こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
私の個別カウンセリングを受け続けてくださった親御様たちから、この4月以降、
続々と以下のような嬉しいご報告をいただいています。
「学校に行き始めました。」
「フリースクールに通い始めました。」
あと1件の通学の確認を持って、個別カウンセリングでの不登校解決率も100%となります。
※個別カウンセリングを1年から1年半程度受けていただいた方
なぜ、不登校解決率100%が実現できたのか?
その秘密は、不登校解決の最大のポイントとなる子供の自己肯定感を高めることができたからです。
ほとんどの人は自己肯定感と聞くと、能力の自信(何ができる)のことと、勘違いしています。
これは大きな間違いです。
・いい成績を取れたら自信になる
・わからない問題が解けたら自信になる
・人と話せたら自信になる
こんなふうに能力の自信を身につけようとすると、失敗します。
たとえ、能力の自信ができたとしても、自己肯定感は高くならないからです。
子供の自己肯定感の低さの本当の原因は、能力の自信がないことではなく、自分と人の考えや感情、価値観が合わないというところにあるのです。
合わなくたって、他人なんだから気にすることはないと思いがちですが、彼らはそこを異様に気にします。
合わないと人から嫌がられ、嫌われ、相手にしてもらえなくなる。
自分が孤独になるという「見捨てられ不安」が裏にあるからです。
これが、私が不登校のお子さんたちから直接聞いて、解明してきた自己肯定感の低さの原因の1つです。
自己肯定感を高めて、学校へ行けるようにしてあげるには、この不安を解消し、「合わなくても大丈夫。合うか合わないかを気にする必要はない。」という考え方に変えなければいけません。
ここにお子さんの不登校解決が成功するか、失敗するかの最も大きな鍵が潜んでいます。
不登校のお子さんたちが、ここを気にしないようにするためには何が必要なのか?
これには、普段の日常の中で、親が子供に共感して、合わせていくことが、絶対必要なんです。
何をどのように、どう具体的に子供に共感して、合わせていくのか?
これにはポイントが4つあります。
この4つのポイントが、お子さんが本当の自信を回復し、自己肯定感を高める最重要の鍵を握っています。
言っておきますが、ほめる方法ではありません。
ほめることはもちろん大事ですが、4つのポイントには入っていません。
・子供の何かの能力を高める方法ではありません。
・子供を何かの方向に導く方法ではありません。
・子供に勉強させる方法ではありません。
・子供を人と合わせ、外出させる方法でありません。
知ればおそらく拍子抜けするほど、シンプルなものです。
これは不登校のお子さんから直接、何十時間にわたって向き合って話を聞き、苦しみの本当の原因を深く深く分析してきた経験から導き出したものです。
具体的に共感して、子供に合わせていく4つのポイントとは?
①共感:自分の言葉、考えに、親に共感してもらえているか
②楽しい:自分と過ごしている時間の中で、親が楽しそうか幸せそうか
③興味:自分の話、考え、自分の世界、趣味、に親に興味を持ってもらえているか
④会話:自分の考えに基づく話で、親が会話を(共感しながら)長続きさせることができるか
この4つのポイントをきちんと実践できたら、1−2ヶ月でお子さんは確実に学校に向けて動き出すことをお約束します。
だから、ここ数ヶ月、私が個別カウンセリングで力を入れて教えていたのは、この4つのポイントでした。
それぞれの親御様とお子さんに合わせて、共感のポイントをお子さんに最適化するように、ここ数ヶ月ご指導してきました。
これが4月からの再登校のご報告にすべてつながり、不登校解決率が100%になりました。
だから、これを最もシンプルで分かりやすい不登校の解決方法、引きこもりの解決方法として、魔法ことばベーシック講座の初回に全員に教えています。
そして、参加者さん全員に、毎日きちんと実践することを課題として課しています。
だから、魔法ことばベーシック講座も、不登校解決率が100%になりました。
この4つのポイントは、頭でわかっているだけでは実践できません。
指導できる人間のもとでトレーニングを積む必要があります。
実際、私は個別カウンセリングでは、親子の会話をすべて聞いて、具体的に間違いポイントを指摘して、指導しています。
ある親子の会話では、25分の会話の中で、6箇所の間違いポイント、子供に共感することができない箇所がありました。
子供が大事なポイントを少し口にするのですが、お父さんはそのポイントに触れることがなく、お母さんは会話に加わろうとしませんでした。
そして、お母さんが、全く話の筋と関係のない、夕飯の話をし始めたりしました。
また、家族の問題について、お父さんがうまく話をしだしているのですが、そのことについて、子供の意見を引き出せていませんでした。
そして、子供があるものを買ったのですが、その後、使わなくなったことについて、話をしているにもかかわらず、何も聞くことなく、話が終わっていました。
・なぜ、それを買ったのか?
・どういう気持ちで買ったのか?
・なぜ、それを使わなくなったのか?
こんなことを聞くことすら、思いついていませんでした。
また、子供の声の勢いがすごく弱くなったポイントがあるのですが、そこもまったく違う食べ物の話に親がすりかえてしまっていました。
実は、お子さんは悩みを話している時に、ちょっとした問題点を抱えているために声の勢いが弱くなっていたのですが、その悩みについて、きちんと触れて、話を掘り下げることができていませんでした。
また、食事のことについて、親がたずねた時、子供が返事したのですが、それについて、親が返事することなく、無言になっていました。
肯定や共感の「うん。」「わかった。」などの返事が一言もありませんでした。
25分の会話の録音をお聞きして、こういった具体的なポイントを指摘し、具体的にどう対応するのかを指導させていただきました。
これらは私のような専門家でなければ、気づかないポイントですし、言われてみなさん、「ああ。」と納得し、なおすことができるんです。
先ほどの25分の会話の親子も、私の指導のもとで、親御様が共感を身につけた結果、お子さんが2ヶ月後「学校に行く。」と言い出し、今、学校に行っています。
それぐらい4つのポイントはお子さんが本当の自信を回復し、自己肯定感を高める最重要の鍵を握っているのです。
そして、4つのポイントを頭でわかっているだけでなく、私のように指導できる人間のもとでトレーニングを積んで、実践していくことで、1−2ヶ月でお子さんは確実に学校に向けて動き出すのです。
前回クイズで出した「洗濯物が臭い」という話も、当初、魔法ことばベーシック講座の中で、親御様が子供のわがまま話として、子供に対する愚痴として、盛り上がった内容でした。
そのお母さんもそうだし、その場にいた別のお母さんも、同じ捉え方をしていました。
「本当にわがままね。私も子供にそんなこと言われたらムカつくわ。」
こんなふうな会話が交わされ、これも共感の欠如であるということに参加者の全員が全く気づいていませんでした。
それぐらい普段のお子さんとの会話が、共感の欠如ばかりであることが当たり前になってしまっているんです。
何度も繰り返します。
こういったポイントをきちんとなおさなければ、不登校は解決しません。
そして、あなたが決断し、なおすことができれば、あなたのお子さんの不登校・ひきこもりの問題は100%解決します。
詳しく具体的な不登校・ひきこもりの解決の方法を聞きたい方は、魔法の言葉がけセミナーにご参加ください。
自信いっぱいの子供に育つ魔法の言葉がけセミナー
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ホンモノ共感とプラス言葉「しっ!うるさい、黙れ!」
前回のクイズに関しては10名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。
私が考える正解に近いのが、にこりんごさん、あきぽんさん、Hardyさん、ぷーくんさんでした。
ここでの話の大事なポイントは、次のようになります。
ほとんどの不登校の子の母親は、幼少期に子供をよく叱っています。
だから、子供は母親が発した声に対して、敏感になっているのです。
母親が不機嫌か不機嫌でないか?
メンタル的にどのような状態なのか?
これらの相当な部分を母親の声で判断します。
もし、子供が神経過敏で、聴覚過敏だと考えをされている方がいたとしたら、完全に因果関係を取り違えています。
もし、これをお読みのあなたが幼少期に母親からよくられていたら、あなた自身が母親の声に敏感になっていませんか?
当然、敏感になりますよね。
それと同じことなのです。
だから、こういった場合の共感としては、こんなふうな言葉がけから始めます。
「そっか、お母さんの声って、あなたにとって、すごく気になる声なのね。」
そして、こんなふうに質問を丁寧に重ねていきます。
「どんな風に気になるかな?
お母さんの突発的な声って、あなたにとってどんな風に感じられるのかな?」
これが4つのポイントである、お子さんとの会話を長続きさせることであり、興味を持って、共感するということにもなります。
この話は魔法ことばベーシック講座で、あるお母さんから伺った実話であり、その時、同時に参加していたお母さんたちも、皆、どう掘り下げていいのか?どう返事をしていいのか?どう共感していいのか?わからないという状態でした。
「声が気になる。うるさい。」などと子供に言われると、ほぼ全員のお母さんが共感する方法がわからないはずです。
ましてやそれについて、会話を長続きさせることなど、全くできないでしょう。
ここで会話がきちんと長続きして、母親の声に敏感になっているという部分を掘り下げることができれば、再登校は2−3ヶ月に訪れることを約束します。
もしその方法を身につけて、不登校・引きこもりを実現したいなら、魔法の言葉がけセミナーにまずはご参加下さい。
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ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「ダイエット」
不登校で、家にいると子供は太りがちです。
ある不登校の女の子が、自分の容姿を気にして、「ダイエットをしたい。」と言い出しました。
成長期でしっかり食べて欲しいのに、家に引きこもったことで、太ったことを気にして、極端なダイエットをしたいと言い出しました。
絶食、りんごやバナナ、キュウリだけを数日間、続けるような極端なダイエットです。
痩せるサプリなど、怪しげなサプリを買ってくれと、せがんだりしています。
こんな話を聞くと、お母さんのほぼ全員が、いきなり眉間にしわ寄せて、全力で否定にかかるのではないでしょうか?
「そんなダイエットしたら、身体壊す!」
お子さんのための言葉であったとしても、これでは、子供が全く良くなりません。
あなたなら、極端なダイエットをしたいと言い出している娘さんに、どういうふうに共感しますか?
ぜひ考えてみて、ブログにあなたの回答を書いてみてください。
こういったポイントも私は直接丁寧に魔法ことばベーシック講座でお教えしています。
ぜひ一度、自信いっぱいの子供に育つ魔法の言葉がけセミナーにも、参加してみてください。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。