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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです!

突然ですが、子どもの七五三を目前に、七五三にはマナーがたくさんあることを知って焦っていませんか?

七五三は両家の両親も参加することが多いイベントなので、マナーを知らないと、常識しらずだと思われ、恥をかいてしまう可能性もあります・・・。
とくに、義母には「そんなことも知らないの?」「できない嫁ね・・・」とガッカリされたくありませんよね!

そんなあなたに、七五三を迎えるまえに、きちんとした知識やマナーを学んでおいてほしいと思います。
そうすれば、胸を張って当日を迎えることができますし、義母から「若いのに、よく知ってるのね!」ほめ言葉をいただけるかもしれません!

今回、この記事では七五三までに知っておくと役立つマナーと、当日スムーズな1日を送るための事前準備をお伝えしていきます。

「マナーってなんだか堅苦しくて難しそう・・・」と感じている人も多いと思いますが、分かりやすく説明していきますので、安心してくださいね・・・!
一生に一度のお祝い事なので、「やってよかった!」と思えるような、いいイベントにしましょう。

それではまいります!

七五三を迎える前に知っておきたい知識3つ

「七五三」とは、子どもが大人に近づいていくことを神様に奉告し、日ごろの感謝をこめて、これからの成長を祈る行事のこと。

最近の七五三では、記念撮影がメインだったり、服装が自由だったりと、昔からの言いつたえやマナーがあまり気にされなくなってきました。
とはいえ、一緒に参拝する義理の両親は、まだまだマナーを重視する人も多いはずです。
マナーを知らないまま参拝すると、恥をかいてしまうかもしれません。
あまり、難しく考えすぎる必要はありませんが、親になったからには、最低限の知識を覚えておきましょう!

七五三を迎える前に、覚えておいてほしい知識は次の3つです。

 


1.  七五三参拝をする時期
2. 七五三参拝に適した場所
3. 参拝の仕方


 

ひとつひとつ順番に説明していきます!

1. 七五三参拝をする時期

七五三参拝は、女の子は3歳と7歳におこない、男の子は3歳と5歳におこないます。

以前は、数え年でおこなうことが一般的でした。
しかし、最近では満年齢でおこなったり、兄弟姉妹を同時にするために、数え年と満年齢が混ざっていたりと、あまり細かく気にされなくなってきています。
そのため、どちらのタイミングでおこなっても問題はありません。

また、一般的に、七五三の日は11月15日とされていますが、親の仕事の都合で、七五三の日の当日に参拝する人は少なくなっています。
なので、11月15日の前後1か月ほどの間で、家族の都合がつく日を選べば大丈夫です。

ちなみに、七五三の参拝をする日は、大安や仏滅などの「六曜」がよいとされています。
「六曜」とは、冠婚葬祭などの行事をおこなう際に、吉凶の判断をする日柄のこと。
六曜に七五三を行うことは、縁起のよいことなのです。

しかし、最近では、六曜以外で七五三を行う家庭も増えています。
家族全員が気にしないようであれば、細かい日取りにこだわらないようであれば、六曜以外で参拝を行なっても構いません。
あとから揉めることのないよう、両親の意見も聞き入れて参拝日を決めるようにしましょう!

2.七五三参拝に適した場所

一般的に、七五三の参拝は、これまで成長をともにしてきた氏神様がいる、家の近所の神社でおこないます。
いつも近くで見守ってくださっている神様に、成長の奉告と感謝の気持ちを伝えるためです。

しかし、最近は「有名な神社で七五三をしたい・・・!」といった理由から、わざわざ遠くまで足を運ぶ人も多くなってきています。
こだわりのある人は仕方ありませんが、本来の意味とは少し違ってしまいますので、できれば氏神様のいる、近所の神社でお参りするようにしましょう。

また、遠方に両親がいる場合は、子どもの体力面も考えて自宅から近い神社へ来てもらうようにしましょう。
子どもは慣れない服装でクタクタになりますので、すこしでも移動の少ない手段を考えてあげてくださいね。

3.参拝の仕方

参拝には正しい手順があります。
七五三だけでなく、初詣や合格祈願など、どの参拝にも共通している手順なので、七五三を機に覚えておきましょう!

ちなみに、神社とお寺は、参拝の手順が異なるため、ゴチャ混ぜにならないよう注意が必要です。

それでは、神社とお寺の参拝方法の違いに注意しながら、参拝の手順をみていきましょう!

 


 

参拝の7つの手順

1.鳥居(お寺は山門)の前で軽く一礼する

神社では鳥居、お寺では山門、それぞれの前で一礼しましょう。
なぜなら、鳥居や山門は神様の家の玄関にあたり、「お邪魔します」という挨拶をする必要があるからです。

2.手水舎(ちょうずや)で手と口を清める

鳥居(または山門)をくぐると、水が溜められている手水舎という場所が見えてきます。
神聖な場所へ入るまえに、両手と口を清めることで、心も清めるという意味がこめられています。

手水舎での清め方には手順があるので、覚えておきましょう。

 

3.鐘をつく(お寺のみ)

お寺での参拝の場合、本堂に行くまえに、仏様へのあいさつとして鐘を鳴らします。
ただし、一般客の使用を禁止しているお寺もあるため、鳴らすときは、使用可否の確認をとるようにしましょう。

4.お線香をあげる(お寺のみ)

お線香には、「身を清める」「仏様の食べ物」という、ふたつの意味があります。

子供の成長を見守ってくれている仏様に、感謝の気持ちとしてお線香をあげましょう。
火をつけるときは、人からのもらい火は縁起が悪いとされているので、お寺の種火か自分のもっているライターで火をつけてくださいね。

5.参拝

参拝は、神様や仏様をよび、感謝の気持ちを伝える儀式です。
神社とお寺では参拝の作法がちがいますので、正しい作法を覚えておきましょう。

神社の参拝作法に比べ、お寺の参拝作法は、手をうたず、胸のまえで静かに両手をあわせて合掌するだけです。
間違ってお寺で手をうってしまうと、悪い意味で目立ってしまうので注意してくださいね。

6.鳥居(または山門)の外から中にむかって軽く一礼する

帰るときも「お邪魔しました」という意味をこめて、一礼します。

 


 

このように、神社とお寺、両方に正しい手順と作法があります。

しかし、「完璧にこなさなければ・・・!」と思うと、せっかくの七五三参拝も苦痛になってしまいます。
大切なのは、神様や仏様に日頃の感謝をつたえることです。
「少しくらい間違えても大丈夫・・・!」というくらいの気持ちで、当日を迎えてくださいね。

ここまでお伝えした参拝方法は、「略式参拝」といい、日常でもおこなわれる参拝方法です。
七五三のような特別な日には、略式参拝にくわえ、本殿にあがり祈願する「祈祷(きとう)」をおこなうことになります。

祈祷をうける場合は、祈祷の予約や初穂料の準備が必要です。
そこで、つぎからは、祈祷をうけるときに必要な、事前準備についてお伝えしていきます。

祈祷をうける場合の事前準備

「祈祷」とは、社殿にあがり祈願する、もっとも丁寧なお参りの方法です。
お願いごとを神様に伝えるため、神主が祝詞(のりと)をとなえてくれます。

先ほどもお伝えしたように、祈祷をうける場合は、つぎの2つの事前準備が必要です。

 


1.  祈祷の予約
2. 初穂料の準備


 

それぞれどのように準備すればいいのか、説明していきます。

1. 祈祷の予約

七五三シーズンは、祈祷を受けるひとが特定の日に集中するため、ほとんどの神社は予約が必要です。
また、祈祷を受けられる期間も決まっているので、早めに参拝予定の神社へ祈祷期間の確認をする必要があります。

もし、祈祷の予約をせずに参拝へ行ってしまった場合、祈祷を断られる可能性もあります。
祈祷を受けられないことで、両親をガッカリさせないように、事前の予約を忘れないようにしておいてくださいね。

2. 初穂料(はつほりょう)の準備

「初穂料」とは、神様にお供えするお金のこと。

初穂料は、祈祷をうけるときに神社へ渡すのが決まりになっているので、事前に準備をしておく必要があります。

神社によっては、「玉串料(たまぐしりょう)」と呼ばれたり、お寺の場合は、「御布施(おふせ)」とよばれたりしますが、意味は初穂料と同じです。

初穂料の準備では、心がけるポイントは、「封入する金額」と「のし袋の書き方」です。
詳しい準備方法について、以下のページで解説しているので、ご確認ください。

七五三の初穂料ののし袋の書き方

つづいて、七五三での服装のマナーについてお伝えしていきます。
両親の前で恥をかかないように、七五三にふさわしい服装を覚えておきましょう。

七五三で後悔しない服の選びかた

最近の七五三では、あまり服装のマナーを気にされなくなってきました。
しかし、両親も参加する行事なので、マナーからはずれすぎた服装をしてしまうと、恥ずかしい思いをしてしまう可能性があります。

そこで、子どもとパパ・ママ、兄弟姉妹はどのような服装をすればいいのかを、ひとりひとりお伝えしていきます。

1.子どもの服装

七五三では、和装と洋装、どちらを選んでも構いません。
では、和装と洋装それぞれ、どのような種類を選べばいいのか、性別ごとに紹介します。

 


 

●男の子

3歳(イラスト左)・・・羽織袴
紋付の着物に袴をはき、袖なしの羽織をあわせます。

5歳(イラスト中央)・・・羽織袴
5つ紋の入った着物に袴をはき、羽織をあわせます。

洋装(イラスト右)
セットアップのスーツやジャケットパンツを選ぶと、七五三にふさわしい装いなります。


 

●女の子

3歳(イラスト左)・・・被布
男の子と同様、着物の上に被布を合わせます。

7歳(イラスト中央)・・・着物
からだに合わせて、おはしょりや肩上げをした本格的な着物を着ます。

洋装(イラスト右)
フォーマル感があるワンピースを選ぶようにしましょう。

2.お父さん・お母さんの服装

お父さんとお母さんは、ふたりの服がつりあうように注意してコーディネートするようにしましょう。
例えば、お母さんがワンピースであれば、お父さんはビジネススーツを着ると、お互いのバランスがよくなります。
ふたりのバランスがとれた服装を選んでくださいね。

3.兄弟姉妹の服装

兄弟姉妹の服装を決めるときは、主役より目立ってしまわないように気をつけましょう。

例えば、男の子の場合は、黒やネイビー、グレーなどの落ち着いた色のジャケットとパンツを選びます。
女の子の場合は、淡い色のワンピースやブラウスを選ぶと、主役より目立ってしまう心配がありません。

 


 

このように、主役の子どもだけでなく、周りの家族にも服装のポイントがあります。
あとで写真を見かえしたときに後悔しないよう、家族の服装も前もって考えておきましょう。

七五三にむけてやっておきたい事前準備3つ

七五三当日は、両親も一緒に1日をすごします。
事前準備をせずに、当日をむかえると、両親をふりまわしてしまうことになりかねません。
そこで、つぎの3つの事前準備をこなしておくと、スムーズな1日を過ごすことができます。

 


1.衣装の準備をする
2.食事会の準備をする
3.記念撮影の予約をする


 

それでは、ひとつひとつ詳しく説明していきます。

1.衣装の準備をする

両親の都合を聞き、七五三の日程が決まったら、衣装の準備にとりかかりましょう。
衣装のレンタルは、貸衣装店のほかにも、フォトスタジオなどがあります。
フォトスタジオでは、撮影と一緒に衣装も借りられるので、一石二鳥です。

2.食事会の準備をする

一般的に、七五三の参拝が終わると、その晩に両親を招待して食事会をおこないます。
ホテルや和食料理屋で食事会をおこなう場合は、事前に予約をしておくようにしましょう。

また、食事会は外食だけでなく、自宅でおこなうのもオススメです。
なぜなら、自宅であれば、両親も気軽に泊まることができるし、子どもが騒いでも周りを気にする必要がないからです。

家族にとって、どこで食事会をするのがベストなのか、判断してくださいね。

3.記念撮影の予約をする

フォトスタジオで記念撮影をする場合、前撮りがオススメです。

なぜなら、七五三の当日に撮影しようとすると、スケージュールがぱんぱんなため、時間に追われてしまうからです。
前撮りの予定を組んでおけば、当日は撮影に集中できるため、満足のいく写真がとれるでしょう。

ちなみに、前撮りをする時期は、七五三の撮影で込みあう、10月から11月をさけ、5月から9月にすませるとスムーズです。

このように、七五三までに事前準備をしておくと、当日、両親をガッカリさせることなく、1日を過ごすことができますよ!

 


 

いかがでしたか?

今回お伝えした内容を実践しても、子どもがいるイベントにトラブルはつきものです。
途中で、想像以上にぐずってしまうこともあります。
あまり気負わずに、「計画どおりにすすめばラッキー・・・!」ぐらいの気持ちで当日を迎えるのがオススメです・・・!

 

セラセラ

今まで正しい作法なんて知らずにお参りしてたな・・・。
恥ずかしいっ・・・!

トモ子トモ子

「二礼二拍一礼」こんなの常識よ~!
じゃぁあなた今までどうやってお参りしてたの?

セラセラ

私は力強く「一拍」のみです!

トモ子トモ子

神様の前で一本締めしてどうするのよ・・・。

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