抗しない人間になります。
というのも、子どもは何を言っても自分の考えを否定されるなら、反抗せずに親のいうことを聞いておこうという考えになってしまうからです。
親の支配が強すぎると、子どもが反抗する気力を失ってしまうので、悪い意味で自分の発言ができなくなることもあります。

4.良くない意味で友達親子になっている

本来、子どもが乗り越えるべき壁である存在の親が、子どもとの関係をこじらせたくないからと、親の方から子どもと同じところまでおりてきてしまいます。
すると、場合によっては子どもが親よりも「うえ」の立場になってしまいます。
子どもの立場が親よりも「うえ」になってしまうと、子どもの意見が優先され、子どもが反抗する必要がなくなってしまいます。

反抗期がなくても大丈夫な場合とそうではない場合

反抗期がない理由や原因はそれぞれですが、反抗期がなくても心配する必要のない場合があります。
例えば、「親と対等な関係を築けている」ときです。
思春期になるまえの段階で、親子関係が縦から横に結びなおされ、子どもが親と対等な位置まで成長していることがポイントになります。

このように、親子が同列の関係を築けていると、良い意味で「反抗期がない子ども」として育っていくでしょう。

一方、次のような場合、反抗期がないことが良いことだとは言えません。

 


・親の支配や保護(親と子どもの縦の関係)がずっと続く
・良くない意味での「友達親子」の関係を築いている


 

上記のように、子どもが「ひとりの人間として対等になる」という横の関係がうまく築けていない場合は、子どもの将来に影響してしまうことがあるため、一度、親子の関係を見直してみた方がよいでしょう。

反抗期がない子どもへの将来への影響

親と対等な関係を築けているのであれば、反抗期がなくても心配する必要はないとお伝えしました。
しかし、この関係を築けていなかった場合、子どもの将来へどう影響してしまうのでしょうか・・・?
この章では、子どもと良好な関係を築けなかったがために、子どもの反抗期がなかった場合の将来への影響をお伝えします。

1.子どもがパートナーとの対等な関係がうまく築けない

親の保護や、支配が強すぎると、子どもは「人間として対等になる」という、横の関係を築く機会を失ってしまいます。
その結果、子どもが独立したときに、パートナーと対等な関係がうまく築けなくなってしまうということがあるんです。

2.親へずっと依存したままになる

良好な関係が築けずに、子どもの反抗期がなかった場合、子どもは大人になっても次のような状態になってしまいます。

 


・自分で決めずに親の意見やアドバイスに従う
・困ったことがあると保護者が助けてくれる


 

親との距離が広がらず、ずっと親子の距離が近く親に依存してしまうのです・・・。

反抗期がない子どもへ対する親の接し方

反抗期がないことは悪いことではありません。
ですが、子どもがひとりの人間として自立する機会を失わないように、親が子どもの自立をサポートすることも大切になってきます。
反抗期がない子どもに対して、親が接するときは、次のことを意識すると良いでしょう。

・「あなたはどう思う?」「どうしたらいいと思う?」と常に子どもに考えさせ、判断させる声かけや、働きかけを心がける
・親自身も「子どもに関わりすぎていないか?」「放任しすぎていないか?」と自問自答する

参考:高校生の心理と保護者の関わり方(ベネッセ)

 


 

いかがでしたか?

「反抗期がない=悪いこと」ではないんです。
親が気づかないだけで、子どもは成長して精神的自立をしているのかもしれません。
もし、親のサポートが必要だと思ったら、ひとりの人間として自立できるように、子どもさんと接してあげてくださいね。

テル先生テル先生

反発心を題材にした作品もたくさんありますね。

トモ子トモ子

盗んだバイクで走りだす~♪って歌もそうね。

セラセラ

盗んだバイクで走る・・・?
それって犯罪ですよ・・・。

トモ子トモ子

(もしかしてこの歌を知らない・・・?
これがジェネレーションギャップってやつなのかしら・・・!)

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