江戸川区民の76人に1人が引きこもり!?
先日、東京都江戸川区において、大規模な引きこもりの調査が行われました。
調査の結果、不登校とあわせ、人口70万人の江戸川区内に最低9000人もの引きこもりの人がいることがわかりました。
まだ調査に答えていない区民もいるので、実態はもっと多いのではないかと江戸川区長もおっしゃっています。
人口70万人で9000人ですから、区民の76人に1人が引きこもりです。
この数値は非常に多いというのが、率直な私の感想です。
江戸川区では彼らの困りごとやニーズを引き出し、引きこもり支援につなげたいとしています。
あなたはこの調査結果をみて、どのように感じたでしょうか?
私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座の8期のアドバンスコースが先日終了しました。
講座の受講前は不登校や引きこもりであったお子さんたち全員が学校や留学、進学などで、着実に不登校・引きこもりを脱しているという結果が明らかになりました。
みなさん、不登校や引きこもりになったきっかけはさまざまです。
またご家庭のお子さんたちへの関わり方も、それぞれ十人十色の様相を示していました。
そんな中でもホンモノ共感と親御様の自己肯定感、そして親子の信頼関係をつくるという魔法ことばベーシック講座のテーマを習得していただくことで、全員が改善されたのは、感慨深いものがあります。
8期で改善された方々のお母さんたちの顔を思い出してみると、共感のテクニックとしては、さほどうまくなかったり、対応があと一歩という面が見られる方もいらっしゃいました。
それでも全員の不登校や引きこもりが解決できたのは、2つの共通点があったからです。
1.お母さんたちみな一様に明るく、笑顔が多かったこと
2.子供に積極的に関わり、コミュニケーションで理解を図ろうしたこと
私はお母さんたちが、常に自分を振り返りながら、共感できなかったところを直そうとなさったり、子供への対応を前向きに考えていたり、そうしていくうちに自然とお子さんが自ら動き出すというのを何度もみてきました。
支援の場や働ける場所が欲しいと悩んでいる不登校や引きこもりの子たちにとって、共感や笑顔、明るいコミュニケーションというのは、一見あてはまらないようにみえるかもしれません。
私は行政の支援が今、十分であるとも、不十分であるとも、どちらも思っていません。
求めれば、それなりの支援の手は得られるものと思っています。
ですが、そもそもすでに存在する支援の手を借りるために不登校や引きこもりの子たちが自らを動き出させる根本的な力というのが、家庭内での親御様の明るい笑顔や共感、明るいコミュニケーションなどによって、生まれるのです。
江戸川区の調査結果をみて、私はこんな思いをはせています。
・引きこもりの人たちは家庭内でどんな明るいコミュニケーションを受けているだろう?家族が全体に暗くなってしまっているのではないか?
・自分に合わせて、理解し、対応してくれる、自分の気持ちをわかろうとしてくれるという実感をどれだけ得られているか?
この行政の支援をうけるために不登校や引きこもりの子たちが一歩踏み出す力を家庭の中で育てることができる、こういった支援の知識や経験がある相談員さんが行えば、きっと数年で大きく状況は変化すると私は想像しています。
実際のところ、皆さんのご家庭はどうでしょうか?
親御様の笑顔、明るさ、共感、理解とコミュニケーションなどは十分に行われているでしょうか?
大事なことなので繰り返します。
親御様には、難しい共感のテクニックはなくても大丈夫です。
笑顔、明るさ、共感、理解とコミュニケーションが揃っているとお子さんは動き出します。
今までの不登校や引きこもりの解決の中で、このことを私は確信しています。
もし、なかなか笑顔になれなかったり、初歩的な共感でミスをしていたり、コミュニケーションの在り方が指示、指図的であったりなどをしているんじゃないか?どこからどう改善していいのかわからない。
こんなふうに悩まれる方は、私が次回開催する魔法ことばベーシック講座のご案内を楽しみにおまちください。
とはいうものの、私の魔法ことばベーシック講座は現在、満員御礼で次回の開催は未定です。
もし今すぐ、自分を変えて、不登校や引きこもりを解決したいと望まれる方は私の30分の無料電話相談にお申し込みください。
この無料電話相談だけでも、今までよくわからなかった改善のポイントをはっきり自覚することで、お子さんが不登校を解決したなどのお喜びの声を多数頂戴しています。
私の個人カウンセリングも現在、満員御礼ですが、なんとか時間をつくって、毎月3名限定で、無料電話相談を受け付けています。
以下のホームぺージからお申し込みできますので、ぜひこの機会にご利用ください。
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※個人カウンセリングの押し売りは一切しておりませんのでご安心ください。
ホンモノ共感クイズ「思考の先読み」
前回のクイズには5名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。
5名の方々の回答をみて、それぞれバラエティがありますが、お子さんのことをよく理解しようとなさっておられるなあと感じます。
「さぼっている。」「ズル休みと思われる。」「話が合わない。」「学校に来れないダメなやつ。」いずれも思考の先読みとして、十分にありえる話です。
この実際に言われてもないことをお子さんが思考の先読みをするのをやめてもらうには、どうすればいいのか?
それには親御様自身が3つの対応をするのがとても有効です。
・明るい表情や子供の発した言葉だけに的確に共感すること
・子供の言葉を深く理解すること
・親御様自身が先読みしないこと
今振り返ってみると、親御様が笑顔で過ごせなかったり、笑顔で対応できなかったり、初歩的な共感を間違えていたりすると、なかなかお子さんは思考の先読みをやめられず、同世代の人と会うのが難しい状態が続きやすくなる傾向があると感じられます。
ぜひ今日、お伝えしたポイントを親御様がしっかり身につけて、お子さんが同世代のこと楽しく幸せに関われるようにしてあげてください。
ホンモノ共感クイズ「僕の話きいていない!」
あなたのお子さんは不登校を脱しつつある状態だったとします。
もうすでにいろんなことで動きだしています。そこでさまざまな学校や外の世界のことをお母さんに話してきて、意見を求められたりします。
お母さんはきちんと向きあって、共感しようと聞いていますが、ところどころお子さんが言ったことを忘れて、また聞き返したり、お子さんが聞いていることと違う親御様の意見を言ったりしています。
そのたびお子さんは「お母さん、僕の話きいていない!」と不機嫌になります。
この場合、どのようなホンモノ共感の対応をすればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを6/27(月)16:00までにブログのコメント欄にご記入ください。
来週6/29(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。