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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです!

突然ですが、「子どもが学校へ行かなくなってしまったのは私のせいなのかな・・・。」こんなふうに自分を責めていませんか?

「自分のなにがいけなかったんだろう・・・?」
「もっと子供に優しく接していればよかったのかな?」
「不登校にさせてしまってごめんなさい・・・。」

学校へ行ってくれない我が子を見ていると、こんな言葉が頭の中をぐるぐるしてきてしまいますよね。

こちらは、子どの不登校を自分のせいだと感じ、一人で抱え込んでいる母親の実際の声です。

周りからいろいろ言われて混乱しています。
甘やかして育てたから不登校になったのか、厳しすぎたとか?息子はなにもいいません。
原因もわからないまま学校に行けと言ってはいけないとか言われますが、行かずにいると将来もっと辛い思いをするのではないかと心配です。

引用元:Yahoo知恵袋

このように、多くの母親が子どもの不登校について頭を悩ませています。

いろいろと試したけれど、学校へ行ってくれない我が子にイライラ・・・そして、我が子にたいして情けない・・・と感じてしまうことでしょう。
我が子の不登校に悩むお母さんの心は、いつ割れてもおかしくない風船のようにパンパンなのです。

このままでは家の中からお母さんの笑顔がなくなってしまいます!

なので今回は、ひとりで悩んでいるお母さんのために、不登校になってしまう子どもにはどんな原因があるのかご紹介したいと思います。

それではまいります!

子どもが不登校になってしまう4つの原因

冒頭でお伝えしたように、「子どもが不登校になってしまったのは私のせいなんじゃ・・・。」と、思っているお母さんはとても多いようです。

もちろん原因のひとつとして、家庭環境が影響している場合もありますが、ほかにもさまざまな理由が考えられるんです。

そして、どんな理由であれ、不登校の子どもは「自己肯定感が低い」ということが共通して見られます。

自己肯定感とは「ありのままの自分でいいんだ」「自分は存在する価値があるんだ」と感じられることです。
自己肯定感が低いということは、自分に存在価値を見いだせていないということになります。

自己肯定感が低くなってしまう理由は大きく分けるとつぎの4つです。


  1. 見過ごしやすい発達障害
  2. 先生や友達からのいじめ
  3. 生まれつきの体質や気質
  4. 家庭の影響

見過ごしやすい発達障害 先生や友達からのいじめ 生まれつきの体質や気質 家庭の影響

ひとつひとつ解説していきます!

1.見過ごしやすい発達障害

「発達障害」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

じつは、発達障害が不登校の原因になってしまうことがあるのです!
発達障害は大きく3つの種類に分かれていますので、それぞれご説明したいと思います!

1.広汎性発達障害(PDD)【こうはんせいはったつしょうがい】

アスペルガー症候群や自閉症がこの、広汎性発達障害(PDD)に分類されます。

症状としては、ひとつのものごとに対しての執着が強く、規則が崩れることを極端にいやがるといったことがあります。
ほかにも、場の空気を読むことが苦手で、その場に合わせた言動をとることも苦手です。

幼少期に発見された場合には、個別や小さな集団で療育を受けるなどして、コミュニケーション力を養う対処法をとることもできます。

成人してから発見された場合には、薬に頼るまえに、本人の周りで急激な生活環境の変化や過度なストレスがなかったかを気にし、環境の調整をしてあげることが大切になってきます!

2.学習障害(LD)

学習障害の症状は、全体的な知的の遅れはないけれど、文字の読み書きや計算など、勉強に関する特定の機能が極端に低くなります。

対処法としては、書くことが苦手であれば大きなマス目のノートを使うようにしたり、計算が苦手であれば絵を使って分かりやすく考えるようにします。

苦手な分野に対して、柔軟に対応してあげることが必要なのです!

3.注意欠陥多動性障害(ADHD)【ちゅういけっかんたどうせいしょうがい】

最近テレビでも耳にすることが多くなってきたこの、ADHDですが、本人の自覚症状がないことが多いようです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状はつぎの4つに分類されます。


  • 不注意
    人の話を聞けない、忘れ物が多いなど、ひとつのことに対して集中力がなく、注意力 が散漫になってしまう症状です。
  • 衝動性
    怒ると乱暴になって手をだしてしまったり、順番が守れないなど、気持ちが衝動的に なってしまう症状です。
  • 多動性
    興味のあることに対して過剰にじゃべり続けたり、じっとできずにいつもソワソワし ているような症状です。
  • 不注意優勢型
    不注意や衝動性、多動性などの症状が目立たず、大人しくぼんやりしている症状です。
    一番発見されにくく、「性格」として見過ごされてしまうことが多いようです。

このように、発達障害はほかの人より少しだけ苦手という場合が多いため、本人の努力 不足だと見られてしまいます。
一番近くにいる家族がちょっとした異変に気づき、本人が安心して生活を送れる環境を作ってあげましょう。

2.先生や友達からのいじめ

 学校でのいじめは、本人の居場所がなくなるきっかけになってしまうため、結果的に「学校へいきたくない」という気持ちになってしまいます。

体つきや能力が人より目立っていたり、大人しくて言い返すことのできない子などがいじめの対象になりやすく、先生からの理不尽な仕打ちや友達からの悪ふざけが原因のひとつ にあります。
大人でも職場で嫌な目にあったら憂鬱(ゆううつ)になってしまうのに、子どもの心だったらもっと大きな傷がついてしまいますよね・・・。

いじめにあっている子は、「自分がいじめられているということを隠したいから親に話せない」ということが多いようです。

3.生まれつきの体質や気質

子ども自身の生まれ持った性質が不登校の原因となることもあります。

その性質はつぎの3つです!


  1. 親の言葉の影響を受けやすい
  2. 先天的低血糖症(せんてんてきていけっとうしょう)
  3. 共感覚

ひとつひとつ解説していきます!

1.親からの言葉の影響を受けやすい気質

これは、幼少期に親に言われた言葉が記憶にのこり、その言葉によって強い影響を受けやすい子どものことを言います。

兄弟姉妹で同じように育てられたとしても、親からの言葉の影響を受けやすい子と、そうでない子がいます。
とくに親からの言葉の影響を受けやすい子というのは、親から言われた言葉によって自分を見失ってしまい、自己肯定感が低くなってしまいがちです。
結果として、不登校になってしまうのです。

2.先天的低血糖症(せんてんてきていけっとうしょう)

低血糖症とは、血糖値が正常範囲を下回ることで、さまざまな精神病や身体症状をおこす病気のことです。
とくに、大脳にエネルギーが回らなくなるため、精神症状が深刻になります。
ボーっとして体が動きにくくなったり、アドレナリンの過剰分泌によって暴力的になることもあります。

3.共感覚

たいてい、人は映像情報はそのままの映像として、音声はそのままの音声として、脳で処理します。
しかし、共感覚を持つ人は「文字や数字に色がついている」「話し言葉や音楽に色を感じる」「何かを味わうと手に形を感じる」など、ひとつの感覚を味わうと無意識的に別の知覚が感じられます。

なかには、他人の負の感情に敏感に反応し、頭痛や吐き気、めまいなどの身体症状があら われる子どももいます。
そうなると、受験やストレス、プレッシャーなどに満ちた学校での生活は、クラスメイトの負の感情を感じてしまい、登校することが難しくなってしまいます。

4.家庭の影響

子どもにとって、はじめての人間関係は”家庭”の中にあります。
なので、家庭での環境が子どもに影響し、不登校になる場合があります。

「家庭環境」というとざっくりしすぎて分かりづらいので、つぎ3つに分けて細かく説明して いきますね!


  1. 生活環境の急激な変化
  2. 親との関係
  3. 家族の不和

1.生活環境の急激な変化

「親の転勤による引っ越し」「家庭内での別居」などは子どもを不安にさせてしまいます。
今までの環境との急激な変化に心が追いつかず、不登校になってしまうのです。

さらに、両親が共働きで子どもと接する時間が短いと、不安や悩みを打ち明けることもできません。
しかたのない都合の場合でも、子どもとよく話し合い、子どもが理解し受けとめることが 必要ですね。

2.親との関係

親との関係が不登校につながる場合もあります。

とくに、つぎの4つの関わりかたは、不登校につながりやすいので注意が必要です!

●過干渉

過干渉とは、子どもが行動を起こすまえに親が先回りしてやってしまったり、宿題や学校の準備などを過度にチェックをしたり、親が子どもの目の前にレールを敷いてしまうことを言います。
過干渉で育った子どもは、自分の力で考えることができなくなり、さらに「自分の主張は通らないんだ・・・。」と感じて自己肯定感が低下してしまいます。

親としては、「失敗してほしくない・・・!」と子どものためを思っているつもりでも、 子どもは知らず知らずのうちにストレスが溜まっていくんですね。 子どもを大切に思う親なら、ついついやってしまうのがこの過干渉です。

●放任主義

さきほどの過干渉とは真逆なのがこの、放任主義です。
たとえば、子どもが学校に遅刻しても、テストで悪い点をとっても無関心であったり、弁当はお金だけ渡してコンビニ・・・と、子どもに関心がない状態です。

放任主義のもとで育った子どもは、親からの愛情が感じられず、愛情を確かめようと無意識に非行に走るというケースが多くなってしまいます。

●子どもに対して人格を否定する言葉が多い

『人格を否定する』とは、「おもちゃを貸してあげないなんて“意地悪な子ね”」や「宿題をやるって言ったのに“嘘つき”だな~」といった言葉を指します。

実際、よく言ってしまいがちな言葉として「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」 というような言葉があります。

こんな言葉を浴びながら育った子どもは、「自分は親から認められない価値のない人間だ・・・」「ありのままの自分では受け止められないんだ・・・」と感じるようになり、 学校でも人の評価ばかり気にするようになってしまいます。
自分ではない別の誰かを演じているうちに、体と心が疲れてしまい、不登校につながってしまいます。

●母子分離不安

母子分離不安とは、母親と離れることに対して、強い不安を抱く子どものことを言います。

3歳未満であれば、保育園や幼稚園に行くことに、泣き叫んで拒んだりします。
3歳以上であれば、学校や友人宅へ行くことを拒否したり、迷子になると異常なほど不安を抱いたりします。

母子分離不安には、「妹や弟ができて母親を独り占めできなくなった」「入園・入学など慣れない環境の中で母親と離れる時間が増えた」といった原因があるようです。
この場合、子どもが満足するまで甘やかせてあげることが大事になってきます。

満足度は子どもによって違うので、母親が「甘やかせすぎかな?」と決めつけず、満足す るまで甘えさせることが大切です。
そうすることで、母親からの愛情をしっかりと感じとることができ、子どもの承認欲求が 満たされていきます。

3.家族の不和

「子どもと親」にかぎらず、両親の仲が悪いことで同じ環境にいる子どもの心は傷ついてしまいます。

毎日、喧嘩が絶えない夫婦や、仲がぎくしゃくしていて会話も笑顔もないような夫婦のあいだで育った子どもは、家の外でも中でも羽を休める場所がなく、ストレスが溜まってい きます。
結果として、両親の仲を取り持とうといつも“いい子”を演じようとし、学校で友達と円満に関わることができなくなってしまいます・・・。

これでは学校でも家の中でも居場所がありません。
つねに気を張っている状態がつづき、いつか容量オーバーになったとき、不登校という形になってしまうのです・・・。

これまで不登校になる原因をいくつかお話ししてきました!

でも、「原因は分かったけど、もう子どもは不登校になってしまった・・・これからどうしていけばいいの?」というかたが多くいらっしゃるかと思います!

次からは、これから母親として子どもにできることをお伝えしたいと思います!

不登校の子どもに対して母親ができる5つのこと

「まさか自分の子どもが不登校になるなんて・・・」あなたは心の中でこのように感じていませんか・・・?

なにが悪かったのか、どうすればよかったのか、そしていま目の前にいる不登校の子どもにどう接すればいいのか、子どもの将来のことを考えると母親としての責任を感じてしまいますよね。
しかし、母親が子どもにできることは、「学校へ行けるように促すこと」ではありません・・・!

不登校の子どもに対して、母親ができることは次の5つについて解説していきます!


  1. 学校へ行かない理由を問い詰めない
  2. 「怠け」や「反抗」と決めつけない
  3. 母親である自分のせいだと抱え込まない
  4. 感謝の気持ちを持ってありのままを受け入れてあげる
  5. 第三者の力を借りる

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1.学校へ行かない理由を問い詰めない

不登校生徒に関する追跡調査研究会の「なぜ不登校になったのか?」という不登校児にとったアンケートによると、「自分が不登校になった理由が分からない」と答えた生徒が圧倒的に多かったのです!

参考:不登校に関する実態調査

「学校へ行こうという気持ちはあるが、身体の調子が悪くなんとなく不安」という答えや、「無気力でなんとなくいけない」など、どうして自分が学校へ行けないのか、その理由が分からないのです。

そんな子どもに対して、「なんで行かないの!?」「どうしたら学校へ行けるようになるの!?」などと問いつめても、理由が分からない本人はどんどん苦しくなるだけです。
不登校児の中には「行きたいのに行けない」という子が多いのです。

2.「怠け」や「反抗」と決めつけない

通常なら学校へ行く時間に、布団の中でゴロゴロしている姿や、夜になると外を徘徊するという行為に、イライラしているお母さんも多いはずです。

表面上では、「怠けている」「反抗している」ように見えますが、「昼間にずっと寝ている」という行為は、不登校になっている自分からの現実逃避であって、怠けているわけで はありません。
結果的に、みんなと顔をあわせなくてもいい夜に活動をしはじめ、昼夜逆転の生活になってしまうのです。

子どもが現実逃避をするための行動を起こしている場合、怠けや反抗と決めつけてしまうと、行動のしようがなくなり、苦しくなる一方です。

3.母親である自分のせいだと抱え込まない

不登校になる原因のひとつとして、家庭環境とお伝えしましたが、同じ環境で同じ育てかたをしても不登校になる子と、そうでない子がいます。
なぜなら不登校は、単に家庭環境だけが原因というわけではなく、環境とその子の性格とが絡み合って引き起こっているからです!
つまり、親の「育て方」というよりは、その子自身を含む「育ち方」に原因があるのです。

こういう子育てをすれば不登校にはならないというマニュアルはありません。
ですので、「母親である私のせいで・・・」と自分を責める必要もないのです。

母親が落ち込んでしまえば、今度は子どもが「自分のせいでお母さんが・・・」と落ち込んでしまいます。
「不登校は誰のせいでもない」ということを、分かっていただきたいと思います!

4.感謝の気持ちを持ってありのままを受け入れてあげる

あなたも、子どもが生まれる前は、「とにかく無事に生まれてくれればいい・・・!」と、ただただ願っていたと思います。
そのときの気持ちを思い出して、誰かと比べず、ありのままのわが子を愛してあげてくだ さい。
そして言葉にして無条件の愛を伝えてあげてください!

5.第三者の力を借りる

周りの目が気になってしまい、我が子が不登校になっていることを誰にも相談できず、自分だけで抱え込もうとするお母さんがとても多いです。
悩みを打ち明けるのは簡単なことではないかもしれませんが、自分以外の人の力を借りてみてはどうでしょう・・・?

世の中には、不登校児と母親をサポートしてくれる方がたくさんいます。


  • 担任の先生
  • 保健室の先生
  • スクールカウンセラー
  • 不登校専門のカウンセラー

一般的に、不登校の相談といえば担任の先生や保健室の先生、スクールカウンセラーさんが思いあたりますよね。
ですが、ほかにも「不登校カウンセラー」など、子どもの相談ができる専門家がいて、親身になって話を聞いてくれます。

まずは一度会ってみて、自分や子どもさんと相性のよいカウンセラーを探してみてはいか がでしょうか?

子どもが不登校になってしまうと、母親として責任を感じ、どうしても学校へ行くよう説得してしまいます。
しかし、言って聞かせても本人は苦しんでしまうだけです。
ときには子どもの力を信じて見守ってあげてくださいね!

自分の心に手を当てることも忘れないで!

強い母親でいようと、自分の感情を押さえつけていませんか?
なんでもないフリをして自分の感情から逃げていると、いつかあなた自身が壊れてしまいます。

自分の苦しみを人に話すことは、勇気がいることかもしれません。
しかし、もしもあなたが壊れてしまえば、子どもさんはさらに元気をなくしてしまいます。

まずは、信頼できる人に相談したり、弱さをさらけ出すことから始めてみてください。
「助けて」と言えば、誰かが必ず力になってくれます。
自分の感情にたいして、素直になってもいいんです・・・!

自分を苦しめていることに許可を出すことができれば、子どもが不登校になっている事実に対しても、許可を出してあげることができます。
まずはお母さん自身が、自分のことを大切にしてくださいね!


いかがでしたか?

子どもの不登校は、決して母親だけのせいではない・・・ということが分かっていただけはずです。
「一日でも早く、お母さんとお子さんに笑顔が戻ってきてほしい・・・!」

トモ子トモ子

(息子を一人前にしようと、ついつい「男の子なんだから!」って叫んじゃうわ・・)

セラセラ

トモ子さんは、ふだん子どもさんにはどんな声かけをしていますか・・・?

トモ子トモ子

そうね・・・わたしは
「辛いときは泣いていいのよっ!」てありのままを受け入れているわ。

セラセラ

わァ・・・!
さすがトモ子さんは、てる先生からコミュニケーション方法を学んでいるだけのことはありますね・・・!

トモ子トモ子

え、えぇ、まぁね。
(はぁ、またやってしまったわ・・・。 この強がりをいつも指摘されるのよね・・・。)

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子どもが不登校や引きこもりになってしまうのはなぜだか知っていますか?

子どもが不登校になってしまう原因はズバリ”見捨てられ不安”を感じているからです。
見捨てられ不安とは、子ども自身が「親から見捨てられるのではないか・・・?」と不安に感じている状態のこと。
この見捨てられ不安を感じることによって、子どもは不登校や引きこもりになってしまうのです。

今回無料で配布している限定資料には、この子どもが見捨てられ不安を感じてしまう”親の言葉がけ”をご紹介しています。

 


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