あなたはこんな間違った考え方をしていませんか?
・子供はまちがっている
・子供は何もわかっていない
・子供はほっといたら間違えて失敗する
・子供はどんどん悪い方向に曲がっていく
こうならないために親が関わって、失敗を防ぎ、正しい方向に導いてやらねばならない。
もし、このようにお考えでしたら、いますぐその考えを髪の毛一本残さず、焼き捨ててください。
その考えが、子供の不登校の原因であり、改善を阻む原因です。
まず、そもそもの前提が違っています。
・子供がまちがっている
・子供は何もわかっていない
こんなふうにあなたが思い込んでいるということは、ホンモノ共感に全くなっていません。
「子供はまちがえる。だから、共感はしてはいけない。正しく訂正しなければならない。」
このように親から共感を全くされないので、子供は不登校になります。
親の役目を完全に勘違いしているのです。
なぜ、「子供はまちがっている。」という思い込みをもつようになったのか?
この理由を聞くと、必ず答えに上がるのはこんなことです。
「うちの子はかつて、こんなことを言っていた。」
「うちの子は、こんなまちがいをしていた。」
子供のまちがいばかりに目を向けて、血眼になって直さねばならないと思っています。
もし、こんなふうに具体的な根拠がないけど、何かまちがっている気がする方は、「子供は親が導かないと成長しない。」という感覚があるでしょう。
「子供はほっといたら、ずっとまちがい続ける。」という思い込みがあるのです。
・子供は親が言わないとわからない
・子供は何もわかっていない
これは私からすると、子供を犬や猫のように思っているかのように感じています。
なぜ、親御様がこのような感覚をもってしまっているのか?
この理由は、祖父母様から、全くわかってもらってなかったという過去の経験があるからです。
親御様は、祖父母様から話を聞いてもらえず、共感されず、わかってもらえずという子供時代だったはずです。
それを無意識のうちに我が子にも反映してしまっているのです。
だから、本当の理由は「子供がまちがえる。」からではありません。
この恐ろしいまちがった考え方に気づき、それを自覚し、見つめなおすことが絶対に必要です。
そしてこの作業は、多くの人が逃げ出します。
自分が持ってきた価値観が間違っていたと認めるのは本当に嫌だし、我が子に正しいと思ってしたことが、完全に間違っていたと認め、修正するのも、本当に嫌でしょう。
その気持ちは私もよくわかります。
もし私だったら、同じように嫌に感じるだろうなと思うのです。
ただ、ここから目を背けずに、必死に自分を変えることにチャレンジし続けると、嬉しい現実が待っています。
私はこのことを何回も繰り返しお伝えして、皆さんに変化を促す講座として、魔法ことばベーシック講座があります。
そこに参加して、頑張り続けたお母さんから、こんな嬉しいご報告をいただきました。
あるお母さんからの嬉しいご報告
「おかげさまで、娘は希望の高校に通うことができました。GW明けの入学式以来、一日も休まず登校しています。
今、土曜日も学校がありますが、『日曜日も行きたいくらい楽しい。』と言って、それは楽しそうに、毎日、目を輝かせています。
以前は、娘は自分から何かをしたいと言ったことがありませんでした。
今では、『アルバイトしたい。部活したい。一人で映画を観たい。』などと言い出していて、本当に人が変わったようです。
最近、娘から『ママ、高校に行かせてくれてありがとう。』と言われました。
環境が変わったことで、娘は変われたと思っています。学校に通える状態でありながら、行き渋っていたのは人目とプライドだったからです。
『高校は必ず通えると言っていたけど、本当は自信がなかった。まさか普通に通えるとは思ってなかった。もう大丈夫、絶対通える。』
こんなことを娘は、最近ポロリと私に漏らしました。
以前、娘はプレッシャーと不安があったのかと、つくづく思います。思えば、入学式前から微熱が出たり、1ケ月くらい体調不良のまま通学していました。
子供は、大人よりも大きな不安を抱えていると気づかされました。それを誰のためではなく、自分のために頑張ったのが伝わってきました。
そんな娘を見て、私は、何でも出来ないところばかり探していましたが、出来ていること、いいところを見るようになりました。
また自分で作り上げた不安材料であれこれ悩むことがバカらしくなり、未来より、今を生きるようになりました。
私自身はまだ問題が残っていますが、イライラすることもなく、日々を送っています。日々のご指導ありがとうございました。」
こちらのお母さんは、つらいながらも、ご自身を変えるために、頑張って参加していました。
私がとても印象的だったのは、こちらのお母さんは最初、こうおっしゃっていたことです。
「娘の不登校の原因は私の過干渉だと思っていました。ところが新井先生の講座に参加して、共感不足だと知り、すごい衝撃を受けるとともに、納得もしました。
そして、完璧主義とは、テストで満点を取ろうとする人のことだと思っていましたので、自分には関係ないと思っていました。
ところが新井先生の講座に参加して、完璧主義をチェックしてみると、自分がありとあらゆる完璧主義に引っかかっていることに気づき、これも驚きました。」
このようにおっしゃっていたのが、私はものすごく印象的でした。
そこからお母さんはコミュニケーションの悪い癖や自分の自信のなさ、間違った価値観をなおすために、長い間、コツコツと取り組まれました
特に祖母様から受けた価値観の影響を抜くのに、すごく大変な苦労をされていました。
そして、もう1つ言うならば、「子供がまちがっている。」という考えは、実はお母さん、あなたが自分で自分のことをまちがった存在だと思っているということです。
・自分で自分をまちがっていると思っているから、子供を否定したくなる
・自分を肯定していないから、子供を肯定できない
つまり親から共感されていないから、子供にも共感できない。この流れがあります。
この流れのカラクリに気づいて、まちがった価値観、考え方を引き出して、コツコツと丁寧に解除を続ける。
これがじわじわと地味に効果を発揮します。
子供に「動け。勉強しろ。」と一切、言わなくても、親がまちがいを正さなくても、親がレールを敷かなくても、子供は自発的に必ず動き出します。
そして待っている言葉は、「ママ、ありがとう。」という言葉です。
お母さん、あなたは「ママ、ありがとう。」こんな言葉を聞きたくありませんか?
この言葉、子供の心からの言葉です。
この言葉を聞ける日が来るまで、まずは今日お伝えしたまちがった考え方、「子供はまちがっている。」という考え方を見つけて、退治できるかを考えてください。
私が直接お教えできるのは、魔法ことばベーシック講座だけです。
現在、次の講座の開催は未定ですので、いますぐ何かやりたいという方は、Amazonで販売する動画教材に取り組んでみてください。
動画教材では、あなたの考え方を変える大きなヒントを手に入れることができます。これは不登校の解決の大きな1歩となるので、自信を持ってお勧めします。
Amazonで販売していますので、今すぐこちらから購入してください
不登校を6か月で解決する!親の考え方を変えて解決する5つの方法
他人軸と嫌われ不安クイズ「ママ友」
前回のクイズに11名の方から回答がありました。ありがとうございました。
熊猫さん「娘を送りに行っているのを見られるのが恥ずかしい。」
そうですね。恥ずかしいですね。なぜ、恥ずかしいのか?
他のママ友が普通はしない、劣等なことをしていると感じているからですね。
どんぐりさん「子供も自分も恥ずかしい。みじめ。」
そうですね。これも熊猫さんと同じように「普通じゃない。」とか、「遅れている。」という感覚ですね。
ゆきさん
いい具合に価値観がゆがんでいます。世のママ友はみんな嫌われないようにしている。これは本当に、本当ですか?
実際は、そんなことはありません、あなたは、「人は人を嫌う。」という強烈な人間不信がありませんか?
もちろん嫌われ不安と理解していただいても結構です。その考え方、根っこから直さないとむずかしいですよ。
みーやママさん
逃げたくなったんですね。本当に逃げたのかな。
自分の子育てとか、親としてという意識が強いのですね。これはまさしく他人軸です。
みひろさん
そうですね。大まかにみひろさんのお答えが多くのお子さんに当てはまると思います。
雨さん
雨さんの答えも正解です。
自分軸がないということがどれだけ存在の自信を奪ってしまうのか。皆さんはおわかりいただけたでしょうか。
ぱぱさん「社会軸、他人軸に適合しない自分たち親子が受け入れられない。」
安定して、いい答えをありがとうございました。
これは正しくその通りです。
マサルさん
とてもいい答えです。「親のしつけが甘い。」これは不登校のお母さんがよく周りから責められる言葉です。
私は、しつけが大嫌いです。しつけをしたくてしょうがない人は、子供を犬のように考えています。
もし、あなたの周りにしつけをしつこく言う人がいたら無視してください。「私は犬の調教師ではない。」とはっきりと言ってください。
マサルさんの自分軸の言葉もとてもいいです。
Hardyさん
「親として、蔑まれる。」この感覚ありますよね。
まさしく「悪い親と思われているんじゃないか。」と気にしていると思います。
ケイトさん
「かつての自分がそうだった。」と振り返っていますね。
その状態から脱出したケイトさんのお答え、皆さんよくご覧になってください。
かつての自分を蔑んだ人間が本当にいるのか?
本当はいないですよね。
周りの評価なんて、そんなことで変わったりはしないのです。
だから、そんなものを気にしていてもしょうがないのです。
まーちゃんさん
「他人は関係ない。」これをよく断言なさいました。
自分の評価は自分がしましょう。そしてあなたは、あなたに最高の評価をしてあげましょう。
自分軸と他人軸クイズ「学校に行くのが怖い」
あなたのお子さんが、不登校だとします。そして、学校から呼び出しをくらいました。
あなたは行きたくありません。怖いからです。
なぜ、怖いのでしょうか?
この理由を自分軸と他人軸、そして嫌われ不安を考えて、7/6(月)13:00までにブログご回答ください。
来週7/8(水)に私が考える自分軸と他人軸、嫌われ不安の考えをお答えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。