(前回の続き)

 

そういう点で、私は幼児教育に対しても 疑問を持っています。

例えば、「右脳開発」をうたい文句にする、団体。

私のカウンセリングを受ける方で、 「右脳開発」に通わせられていた、というお子さんは多いです。

右脳開発なんだから、ロボットじゃなくて、 創造性を生み出すのだと思っている方が多いのですが、どうもそうではないように感じます。

現実ではあり得ない刺激を与えて、超高速で反応をさせる。

それに対して強い疑問を持ちます

そんなことよりも、道端に咲いている小さな花に感動したり、人間同士の暖かいやりとりを求めあったり、そういったことの方が、よっぽどお子さんのためになると私は思います。

右脳開発なんだから、ロボットじゃなくて、 創造性を生み出すのだと思っている方が多いのですが、どうもそうではないように感じます。

 

あれは決められた問題に対して正確に答えるだけ。 創造性をつぶしているんじゃないか?

幼児期にそんな刺激を与えて、そんな能力を開発させて、 一体何になる?

それが子どもの将来の、本当の幸せにつながるのか?

 

お受験用の塾に行ったお子さん全員が 不登校になるわけではありませんし、 もちろん、全てを批判するわけではありません。 (カリキュラムをすべて知っているわけではないので)

しかし、親御様からすると、 右脳開発と言うと、 子供の将来の為になるんじゃないかと 想い、入塾させるようですが、 私からするととにかく疑問なのです。

何をさせているのか、知って下さい。

「右脳開発」 「IQ180以上」etc…

これって、一体本質は何なのか、 良く調べて、考えていただきたいのです。

教育界の方々も、真剣に考えて欲しいのです。