再登校事例

精神不安定による不登校 女子高校生SKさん Vol.7

徐々に不登校の回数が減ってきた

その頃は週に1日ぐらいの不登校で、何とか娘は自分自身の努力で改善しようという気持ちが強かったのだと思います。
 
また娘は不登校の原因は、過去の記憶の影響ではなく勉強を頑張りすぎたせいだと言いだし、カウンセリングを望まなくなってきました。
 
まだ記憶の除去は始まったばかりでしたが、カウンセリングを無理強いしてもしょうがないので、本人がやると言うまで待つことにしました。
 
3週間ほど経ち、高校3年になり部活も終了した後、徐々に不登校の回数が減ってきました。
 
五感変容メソッドによる第3因子の記憶の除去、第3因子にかかわる家庭を離れ別居したこと、第1因子であろう部活のストレスから解放されたことが相まって、徐々に精神的にも安定してきていると感じました。
 
そういう状況になりましたが、たまに不安定になると、また前の状態に逆戻りするのではと、私があまりに娘の状態に神経質になりすぎて、かまいすぎていたようで、娘が怒り、一人で生活すると言い出すこともありました。
 
新井先生から「かまいすぎることなしに、見守るような態度で過ごしたほうが良い」とアドバイスを受けて実践すると、何とか私も娘も落ち着いてきました。

解説

「また娘は不登校の原因は、過去の記憶の影響ではなく勉強を頑張りすぎたせいだと言いだし、カウンセリングを望まなくなってきました。」

その勉強を頑張りすぎたのは過去の記憶のせいなんですが、それが彼女にわからないのはしょうがありません。

「まだ記憶の除去は始まったばかりでしたが」

記憶除去がうまくいくときはこういうものです。
何度も何度もやる必要がなく、大体あっという間に効果が現れます。

それと、本来構うべきはお母さんで、お母さんを改善しないといけないのですが、このあたりは致し方ありません。