こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
自己肯定感の低さは、何によってもたらされるか?
自己肯定感が低くなる一番の原因は一体、何なのか?
今日は皆さんにとても深い話をさせていただきたいと思います。これは他ではなかなか聞くことができない、とても価値ある話です。
この話を理解していただければ、あなたのお子さんの自己肯定感の上げ方がわかるような話です。
自己肯定感の低さの原因とは!?
最近も多くの方の自己肯定感の低さをカウンセリングさせていただいています。
そのカウンセリングはもちろん表面的な低さだけを治すのではなく、低さの根本の原因に到達して、もとから変えていくということを大事にしています。
多くの方のカウンセリングをさせていただいていると、とてもとても多く出てくるパターンは、自分のありのままの姿は、相手を不快にさせるという思い込みです。
これを愛着理論に従って解釈すると、ありのままの自分は母を笑顔にできないというふうに変換されます。
不登校のお母さんたちは、子供に笑顔を見せたことがあまりないはずです。
これをお読みのお母さんたちは、「そんなことはない」と否定するかもしれません。
しかし不登校の子はそう思っています。そしてこれはあなたのせいではありません。
不登校の子のお母さんのお母さん、つまりおばあさまも、これをお読みのあなたに対して、ほとんど笑顔を見せたことがないはずです。
ここに重大な問題が隠れています。
お母さんが子供といて、笑顔にならないということは、実は子供はそれを自分のせいだと誤った解釈をしてしまいます。
・自分の価値が低いから、自分という存在がいても、母は笑顔にならない。
・自分という存在に母にとっての価値が備わっていないから、母を不快にさせる。
・共感されないことと同時に笑顔を見せてもらえない。向けてもらえない。
このことが、自分に価値がないという大きな誤認識を引き起こし、自己肯定感を下げる根本原因であると、現時点で私は考えています。
なぜならば、自分の力で母を笑顔にできない。これを子供は他人に反映して、自分が何か高い価値を提供しない限り、相手を不快にさせると思い込んでいるのです。
つまり素の自分は劣った存在であるという大きな劣等感であり、自己肯定感の低さをうむもとになっています。
自己肯定感の問題を抱えた方は、母の笑顔をほとんど見たことがない。あるいは笑顔はあったけれども、同時に嫌な顔や怒った顔、憂鬱な顔、不快な顔もかなりたくさん見てきたという人がほぼ全員です。
かくいう私も人生初の記憶は母がストレスで倒れて、ベッドで伏せっている記憶です。私が2−3歳ごろの記憶です。母の苦々しい表情は私の脳裏に焼き付いています。
そしてこれは長い間、気づきませんでしたが、私を苛み続けた正体不明の劣等感の大きな正体であったろうと今、考えています。
さて、これをお読みの皆さん、あなたは今、笑顔ですか?それとも不快な表情ですか?どちらですか?
みなさん、これをお読みいただいたら、「ああ、なるほど。」とご納得いただけると思います。
お子さんの自己肯定感を上げることは、本来難しいことではありませんでした。
あなたが笑顔で共感すればいいのです。
もちろん他にも重要なことはありますが、まずは笑顔で共感、これをお子さんにしてみませんか?
これは15年近く、この仕事をしてきて、自己肯定感低い1500人と接してきた私の経験上、間違いなく不登校の問題の根本に位置すると自信をもっていえます。
あなたの心からの笑顔と心からの共感、これによって、必ずお子さんは復活します。
共感するしないは自由ですが、もしお子さんを本当に幸せにしたいと願うのであれば、私の言葉に耳を傾けてください。
ホンモノ共感クイズ「生きるのがめんどくさい。」
前回のクイズは7名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。
ぱぱさん
いつもありがとうございます。
何かするたびに周りから言われたり評価されるのが嫌だったりする。周りに重要なポイントがあると着目なさっているのがとてもいいと思います。
キュウさん
周りというキーワードが入っているのがいいですね。
みーやママさん
めんどくさいは自信がない。私が口を酸っぱくして教えている通りです。ありがとうございます。
死んでしまってもかまわないは多くの不登校に共通する感覚だと思いますので、いい言葉ですね。
マサルさん
いつも誰かに見られている。やはり他者の視点がきっちり答えに盛り込まれていてとてもいいですね。
ゆきさん
親御様がお子さんに伝えたよろしくない価値観を明確に話しているのがとてもいいですね。
おそらく実際このようなことを伝えてこられたのかなと思える言葉でした。
ケイトさん
ベテランさんのいい言葉です。特に合格点というキーワードが入っています。
これいい言葉です。
他者から見て基準に達すれば合格、基準に達していなければ不合格という感覚があるはずなんです。
あこさん
「お母さん、今までちゃんとしなさい。」と言ってきた。これもあこさんが実際に行ってきた言葉かなと思います。
これこそがお母さんがお子さんに作ってきた価値観の正体でもあります。
さてみなさんの答え、とてもよろしいですので、それぞれご覧いただいて、我が子に響くかなと思われるところをミックスしてもいいですので、お子さんにかけてみませんか。
ホンモノ共感クイズ「外に出たくない。」
天気が悪いから外が出たくない。雨が降っているから、外に出たくない。こんなことあなたも感じたことがあると思います。
九州や西日本で、梅雨入りしましたね。毎日、天気が悪い日が続いて、あなたのお子さんがこんなことを言い出しました。
「今日、雨だから、外でない。」
このまま梅雨に入ると、何日も外に出なさそうな予感がしました。
あなたはこんな時、どのようにホンモノ共感すればいいのでしょうか?
一応、とびっきりの笑顔もつけて、ホンモノ共感の言葉を考えて、5/31(月)10:00までにブログにコメントくださいね。
ご自身で考えて、言葉を作り、口から発すればするほど、皆さんの共感力は上がっていきます。
来週6/2(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。