こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
前回の特別なプロジェクトのご案内をどう感じましたか?
「機能優先の言葉がけを変えて、情緒的な関係をつくってあげたい。
それで子供の不登校を自然に100%解決したい。」
このように願っている方のために、今日はとても大事な2つのポイントをお話しします。
この視点をきちんと意識して、実行していただくと、半年でお子様の再登校やそれに近い大きな改善が現れます。
大事な2つのポイントとは?
1.ホンモノ共感を身につけること
- 子供が何もしていない時の接し方を変えること
この2つのポイントを実践すると、情緒的なつながりができ、不登校を解決することができます。
だから特別に、具体的にわかりやすくお伝えします。
ホンモノ共感を身につけること
不登校の原因は、親が子供に共感できないということに根源があることに気づいていますか?
たとえ、いじめが原因と思える不登校でも、発達障害が原因に思える不登校でも、本当の原因は親の共感不足にあるのです。
私が直接、子供のカウンセリングをして、子供の記憶をたどって、不登校の本当の原因にたどり着くと、必ずそこには「共感してもらえなかった。」とか、「自分の思いや辛さをわかってもらえなかった。」といったエピソードが出てきます。
共感しないということが子供に「あなたの情緒は価値がありません。」という強烈なメッセージを与えているのです。
だから、ホンモノ共感がいかなる場合でも、子供がどんな状態であろうとも、即、あなたの口から出るようにたくさんの練習をしなければいけません。
頭でわかっているだけではダメです。
無意識に共感の反応ができることが必要です。
子供が何もしていない時の接し方を変えること
子供の本当の自信のなさはどこから来るのか?
実は不登校のお子さんは自分に自信がないから学校へ行けないんです。
自分に自信があれば、学校へ行っています。
では、自分に自信がない大きな原因はどこにあるのか?
子供の成績がいい時や何か秀でたことをした時には親はほめますよね。
ところがそうでない時はどうでしょうか?
子供が何もしていない時、ただテレビを見ている時、ぼけっと絵を描いている時、ただスマホをいじっている時、あなたはどう接していますか?
ここでほとんどの親は、全く接触しないか、もしくは何かマイナスの反応を示します。
「勉強しろ。」
「だらだらするな。」
「時間を無駄にするな。」
「何かやれ。」
この接し方は完全に間違っています。
子供が秀でた時だけでなく、秀でていない時でも、子供に興味関心を向けなければいけないのです。
ここで共感的なプラスの関わりをしないことが、実は、子供の劣等感を生んで、自信を奪います。
そして、こんな不安や焦りばかりを生んでしまうのです。
「自分は何か秀でたものがないと、人から認めてもらえない。」
「自分には、『優れた部分』以外に何もいいところがない。」
こんな自信のなさを生むんです。
カウンセリングやセミナーで、不登校の親御様が普段、どのように接していたかを聞くと、それが如実に分かります。
だから、あなたは正しい接し方を学ばなければいけません。
この接し方については、あまり同業者のことを言うのはなんですが、全くと言っていいほど、おかしなことを言っているところがほぼ全てです。
彼らの言っていることをモデルにして学んでしまうと、非常に危険な結果が生まれます。
その危険性を私は強く感じます。
1.ホンモノ共感を身につけること
- 子供が何もしていない時の接し方を変えること
この2つのポイントを日々、きちんと実践できれば、あなたのお子さんは間違いなく100%再登校します。
細かいテクニックはもちろん、他にもいろいろありますが、他では絶対知ることができない、最も重要な2つのポイントをお伝えしました。
この2つのポイントは私が10年以上、不登校を研究して、最もいますぐ簡単にあなたもできることだと確信しています。
そして、カウンセリングで高い効果を発揮し、かつ私自身も家での子育てでとても大事にしているポイントです。
このポイントをあなたがいますぐ簡単に身につけられる方法を、あなたにお話しする機会を今年の10月に東京と大阪でつくる予定で現在、準備しています。
詳細については、来週9/3(水)にお伝えしますので、一週間、お待ちください。
もう一度繰り返します。
上記の2つのポイントは、私が個別カウンセリングで、不登校100%解決率を達成した最も重要なエッセンスです。
ぜひあなたにも早く身につけていただき、不登校を解決してほしいと願っています。
ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「髪型」
今回6名の方からご回答いただきました。
中でもケイトさんがとても深く考えているので、良かったです。
他の方々も、視点が少しいい方向に変わり始めていますね。
機能優先の言葉がけは皆さんが言うような言葉です。
子供の気持ちに寄り添わない、時間や他人の都合だけを優先する言葉。
こんなことを言うから子供から信頼されなくなるんです。
情緒を大事にする言葉がけとは、例えばこんなものです。
「髪の毛をきちんとキメるの大変だよね。
朝いつもすごく時間をかけて、大事にしていることがお父さん、よくわかるよ。
髪の毛がちゃんとキメられないと、不安になったり、なんか完璧じゃなくて、何かが欠けているような感じがして、気になるんだろうなあとお父さん感じるんだけど、君はどう思う?
時間のことでも焦るんだろうけど、それよりも、自分の身だしなみとか、格好とかって、すごくあなたにとって大事だよね。
ちなみに今の髪だと、どう気に入らない?」
こんなふうに私なら接します。
私の言葉は、子供の気持ち優先で、かつ長いですよね。
時間とか周りの人がなどという機能的な視点を一切、排除しています。
あなたはこの言葉が一秒で即、口から出てくることを目標にしてください。
こういった言葉がどんな場面でも余裕を持って、スラスラと出てくるようになると、あなたのお子さんは髪型を気にすることなく、必ず学校へ行っています。
ホンモノ共感とプラス言葉「死にたい。」
もう新学期が始まっているところもあれば、9月開始のところもありますよね。
9月1日は日本で子供の自殺が一番多い日として知られるようになりました。
自殺は明確な予兆を表さない子もいます。なので、とても要注意なんです。
予兆がない場合は、なかなか難しいかもしれませんが、予兆があったとしたらどうでしょうか?
時々、あなたのお子さんが「死にたい。」と言ったら、あるいはもう生きている意味ないと言っていたらどうでしょうか?
何のために生きているかわからないなどという言葉もよく聞かれます。
「死にたい。」以外にも「消えたい。」という言葉を使う子もいます。
さて、もしあなたのお子さんから、こういった言葉の匂いを感じた時、あなたは何としてもこれを防がねばなりません。
あなたはどんな情緒的な言葉を子供にかけますか?
この言葉のかけ方次第で、あなたのお子さんは、満ち足りた人生を歩むか、暗い結末で幕を閉じるかが分かれます。
「死にたい。」と言うお子さんは本当に多く、日本の未成年の自殺者は全く減っていないことが大きな問題となっています。
これについても私はいつか皆さんに話すつもりです。
まずは、あなたのお子さんの幸せを共に考えましょう。
締め切りの9/2(月)17:00までにあなたの情緒的な言葉をブログのコメント欄にご記入ください。
来週9/4(水)に私が考える情緒の言葉をお伝えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。