こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

暑い日々が続いているので、こんな相談を受けました。

 

子供「レッドブル買ってきて。」

母「え、また飲むの?もうやめなよ。」

子供「・・・。わかったよ。じゃあ、炭酸買ってきて。」

母「飲みすぎないでね。」

 

今、市販されているエナジードリンクはカフェインが多量に含まれている。

だから、子供がカフェイン中毒になる!これをどうすればいいのか?

こういう相談は、夏はとても多いです。

 

あなたのお子さんも、何かに依存していませんか?

アイス、炭酸飲料、チョコやポテトチップなど、甘いものや嗜好品に依存しているお子さんはとても多いです。

特に害のないものであれば、まあよしとする方も多いのですが、カフェインが多量に含まれているものを好むことが子供はあります。

実際、カフェイン中毒はまれに死に至ることがあります。

だから、不安の強いお母さんにはどうしても受け入れられない。

 

さて、この問題あなたなら、どうしますか?

普段、新井が言っていることからこんなふうに思うかもしれません。

 

「“カフェインが欲しい”に共感しなければいけないのか?」

「一緒になって、じゃんじゃんカフェインを飲めばいいのか?」

「でも、そんなことできないし、新井の言う共感なんて、通じないんじゃないの?」

なんて思っていませんか?

 

さて、この問題への私の回答は2つあります。

1つは、カフェイン自体が、実は頭痛薬に含まれているということ。

だから、お子さんは、頭痛がする時にカフェインをとりたがります。

 

つまり、共感するポイントはカフェインを取ることではありません。

頭痛がするので、お子さんがカフェインが欲しくなるというところに共感しなければならないのです。

「カフェインをどんどんとっていいよ。」ではなく、カフェインが欲しくなる理由に共感するんです。

 

実際、カフェイン量というのは計算してみると、コーヒー3〜4杯分です。

この程度で重度の中毒、ましては死亡に至ることはないということは、お母さん自身もわかっています。

 

では、なぜお母さんはこれを受け入れられないのか?

それは、「子供がそういった嗜好品を自制できないので、中毒になるのではないか。」という不安なのです。

カフェインだからというのは、不安のきっかけにすぎません。

 

「この子は、私が何か導いてあげないと、自分で感情や欲望をコントロールできない。だから自滅してしまう。」

こんな不安を多くのお母さんは抱いています。

だから、カフェインとは、本来関係がないのです。

なので、この問題にちゃんと共感して、お子さんの頭痛を根本に治すには、お母さんがこの不安を無くす必要があります。

 

実はこの不安は、かなり多くの親御様に見られます。

この不安の根本は、親としての子育ての失敗不安です。

この不安そのものを親はなくさないと、お子さんの頭痛も不登校も改善しません。

ここに不登校の根本の原因があるのです。

 

ちなみに頭痛については、検査しても何の異常も出てこないし、薬も効きにくい代表的な痛みです。

この痛みにはホンモノ共感の言葉がけが効果を発揮することがあります。

共感の言葉がけが、お子さんの心のわだかまりやドロドロを溶かすのです。

こういったポイント1つ1つ、お子さんに合わせた対応のポイントをお教えすることを魔法ことばベーシック講座で行っています。

だから、不登校の解決率が100%になるんです。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「キャンピングカー」

先週のクイズに5名の方から回答をいただきました。みなさん、いいご回答です。

この回答のポイントは2つあります。

 

なぜ、キャンピンカーが欲しいのか?

キャンピンカーを使って、実際に何をしたいのか?

それらをきちんと聞くことです。

 

なぜ、キャンピングカーが欲しいのか?

子供の発想する理由というのは、私たちの想像をはるかに超えたことにあることが多いです。

なので、キャンプをしたいと勝手に思い込まない方がいいです。

 

その理由を十分、聞いた上で、キャンピンカーでどんな夢を持っているのかを詳細に聞き出せるとベストです。

実際に買う、買わないはそのあとでじっくり考えましょう。

ここで十分に子供に共感をしておけば、おそらくレンタルで済むでしょう。

新井への質問に対する答え

忘さん

1)選択性緘黙の子の相談は、内容次第で対応しています。

2)子供が自分の感想を述べるのが苦手なことは、親の共感不足が影響しています。

3)子供から人形遊びに誘われなくなったのなら、親から子供の遊びに参加しないほうがいいです。その他のことでがんばる方がいいです。

何を頑張るのかというと、「子供がママはわかってくれない。」と言って泣いた本当の意味を、お母さん自身がわかることです。

子供の遊びに参加せず、「なぜ子供がそういったのか?」を理解することに努めたほうがいいです。

 

pandaさん

1)何のために、子供の登校がうまくいって欲しいと思っているのか?
自分の内面の不安を突き詰めることが大事です。

2)旦那さんと意見が衝突するのは実は、旦那さんと共通する価値観をpandaさん自身が持っているからです。
ケンカではなく、ご自身の共通する価値観をなくすことが大事です。

 

マサルさん

子供に学校に行くことを期待する言葉をかけてはいけません。

言葉がけではなく、起きる練習をしているのに起きれなかったり、うまくいかなかったマイナス面に目を向けれるようになってください。

学校に行って欲しいという気持ちを持つことは禁物です。

 

次回ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「アイス買って。」

不登校のお子さんが好きなものは、アイス、炭酸飲料、チョコやポテトチップスなどです。

もっとも依存的になりやすく、大量に食べるのがアイスです。

特に今の季節は、冬よりもさらにアイスを欲しがることでしょう。

 

では、アイスを大量に欲しがるお子さんにどのように共感すればいいでしょうか?

アイスを欲しがる理由や共感がわかるとかなり解決に寄与します。

締め切りの8/11(日)15:00までにあなたのホンモノ共感の言葉をブログのコメント欄にご記入ください。

 

来週8/14(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。