ある小学生の不登校の女の子のお母さんからこんな嬉しいご報告をいただきました。
「娘がおとといから学校の夏休みの宿題を始めました。あんなに嫌がっていた勉強を自分から始めるなんて、びっくりすると同時に嬉しい気持ちでいっぱいです。
あさっての新井先生との個人カウンセリングも楽しみにしていますのでよろしくお願いします。」
このお母さんは何も悪くありませんでした。
ただ家が農家だったので、今まで心と体の余裕がなく、子育てをしてしまい、娘さんが不登校になってしまったのです。
私との個人カウンセリングで、お母さんが心と体の余裕を取り戻すためにある具体的な行動を決めて、実行していただきました。
この行動はお子さんが実行するのではありません。お母さんが楽しみながら実行するものです。
そうするとお子さんの行動は自発的に変わります。この女の子のように絶対に変わります。
不登校の子の親御様はワガママを言ったり、甘えたり、人を振り回したり、そういったことをしたことがない方が100%全員なんです。
これが実はお子さんにとても強い悪影響を与えます。
あなたは人に甘えたり、ワガママをいったり、人を振り回したり、したことありますか?
おそらくない方がほとんどでしょう。中にはワガママをいったり、人を振り回そうとしたけど、ムダだった、無理だった、できなかったという方もいると思います。
これが実は不登校の原因になってしまっていることを私はつきとめました。
あなたのお子さんはワガママでものすごく甘えたりしませんか?
そうであれば、間違いなくそれはあなた自身がワガママをいうことができず、甘えることができなかった。その満たされていないところをお子さんが体現していると言っていいです。
不登校の原因はこの甘え不足です。
お子さんの甘え不足というより、親御様の甘え不足です。
ではこの甘え不足をどのように満たして、解決すればいいのか?
このための具体的な手段を私はずっと考えて、打ち手をうってきました。
その打ち手をうつたびにお子さんたちが変わり、勉強に手をつけ、実際に本当に学校に行き始めました。
では具体的に甘え不足をどのように解決できるのか?
その具体例については毎日のように嬉しいご報告をいただいているので、またお知らせしますね。
ホンモノ共感クイズ「酒とたばこ」
前回のホンモノ協会クイズは3名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。
べさん、むーみんさん、森田さん、皆さんのご回答とてもいいと思います。
特にお母さんたちにとっては、ご自身が酒やたばこを経験したことがない方はとても心が動揺すると思うんです。
経験がある方でも、我が子が酒やたばこを高校生のうちに経験するということについては、あまりいい感じを抱かないと思います。
私自身、高校生の酒やたばこについて、いいと思っているわけではもちろんありません。
我が子が酒やたばこに走ったら、「親としての育て方が間違っていたんじゃないか。」と考える面は当然あります。
例えば、むーみんさんのように自分の対応が間違っていたのかを考えることは必ずあると思います。
この場合、親御様に考えていただきたいのは、「なぜそんな低年齢で酒やたばこに頼らざるをえないのか?」という子供の気持ちです。
親としての育て方が悪かったんではないと思います。
「なぜ、酒やたばこに頼らざるをえないのか?」をフラットな目で感じていただきたいのです。
この感覚おわかりいただけるでしょうか?
もしおわかりいただけたら、とても嬉しいです。
子供が悪いんじゃないのです。お母さんが悪かったんじゃないです。
何か満たされないもの、欠けたものがあって、それを酒やたばこで気を紛らわせているのだとしたら、満たされないもの、欠けたものは一体なんだろう?
そこを深く感じて、その満たされていない、欠けたと感じている子供の気持ちに寄り添い、共感してあげてください。
ホンモノ共感クイズ「嫌がる言動」
あなたのお子さんはお父さんがキライです。
お父さんは家族が嫌がる言動を繰り返していて、子供から注意されても、それを守れず、同じことを繰り返してしまっています。
お父さん自身には悪気はありませんが、明確に子供からは嫌がられています。
あるときはお父さんはお子さんがつくったある資料に無理やり手を加えようとしました。
なぜ、お父さんはお子さんがせっかく自分で作った資料に無理やり手を加えようとしたのでしょうか?
またそのことをお母さんから指摘されて、さらに言い訳を重ねて、論理が破綻してしまいました。
なぜ、お父さんは言い訳を重ねるのでしょうか?
もしあなたがお父さんの立場なら、なぜなんだろうと考えて、8/11(月)9時までにブログにご回答ください。
来週8/13(水)のブログで私が考える回答をお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。