再登校事例

精神不安定による不登校 女子高校生SKさん Vol.1

娘は朝起きれずそのまま休み出した

娘に不登校の兆候が現れたのは高校2年生になってからです。
 
月に1~2回、腹痛や頭痛等の体調不良で休むようになりました。
 
しかし、冬休みを直前に控えた12月の後半からは、体調不良ではなく朝起きれずそのまま学校を休み出しました。
 
心療内科を受診し、薬を処方してもらいましたが、冬休み中も午前中は起きれなくなり、冬休みの補習や部活動も休み始めました。
 
冬休みが明けると、なんとか週2~4日登校できましたが、急に泣き出したり、自分を責めて、自分の体をたたいたり、過食になったりと、非常に精神的に不安定な状態になりました。
 
本人に原因を聞いても分からない状態で、心療内科では本人の話を聞いて薬を処方するだけです。
 
私は処方される薬に頼るしかなく、向精神薬の怖さも知らなかったので、薬は頓服で処方されましたが毎日かかさず服用させました。
 
しかし、なかなか改善されず、子供の登校や態度に毎日一喜一憂していました。
 
ネットでいろいろ調べていたところ「不登校セラピー」に出会い早速、著書を購入しました。

解説

「最初は体調不良で月1~2回休む」
「次第に朝起きれず、そのまま休みだす」
「急に泣き出したり、自分を責めて、自分の体をたたいたり、過食になったりと非常に精神的に不安定な状態に」
「本人に原因を聞いてもわからない」

これが第三因子による不登校の典型的なパターンの一つです。

薬で根本的に治るわけがありません。
この子供の苦しみと不安定さの原因を解明し、解決することが根本改善です。