不登校を解決するたった１つの方法とは！？
本日は不登校を解決するたった１つの方法について、特別にお話しします。
あるお母さんから、こんなご連絡をいただきました。
「娘が毎日、給食から学校に行くようになりました。
時々ですが、早い日は朝の一限目からも登校することがあります。
私がやったのは、まずイライラすることをやめて、常に穏やかでいるように心がけたことです。
子供に指示、指図をするのをやめ、親の思い通りにいかないときもイライラせず、落ち着いて子供に寄り添い、ホンモノ共感を続けました。
特に朝は子供が不安がるので、子供の求めに応じて、寄り添い、子供の言葉を丁寧に聞き続けました。
『この子は問題がある。』とか、『この子はできない子だ。』という考え方を改め、『この子は大丈夫。』と信頼するようになったら、突然、娘が再登校し始めたのです。」
このお母さんからの話をきいて、どう感じましたか？
実はこのお母さんはテクニック的に難しいことは何もしていません。
子供をほめたり、あげたり、いい気分にさせて、おかしな自信をつけさせようともしていません。
ただ自分の情緒を安定に優しく穏やかにホンモノ共感で接していくこと、これだけを続けました。
また別のお母さんからもこんなお話をいただきました。
「子供が今日、『もらった誕生日プレゼントのお返しを渡したい。』といって学校に登校しました。実に1年ぶりの登校でした。
いろいろなことはあったものの、一番大事だったのは、今までちゃんとやっていなかった子供の話を向き合ってきちんと聞くということだったと思います。」
どちらのお母さんも難しいことは何もしていません。
自分の目と耳と意識を子供の言葉と感情にしっかり向け続けるという、とてもシンプルなやり方によって、お子さんは自発的に再登校しています。
このとてもシンプルで強力なメソッドが「ホンモノ共感」です。
「ホンモノ共感」をしていくと、子供は「自分の情緒は人にわかってもらえ、伝わるんだ。」というホンモノの自信が生まれます。
だから人前から自分を隠すことなく、学校に行けるようになるのです。
そして同時に気をつけなければいけないのが、親御様の「思考の先読み」です。
親御様自身が共感されずに育っているので、人の「思考を先読み」をして、無意識のうちにその意を組むことで相手を満足させ、自分の承認欲求を満たそうとします。
これは絶対にやってはいけません。
ですが、ほとんどの親御様は無意識のうちに当たり前のように「思考の先読みをやってきた。」とおっしゃいます。
子供が言っていないことを勝手に読み取るので必ず共感がずれます。
子供が求めてもないことを良かれと思って与えてしまうので、共感にならないんですね。
だからこそ、「思考の先読み」をやめて、「ホンモノ共感」をして、寄り添うことがとても大切なのです。
「ホンモノ共感」がしっかり親御様のなかに落とし込まれて、自分のものにできたら、不登校は100％解決します。
この大きな効果に私も驚き、できるだけ多くの方に知っていただいて、お子さんとともに不登校の苦しみから脱していただきたい。
子供がうちに閉じこもる世界から脱して、人と情緒を交流させ、自信を持って羽ばたいていけるようになってほしい。
そんな願いをこめて、不登校を100％解決する特別プロジェクトとして、5月に魔法の言葉がけセミナー＆説明会を開催することを決めました。
この魔法の言葉がけセミナー＆説明会に参加すると、3年以上の引きこもりの子でも6ヶ月で再登校できた「ホンモノ共感」を実際に体験することができます。
また最短２週間で子供の再登校を引き起こしたホンモノ共感の言葉がけや５年間不登校だった子が高校に入ることができた実例などを、どんなふうに不登校が解決するのかを具体的にわかりやすくお伝えします。
今回のセミナーは、すべてオンライン会議室ZOOMにて行いますので、全国どこからでも自宅で受けることができます。
各日程ともに20名限定で、来週3/23（水）に募集を開始しますので、楽しみにお待ちください。
＜魔法の言葉がけセミナー＆説明会＞
- 5/7（土）13:00−17：30
- 5/8（日）13:00−17：30
- 5/14（土）13:00−17：30
ホンモノ共感クイズ「卒業式は出ない」
前回のクイズには１１名の方から回答いただきました。ありがとうございます。
みなさん共感か、質問か、どちらかをきちんと心がけていい内容だと思います。
さとねえさん、トカゲさん、さおさん、ゆきみさん、めめさん、みーやママさんは出たくない理由をちゃんと聞こうとしておられますね。
「卒業式、出たくないんだね。」と受け止めるだけではなく、何が嫌な要因になっているのか？聞けるものであれば。きちんと聞いていくことが重要になります。
もちろん何も言ってくれないかもしれませんが、この子供のマイナスの情緒に触れていくことが「ホンモノ共感」の中で極めて重要なテクニックになります。
子供のマイナスの気持ちを多くの親御様が簡単にスルーしてしまったり、すぐにプラスに転換しようとしたり、意識的、無意識的にかかわらず、押さえ込もうとしてこられたと思います。
それを一切、やめねばなりません。
そして子供のマイナスの気持ちに深い関心をもって、優しくやわらかくふれていくことが「ホンモノ共感」、不登校の解決のために必須となりますので、ぜひ意識してやってみてください。
ホンモノ共感クイズ「卒業式なんて出たって意味ない。」
あなたのお子さんが中３でもうすぐ卒業式です。それなのにお子さんは「卒業式は出ない。」と言いました。
お子さんに出ない理由を聞いたところ、こんなことを言い出しました。
「卒業式なんて出たって意味ないし。あんな大勢の人がいるところ嫌だ。」
学校の先生からは「不登校の子だけ集めて、校長室で別の時間に卒業証書を渡すこともできますが、いかがですか？」と打診も受けています。
あなたならどのようにお子さんに共感しますか？
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを3/21(月)21:00までにブログにコメントください。
来週3/23(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えしますので、ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。