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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです!
突然ですが、子どもに発達障害があると診断されて、先が見えず、ひとりで苦しんでいませんか?
「これから、我が子をどうやって育てていったらいいんだろう・・・。」
「我が子の将来はどうなってしまうんだろう・・・。」
このような不安でいっぱいですよね。
「まさか、我が子に障害があるなんて・・・」と、すぐには受け入れられないと思います。
ですが、発達障害をもちながらでも、幸せに生きていけるよう、たくさんのサポートをうけることができます。
たとえば、子どもの個性にあわせた環境づくりをアドバイスしてもらったり、将来、自立できるように就労支援をうけることで、周りのみんなと同じように過ごすことができるのです。
しかし、そのことを親であるあなたが知っておかなければ、子どもを自立の道へと導いてあげることができません。
そこで、この記事では、発達障害者が自立へむけて、どんなサポートが受けられるのかをお話ししていきます!
発達障害の子どもが自分に自信をもち、幸せに生きていくには、育てていく親と、その周囲の理解が必要不可欠です。
子どもに幸せな人生をおくってもらうために、まずは、発達障害についての理解を深めていきましょう!
それではまいります!
発達障害とはどんな障害かを正しく理解しよう
「発達障害」とは、脳の機能に異常があるため、人とのコミュニケーションがうまく取れなかったり、文字の読み書きが苦手など、日常生活に困難が生じる障害のこと。
脳の異常は生まれつきなので、幼少期から、言葉のおくれや、パニックをおこしやすいなどの症状があらわれます。
2012年に文部科学省によっておこなわれた調査では、公立小中学校に在籍する児童全体の6.5%が発達障害の疑いがあるとわかりました。
参考:特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について
この、発達障害は、大きく3つに分類されており、それぞれが違う特徴をもっています。
1.自閉症スペクトラム障害
2.注意欠陥多動性障害(ADHD)
3.学習障害(LD)
それぞれ、どんな特徴をもった障害なのか、みていきましょう。
1.自閉症スペクトラム障害
自閉症スペクトラム障害とは、話の内容を理解したり、その場の空気にあわせた行動ができず、人とのコミュニケーションがうまく取れないなどの症状をもつ障害です。
自閉症スペクトラム障害のなかには、広汎性発達障害(PDD)や自閉症、アスペルガー症候群などが含まれます。
それぞれ、症状の強さによって診断名がかわりますが、本質的には同じ障害のひとつです。
自閉症スペクトラム障害の子どもに対しては、無理に集団生活になれさせるのではなく、個別や小さな集団で、コミュニケーションのとりかたを学んでいくことで、自信をつけることができます。
2.注意欠陥多動性障害(ADHD)
注意欠陥多動性障害とは、ものごとに集中することを苦手とし、人の話をきけなかったり、長時間同じ作業をすることが難しいなどの症状をもつ障害です。
注意欠陥多動性障害の子どもに対しては、集中する時間を短く設定し、定期的に休憩をとりながら、作業をすすめていける環境づくりをすることによって、ストレスを減らすことができます。
3.学習障害(LD)
学習障害とは、計算や文字の読み書きが極端に苦手などの症状をもつ障害です。
放っておくと授業についていけず、自信をなくしてしまうことがあります。
学習障害の子どもに対しては、文字を書くことが苦手であれば、大きなマス目のノートをつかうようにしたり、計算が苦手であれば、絵をつかって数えるなど、子どもの苦手にあわせた環境づくりをすることで、学習にたいする自信を失わずにすみます。
発達障害は、ひとによっては、3つの種類をあわせもっている場合もあるので、症状はさまざまです。
よく、「発達が遅れている」と誤解されやすいですが、そうではなく、得意不得意の差が大きく、「発達に凸凹がある」と考られています。
このように、発達障害といっても、症状や対処法はことなってきます。
子どもの症状をよく観察し、その子にあわせた対処法をとっていくことが大切です。
さて、ここまで発達障害の子どもに対して、それぞれに適したサポートをすることが大切だとお伝えしていきました。
しかしながら、発達障害を治療できる病院はないので、どんな対処をしたらいいのか教えてくれる人がいません。
そのため、個人がもつ特徴に合わせたサポートをしてくれる機関にたよる必要があります。
ここで、あなたに知っておいてもらいたいのが、発達障害者をサポートしてくれる機関の存在です。
幼少期から成人期まで、受けられるサポートを知っておけば、将来に対する不安を軽くすることができます。
つぎからは、「発達障害者支援法」によって設立された、サポート機関をご紹介していきます。
発達障害者のためのサポート機関4つ
日本では、発達障害者の支援を充実させるために、「発達障害者支援法」が施行されました。
発達障害者支援法とは、文部科学省の発達障害者支援法第一条に、下記のように記載されています。
この法律は、発達障害者の心理機能の適正な発達及び円滑な社会生活の促進のために発達障害の症状の発現後できるだけ早期に発達支援を行うことが特に重要であることにかんがみ、発達障害を早期に発見し、発達支援を行うことに関する国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、学校教育における発達障害者への支援、発達障害者の就労の支援、発達障害者支援センターの指定等について定めることにより、発達障害者の自立及び社会参加に資するようその生活全般にわたる支援を図り、もってその福祉の増進に寄与することを目的とする。
参考:文部科学省HP
つまり、発達障害者支援法とは、発達障害者が安心して社会にでられるように、幼少期から成人期まで支援するという法律です。
この発達障害者支援法では、支援の一環として、発達障害者を支援するサポート機関が設立されました。
サポート機関によって、発達障害を抱えている方は、さまざまなサポートをうけることができます。
発達障害者支援法によって設立された、サポート機関は次のとおりです。
1.発達支援センター
2.放課後等デイサービス
3.保育所等訪問支援
4.特別支援学級
どんなサポートが受けられるのか、ひとつひとつ説明していきます。
1.発達支援センター
発達支援センターとは、子どもの発達段階に応じて、「療育」をおこなう施設のことです。
ちなみに、療育とは障害を持つ子供が、社会的に自立できるように取り組む、治療と教育のこと。
療育施設では、発達障害を抱えている方が、日常生活を送りやすくするために、さまざまなトレーニングをおこないます。
発達支援センターでは、おもに、つぎの3つの支援をうけることができます。
●相談支援
相談支援とは、子どもの発達に不安がある家族の相談にのり、支援やアドバイスをする支援活動です。
また、必要に応じて、医療機関や療育機関と連携し、保育所や幼稚園、学校とともに成長をサポートします。
●発達支援
発達支援とは、発達障害者やその家族、それぞれに合った個別の支援計画をたて、子どもへのかかわり方や子育てのポイントを教える支援活動です。
●就労支援
就労支援とは、就労を希望する発達障害者にたいして、就労に関する相談をうける支援活動です。
また、公共職業安定所や地域障害者職業センター、生活支援センターなどの労働関係機関と連携して情報を提供します。
施設によって、支援内容はちがいますが、どの施設も個別で相談にのってくれるので、安心して悩みや不安を相談することができますね。
各都道府県のホームページで施設場所が確認できるので、利用を検討する際はチェックしてみてください!
2.放課後等デイサービス
放課後等デイサービスとは、障害をもっていることで、学童保育を利用しづらい子どもを長期休暇中や放課後にあずかり、支援する施設のことです。
発達障害は、その症状からなかなか周囲から理解されないことがあります。
そのため、家族以外とのあいだに人間関係を保ちづらいのが特徴です。
しかし、放課後等デイサービスでは、家族以外のひととのあいだに人間関係を作ることができるため、自立へとつながる一歩になります。
利用したい場合は、市区町村の子育て支援窓口で、お住まいの地域にある放課後等デイサービスを紹介してもらうことができます。
気になる施設があれば、まずは、見学させてもらい、施設の雰囲気が子どもにあっているかどうか確認してみましょう!
3.保育所等訪問支援事業
保育所等訪問支援事業とは、発達障害をもつ子どもが通う、保育所や幼稚園、小学校を直接訪問し、支援する活動です。
障害児以外の児童と、うまく集団生活がおくれるように、アドバイスをします。
担当者の方が、実際に子どもが施設でおくっている生活を確認したうえで、接し方のアドバイスをくれるので、子どもの集団生活に対する不安をとりのぞいてくれますよ。
市区町村によって、申請窓口が違いますので、利用する場合は、お住まいの市役所や役場へ問い合わせてみてください。
4.特別支援学級
特別支援学級とは、小学校や中学校内に設けられた、障害をもつ子どものための学級です。学校生活で、発達障害をもたない子どもと一緒に授業を受けられるよう、個別で支援をしていきます。
このように、発達障害をもつ子どもが、社会にとけこめるように、個別でサポートしてくれる場所はたくさんあります。
問題が生じたときは、ひとりで抱えこまず、周囲の力を借りてみてくださいね。
また、発達障害者は申請がとおれば、「療育手帳」や「精神障害者保健福祉手帳」をうけとることができ、税金や運賃、公共料金が減免になることがあります。
本人が手帳を受けとることに抵抗がないようであれば、ぜひ利用してみてください。
さて、発達障害をもつ子どもには、様々なサポートを受ける権利があります。
もちろん、それは就労するタイミングでも同じです。
発達障害者の方が就労するには、就労するまでのサポート方法や、就労する際のノウハウがあります。
しかし、支援機関と同様に、知っていなければノウハウを生かすことができません。
そこで、次の章では、発達障害者の方の就労についてお伝えします。
子どもが将来、自立できるように、今から就労にむけての知識をつけておきましょう・・・!
就労活動をするまでにもっておきたい知識3つ
子どもが個性をいかせるような、職業にめぐりあえるかどうかは、親や、その周囲が早めに、本人の特性に気づいてあげられるかにかかっています。
早めに子どもの特性に気づいてあげることで、本人が得意とする分野を学べる専門学校や、大学へ入るという選択肢をもつことができます。
さらに、得意分野で自信をつけていくことで、子どもの自己肯定感が高まるため、胸を張って就労することができます。
では、発達障害者の就労でチェックしておきたいポイントとは、どのようなものでしょうか?
ここでは、つぎの3つをお話ししていきます!
1.早めの就労支援を受ける
2.得意な職業を見つける
3.就職先に発達障害を理解してもらう
1.早めの就労支援を受ける
さきほど、発達支援センターで就労支援がうけられるというお話しをしました。
就労支援では、児童期から子どもの特徴を見抜くことで、就労に向けての進路をアドバイスしてくれます。
ですので、子どもにあった就職先にめぐりあえるかどうかは、児童期からの早めのサポートが大きなカギとなってきます。
また、子どものことは、近くで見ている親が一番よくわかっていますよね。
それに加えて、専門家の力を借りることで、新たな方向性がみつかることもあります。
実際に、就労支援をうけなかったために、そのひとの知能レベルにあった適職につけず、40代・50代になっても無職のままというケースもたくさんあります。
ひとりで悩まず、専門家と二人三脚で、子どもを自立させてあげてください。
2.得意な職業を見つける
発達障害は、得意不得意の差が大きいため、職業を選ぶ必要があります。
仕事に対する自信をなくさないよう、なるべく得意なことをいかせる職業を選ぶようにしましょう。
とはいえ、発達障害を持っている方が、どのような職業が得意で、どのような職業が苦手なのか、わかりませんよね。
一般的には、次のような職業に得意不得意を感じているようです。
●得意な職業
・時間を忘れて没頭できるような、本人がのめり込める好きなジャンルの仕事
・人を相手とするよりも、機械やモノが相手の仕事
・チームプレーよりもマイペースに仕事ができる個人プレー
●苦手な職業
・コミュニケーション能力が必要とされる営業職や接客の仕事
・細かな数字をうごかす経理関係
・ミスが大事故につながるような交通・運輸関係(パイロット、運転手、交通整備)
参考:ひきこもりと発達障害
3.就職先に発達障害を理解してもらう
無事に就職しても、「職場でまわりに迷惑をかけていないだろうか・・・」「楽しく仕事ができているだろうか・・・」と心配になるかと思います。
そこで、大切なのは、職場に発達障害を理解してもらうこと。
自分ができることやできないこと、性格などについて、理解してもらうことで、周囲も本人に対して思いやりを持つでしょう。
とはいえ、自ら発達障害だと告白するのは、勇気のいることです。
「これを言ったら、周りからどう思われるだろう・・・。」と気になってしまうかもしれません。
そこで、勇気をもって告白できる人になるためには、親や周囲が発達障害とむきあい、ありのままの姿をうけいれてあげることが大切になってきます。
就労は、まだまだ先の話のようですが、子どもの成長はあっという間です。
早めに知識を身につけ、焦らずに対応できるようにしておきましょう・・・!
つぎからは、実際に、発達障害をもちながら転職にめぐりあい、活躍している芸能人をご紹介します。
ここで紹介するかたは、ほんの一部ですが、芸能界には発達障害をもっているかたがたくさんいるんですよ・・・!
発達障害を持ちながら活躍している芸能人3名
発達障害をもちながら、活躍している芸能人を3名ご紹介します。
・栗原類
・深瀬慧
・黒柳徹子
子どもの将来に不安をかかえているお母さんにとって、同じ障害をもつ芸能人の活躍は励みになりますね!
栗原類
モデルでデビューし、ネガティブキャラとしてバラエティでも活躍している栗原類さんは、ADHDをもっています。
栗原類さんは、アメリカ在住中の8歳のときにADHDと診断されました。
しかし、よき理解者であるお母さんが、つねに目標を達成するためのハードルを、低く設定してくれたことで、自己肯定感をうしなわずにすんだと話されています。
今の栗原類さんがあるのは、お母さんの子育てのおかげともいえるかもしれませんね!
以下のリンクから、栗原類さんのお母さんのインタビュー記事を読むことができます。
気になるかたは、ぜひ、お読みください。
深瀬慧
大人気グループ「SEKAI NO OWARI」のボーカルをつとめる深瀬慧さんも、ADHDと診断されています。
小・中・高校時代は、まだ自分が発達障害だと知らずにすごしていたため、学校生活になじめず、中学校では不登校、高校は1年生で中退しています。
その後、アメリカ留学をこころみますが、パニック障害がでて精神病棟へ入院し、ここで初めて発達障害だと診断されます。
そのような辛かった経験から、同じように苦しむ人を助けたいとの思とにしました。
しかし、薬の副作用で予備校への道が分からなくなるなどの症状があらわれ、うつ状態になり、カウンセラーの道を断念します。
1年間ほどうつ状態が続きましたが、そのあと、音楽と出会い、自分にはこれしかないと、ミュージシャンになることを決意しました。
不登校気味だった学生時代から、ミュージシャンをめざすまで、深瀬慧さんを支えてくれたのは、幼馴染であるバンドのメンバーだったそうです。
周囲の理解があったからこそ、立ちなおることができたのですね!
黒柳徹子
女優やタレント、声優、司会者と幅広く活躍されている黒柳徹子さんも、ADHDをもっています。
発達障害が理解されていなかった当時、問題児とされ、小学校1年生で退学処分をうけます。
しかし、そのあと通った転校先の学校で、個性にあった教育をうけることができ、自己肯定感を失わずにすみました。
母親にくわえて、学校の先生の理解があったからこそ、さまざまなジャンルに挑戦できる自信をつけることができたのかもしれませんね!
このように、発達障害をもちながらも、社会にでて自立しているひとは、たくさんいます。
しかし、深瀬慧さんのように、周囲に理解されない幼少期をすごすと、大人になったとき、うつ症状や不安症状などの、「二次障害」をひきおこす可能性がたかいんです・・・。
二次障害とは、大人になってから、自分と他人とのちがいに気づき、自信をうしなうことでおきる、うつ症状や不安症状、パニック障害のことをいいます。
二次障害が起こると、周りの人が手をつけられないほどの、事態なってしまいます。
そこで、つぎからは、二次障害の詳細や、予防・対処方法についておはなししていきます。
発達障害者が二次障害を引き起こしてはいけない理由
先ほどもお伝えしましたが、「二次障害」とは、大人になってから自分と他人とのちがいに気づき、自信を失うことでおきる、うつ症状や不安症状、パニック障害などのことです。
子どものころに、周囲から発達障害を理解されずに育った子どもは、つねに劣等感をかかえて生活しているので、自信を失い、自己肯定感がひくいまま大人になります。
自己肯定感の低さが、うつ症状や不安症状をひきおこしてしまうのです。
実際に近年、外来受診した発達障害をもつ80名のうち、69名が二次障害をひきおこしていたという結果もでていて、発達障害を抱えている方であれば、人ごとではないということが伺えます。
参考:ひきこもりと発達障害
二次障害を防ぐためには、親の理解はもちろん、子どもに関わる周囲のひとにも、環境づくりの協力を理解してもらうようにしましょう。
例えば、学校の先生に発達障害を理解してもらうことで、特別支援学級で、のびのびと学習させてもらうことができます。
さらに、先生だけでなく、クラスの友達にも発達障害を理解してもらうことで、いじめを避けることもできます。
発達障害をもつ子どもが、自尊心を失わずに大人になるためには、一番近くにいる親が子どもに合わせた子育てをしていくことと、周囲の理解が必要不可欠なんです。
ほかにも、二次障害をふせぐための、ひとつの選択肢として、「療育センター」で治療をうけるという選択肢があります。
療育センターでは、日々の環境づくりにくわえ、専門的な治療をうけることができます。
つぎからは、療育センターとはどんな場所なのか、お話ししていきます。
ぜひ、療育センターの利用を検討する際の参考にしてくださいね。
専門的な治療がうけられる療育センターについて
「療育センター」とは、専門家による、個別のリハビリやトレーニングをおこなう施設のこと。
なかには、スポーツに特化した療育や、アートに特化した療育など、オリジナルの療育を受けられる施設もあります。
専門的な治療を個別でうけられるため、それぞれの苦手を克服できる可能性が高いと考えられています。
ただし、苦手を克服することばかりに目をむけていると、テスト結果に一喜一憂し、子どもも親も疲れてしまいます。
あくまでも、ありのままの子どもを受け入れてあげることを前提に、療育をうけるようにしましょう。
ここまで、発達障害をもつ子どもを育てていくために、サポートしてくれる機関がたくさんあることが、おわかりいただけたかと思います。
しかし、子どもを育てていくうえで、弱音をはきたいと思うこともでてくるでしょう。
子どもをしっかりとサポートしていけるように、育てていく親にも、悩みをうちあけられる場所が必要です。
そこで、次の章では、発達障害の子どもをもつ親が、不安や悩みを相談できる場所をご紹介します。
ぜひ、不安や悩みを打ちあけられる居場所をつくっておきましょう。
親の心のサポートをしてくれる場所
ここでは、発達障害者の子どもをもつ親の、心のサポートをしてくれる場所を、3つご紹介します。
1.発達障害者センター・児童相談所
2.子育て相談窓口
3.親の会
どのような場所なのか、それぞれ説明していきます。
1.発達障害者センター・児童相談所
先ほどもお伝えした、発達障害者センターですが、子どものサポートだけでなく、子育てのしかたを一緒に考えてくれる場所でもあります。
また、児童相談所は、全国に設置されており、18歳未満の児童の問題を相談できる場所です。
お住まいの地域の児童相談所がしりたい場合は、下記の全国児童相談所の一覧を参考にしてください。
2.子育て相談窓口
子育て相談窓口は、各地域の保健センター内にあることが多く、発達障害についてはもちろん、子育てをする親の悩みを聞いてくれる場所でもあります。
必要であれば、専門機関へ紹介してもらえるので、わからないことがあれば、気軽に相談してみてください。
3.親の会
親の会とは、発達障害の子どもをもつ親が、悩みを共有したり、情報交換をする場所です。
親の会には、「全国LD親の会」や「日本自閉症協会」などの大きな集まりから、地域の小さなコミュニティーまであります。
大きな集まりでは、親同士の懇談だけでなく、講演会活動などに参加できますが、参加するには入会が必要な場合がおおいため、ハードルが高いと感じるかもしれません。
同じ境遇のひとに、「悩みをきいてもらいたい・・・!」「愚痴をはきたい・・・!」という目的であれば、地域の小さなコミュニティーがおすすめですよ!
地域の小さなコミュニティーは、子育て支援センターや、子育て相談窓口などで紹介してもらえることがあるので、一度たずねてみてはいかがでしょうか。
ぜひ、子どものサポートだけでなく、自分自身の心のケアもわすれないようにしてくださいね!
いかがでしたか?
発達障害をもつ子どもを、サポートしてくれる場所は、たくさんあるということが、おわかりいただけたかと思います。
ひとりで悩まず、あらゆるサポート機関を利用し、社会全体で子どもにあった環境をつくっていきましょう!
子どもの環境づくりは、母親1人で背追い込まず、みんなで協力しあうことが大切なんですね・・・!
そうよ〜!
子育てってほんと大変なんだから。
世の中のお母さんはすごいなぁ・・・私は、サボテンですら育てられず枯らしてしまいます・・・。
枯らす方が難しいわ・・・!
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