こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

最近、いろんな親御様とお話をしていると、こんな方がよくいらっしゃいます。

「私が共感できないのは、子供に問題があったり、あるいは社会的常識を守ろうとしたりするからです。決して、私の自己肯定感が低いせいではありません。

新井先生は、子供の不登校は親の自己肯定感が低いせいだといっていますが、すごい違和感を感じます。」

 

このタイプのお母さんを私は長い間、山のように見てきました。

お母さんは口を揃えて、こんなふうにおっしゃいます。

「私が不安になるのは、子供が問題を起こすからである。」

「私が不安になるのは、子供がいうことを聞かないせいである。」

「私の自己肯定感は低くない。新井先生がそれを認めないだけである。」

最近も、ある方とこの自己肯定感の話をしました。

だから、今日は、皆さんと一緒にホンモノ共感と親の自己肯定感の問題について、考えてみようと思います。

 

ホンモノ共感と親の自己肯定感の問題とは!?

この話の目的を最初に申し上げておくと、ほとんどの親御様は、自分の自己肯定感の低さをまったく自覚できてないということです。

自分の問題を自覚できない限り、不登校は解決も改善もできません。

だからこそ、あなたも、この話を聞いて、ご自身の問題を自覚して欲しいのです。

 

では、話の内容について、入っていきます。

これは時々、私がお話しするネタです。私の娘が、まだ幼稚園か小1の頃、遊園地に連れていきました。

遊園地の遊具には、身長制限があり、130センチ以下だと乗れないものがあります。

当時、娘は身長制限に引っ掛かり、乗りたかった乗り物に乗れませんでした。私はその遊具の受付のおじさんにかけ合いましたが、頑として受け入れてもらえませんでした。

娘はその乗り物の入り口の前で、何度も「乗りたい。」と泣きわめき、動こうとしなくなりました。

その時は私とその娘だけでなく、姉妹も連れてきていました。姉妹は身長があったので、その遊具に乗れて満足でした。

さて、私はどうしたのか?

 

乗れない娘にずっと共感し続けていました。

「乗りたかったのに残念だね。」

この一言を1時間半ぐらい言い続けました。もう1人の姉妹にはその間、ずっと待ってもらっていました。

そして1時間半ぐらい経った後、おそらく疲れて眠った娘をおぶって帰ったと記憶しています。

 

この話をある方にすると、こうおっしゃいました。

「私だったら、他の家族も来ているので、その子のためだけに待たせるなんて、他の家族を不快にさせることはしません。

みんな楽しくするために来ているのに他の人を不快にさせるなら、しつけがなっていない。私ならしつけを真っ先に考えます。」

 

この話は、誰かを非難するためにいっているのではありません。

共通の例題として取り上げてお話ししています。

この方の考え方にあなたはお気づきでしょうか?

 

こんなメッセージを娘に与えているのです。

・他人を不快にさせることはしてはいけない。

・他人の心を肯定しなさい。

・乗りたいという自分の心は、肯定してはいけない。

 

これを世間一般ではしつけと称して、いいことだと教えています。

私はバカバカしくて、話にならないと思っています。

我が子に向かって、こんなことをいう親は自己肯定感が高いでしょうか?

「お前は自分の心を肯定するな。他人を肯定しろ。他人を不快にさせないために、お前は自分を抑え込め。」

 

これ、自己肯定感が高い人が言うことでしょうか?

私には、到底そうは思えないのです。

もし、この親の自己肯定感が本当に高いのであれば、我が子に対しては、こういうはずです。

「自分を肯定しなさい。乗れなくて辛い思いをお母さんは受け止めてあげるよ。自分の気持ちを優先にしなさい。」

 

自己肯定感が高い、本当に自分を肯定できている親ならば、我が子に向かっても、「あなたは自分を肯定しなさい。肯定していいんだよ。」と言えるはずですよね。

これが共感です。

 

自己肯定感が高いと自称する人が、しつけと称して、子供を否定しているという例を私は数多く見てきました。

もう一度言います。

よく考えてください。

何度でも言います。

 

あなたは一体、何を肯定しようとしているのですか?

学校の先生ですか?社会のルールですか?親ですか?

それ違うでしょ。

 

本当に肯定すべきは、目の前で泣いている我が子ではないですか?

本当に寄り添うべきは、目の前で泣いている我が子ではないですか?

違いますか?

 

あなたに本当に心があるならば、目の前で苦しんでいる子供に共感すべきではないですか?

あなたが本当に自己肯定感が高いのであれば、自分を肯定するのと同様に、目の前にいる我が子を肯定して、共感するべきではないですか?

違うでしょうか?

私は何かおかしなことを言っているでしょうか?

もし、「違う、新井がおかしい」という方がいれば、このブログのコメント欄に反論、コメントを寄せてください。締め切りは1/11(月)の21:00です。

 

大事なことなので、私は何度でも言います。

本当にあなたの自己肯定感が高いのであれば、自分を肯定するのと同様に我が子を肯定するべきではありませんか?

 

なぜ他人を肯定しようとするのですか?

他人を肯定しようとするのは、つまり自己肯定感が低いからではないですか?

この問題、つまり自分の自己肯定感の低さにあなたは気づかねばなりません。

自分の自己肯定感が高いなどという美しい幻想に浸っているうちは、甘い夢を見ることができますよね。

 

ただそれで一体、何が解決しますか?

子供の問題ばかりに目が向き、「子供がこうだから私が悩んでいる。」といっている方々、早く目を覚ましてください。

 

子供の問題によって、あなたの軸がぶれていること自体が、あなたの自己肯定感の低さを表しています。

目の前で問題を起こしている子供ではなく、何か別のものに共感すること、そして我が子に「お前は自分の心ではなく、何か別のものに合わせろ。」と求めることは、絶対におかしいです。

 

こんなことを私に言われて、みなさんは痛い思いで、この文章を読んでいるかもしれません。

きついですよね。厳しいですよね。わかっています。

もう目が覚めている人は、結構です。目が覚めていない人、早く目を覚ましてください。

 

あなたが我が子に共感できないことがあるのであれば、それは、あなたの自己肯定感が低いからです。

異論や反論がある方、どうぞ繰り返しになりますが、このブログのコメント欄に書き込んでください。締め切りは1/11(月)の21:00です。

 

直接返信するかは、内容を見て決めますが、すべて目を通します。

このご自身の自己肯定感の問題から目を背けると、本当に何も解決しなくなるのです。

だからこそ、異論や反論がある方、納得できない方は、ブログのコメント欄に書くことで、現状の問題を明確化してください。

 

ホンモノ共感と自己肯定感の問題の重要なポイントとは!?

この問題には、もう1つ重要なポイントがあります。

自己肯定感が低いという自覚はある程度あるんだけれども、それに対して辛いとか、苦しいという感情がない方、これ結構いますよね。

昔の私自身、そのような傾向が強かったのでよくわかります。

自己肯定感の低さを感情の解放の問題として扱うと、実はうまくいかなくなります。

 

従来のカウンセリングや心理療法は、ほぼすべて感情(と行動)を扱うものです。

それらは、私が試す限り、不登校のお子さんの行動を変えることができませんでした。すべてです。

そして大人に対しても、ほぼ同様のまずい結果を次々に叩き出しました。

 

私がこの道に入り、熱心に心理学や心理療法を学んできました。しかし、全てが不登校の前に破れ去りました。

もちろん扱うなとは言いませんが、感情を扱っているだけでは、子供の行動をどうにかすることはできないのです。

感情自体もあるのであれば、それはそれで問題なのですが、それよりも問題なのは価値観、考え方にあります。

 

このメルマガ、ブログをお読みの方は、ほとんどの方は親御様から共感されたことがないはずです。

じゃあ、共感されなかったということを思い出して、何か強い感情が出てくるのかというと、多くの方は出てこないはずです。

その代わりに丹念に分析していくと、出てくるのが歪んだ価値観です。

 

例えば最近、魔法ことばベーシック講座の第9期の参加者の歪んだ価値観を解除しました。

その価値観はどういったものかというと、「役立たない人間や価値を提供できない人は、裏切られる。捨てられる。」というものでした。

これを人間不信といっても結構です。

 

この方自身、親から共感されなかったことによって、このような歪んだ価値観が生まれました。

実際、感情よりも、価値観の方が、不登校の解決を大きく阻んでいるのです。

 

さて、この歪んだ価値観、「人は裏切り、見捨てる。」という価値観を他の参加者の前で、私が解除しました。

その結果、この方の内面は大きく変わり、子供にも大きな変化が現れたそうです。

 

今までまったく勉強しなかった子が、いきなり勉強を始めたというのです。

特にレポートの提出で、本当に進学が危ない状態だったのが間に合って、本当にほっとしたと言っていました。

またこの方自身、人に対してものが言えるようになりました。その結果、人間関係が本当に大きく変わったそうです。

 

もしあなたが「我が子の問題を自分ごとして捉え、自己肯定感の低さをきちんと認識したい。自分の心を深く掘りたい。」と思われるのであれば、そのあなたの悩みを解決する最適な方法をご提供する準備を今、行っています。

これは従来の心理療法や心理学がやってきた実効性のなく、甘ったるい方法ではありません。

きちんとやっていただければ必ず結果が出せる、そういった解決策をご提供するプロジェクトを今、準備を進めています。

 

あなた自身の自己肯定感が高まり、変わることができる。

そのことに連動して、あなたの家族も、子供も自動的にいい方向へ変わっていくことができる。

そんな機会をご提供できるよう準備しています。詳細が決まり次第、このメルマガでご案内しますので、お持ちください。

 

ホンモノ共感クイズ

前回のクイズに10名の方からご回答いただきました。ありがとうございました。

マサルさん

どの答えもいいですね。純粋にお子さんの気持ちに寄り添っていることがよくわかります。

えりさん

共感と親の自己肯定感の低さが同居した答えですね。特に3、4、5がまだ自己肯定感が低い感じがします。自分の言いたいことを言うのではなく、子供がどんな気持ちなのかを捉えるべきです。

まるさん

子供の辛い気持ちに寄り添いたいと言いつつ、5つの回答とも、なんとか子供を動かそうとしていますよね。「行きたい。行きたい。見てみない。これだけはどう。」など動かしたい、提案したいという気持ちが丸見えです。共感ではありませんよね。

めめさん

シンプルですが、うまく共感としてまとまっています。めめさんのお答えはホンモノ共感として、スタンダートに感じますので、みなさんも参考になさってください。

Hardyさん

どの答えもいいですね。最後の宿題のところだけ、答えがありませんが、Hardyさんの答えはどうでしょうか?

べさん

ホンモノ共感としていい答えです。こうやってマイナスの気持ちに寄り添おうとすることをみなさんも参考になさってください。

ホーホーさん

ホーホーさんって明るいですね。この明るさはきっと子供にとってプラスになるでしょう。こういった明るさは私もよく子供に向けていました。

パパさん

さすがにいいお答えですね。この形も皆さんに推奨できますので、パパさんの答えもぜひ参考になさってください。

みーやママさん

言葉を色々と試行錯誤して、どういえば、子供に寄り添えるか、丁寧に考えていることがよく伝わってきます。この姿勢はとても大事ですね。

子供に丁寧に質問しながら、答えや着地点を探っていく。この姿勢はいいですね。

みっちゃんさん

この姿勢もいいですが、できれば「なぜやりたくないのか?動きたくないのか?」に対して、5つとも触れた方がいいと思います。

 

ここはとても大事なところです。

子供のマイナスの気持ちに触れることがなければ、いくら何を言っても共感にならないからです。

優しく波風を立てないと共感していると思われるかもしれませんが、それは違います。

マイナスの気持ちを避けようとする人が、自己肯定感の低い人です。

その状態を維持、継続することはとても危険なことなので、早急に改善、解決なさることをお勧めします。

 

私がいいなと思う答えは、子供のマイナスの気持ちに丁寧に触れています。そして子供を動かそうとしていないことが大事です。

これが自己肯定感の高い親がとる子供への対応です。

あなたもご自身の子供への対応を振り返って、自分の問題に向き合ってみてください。

もし、異論や反論がある方、どうぞ繰り返しになりますが、このブログのコメント欄に書き込んでください。締め切りは1/11(月)の21:00です。

 

来週1/13(水)に私が考えるホンモノ共感と自己肯定感の考え方をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。