こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
あなたは我が子のまわりで、いじめの件数が爆発的に増えていることをご存知ですか?
しかも、とても極端な形で低年齢化がすすんでいることもご存知でしょうか?
文科省の調査によると、10年前のいじめは中1でピークを迎え、15000件程度でした。
2019年は小2でピークを迎え、6倍近い、96,000件までいじめ認知件数が増えました。
調査方法やいじめの認定基準が10年前とは異なるものの、圧倒的な変化であることは間違いありません。
さて、なぜこのような変化が起きたのでしょうか?
専門家によると、調査の方法が代わり、軽度のものもいじめに認定されることになったこと、早期教育や常識を守らせること、マナーを守らせることが低年齢から求められることが挙げられています。
それがなぜ、いじめを引き起こすのか?私の考えを述べてみたいと思います。
いじめの根底は劣等感です。
例えば、早期教育が何をもたらすのか?
劣等感以外にあり得ません。
早期教育が子供の自信を伸ばすと思っている人は完全に間違っています。
早期教育は人を人としてみていません。能力を開発する対象としてみています。
能力を開発する、大事にする対象の中にその子の情緒が含まれていないはずです。
情緒を本質的に大切にする教育をしない限り、本質を大事にされないから、劣等感が生まれるのです。
そして、劣等感を植え付けられたしまった子は何かの形でその劣等感を補おうとします。
しかも人をいじめること、貶すこと、馬鹿にすることで優位に立とうとするのです。
これがいじめる側の根本原理です。
いじめられる側の根本原理は嫌われ不安です。
嫌われ不安とは当然、読んで字の如く、人から嫌われることを恐れて、相手に適切な反撃を行えなくなってしまう問題です。
嫌われ不安はなぜ生まれるのか?
あくまで私が見てきた限りですが、根底は家庭内の共感欠如です。
いじめる側も、いじめられる側も、家庭において、親と共感的なコミュニケーションが行われていません。
そのために自分の存在価値が下がるという無意識の感覚を持ってしまうために、いじめる側はそれを補うような悪質な行動を行います。
いじめられる側は、嫌われ不安を持つために、自分を嫌う行動を行う人間を無意識に呼び寄せてしまいます。
これがいじめの構図です。
もう1ついじめの構図には、とても深刻な問題があります。
大人側が子供の心の声に聞く耳を持っていないという点です。
だからいじめる側も、いじめられる側も、本当の自分の心の声を親に届けていません。
暖かい心と心の交流というのを親子関係から経験したことがないからです。
だから人との関わり方が、心と心の交流から外れた、非常に歪んで冷たい関わり方をするようになるのです。
そして、その次に起きうるのが不登校です。
不登校のお子さんは、劣等感も嫌われ不安も強く持っていますし、共感的なコミュニケーションを親からしてもらっていません。
だから、何がいつどう転んでもおかしくないのです。
現在、日本は完全な少子化国家です。子供の数は年々減り続けています。
それとは全く逆に、いじめも不登校も激増の傾向をみせています。
子供の数が減っているのに、いじめも不登校もすざましい数で増えている。
これはあっきらかにおかしいです。
だからこそ、根底の親子の関わり方とコミュニケーションをいますぐ見直すことを私は皆さんと社会に訴えたいのです。
あなたのお子さんがいじめる側に回るか、いじめられる側に回るか、不登校が重症化して完全引きこもりになるのか、心の病を引き起こすのか。
そんなお先真っ暗な未来が現実に大きな口を開けて待っているのです。
脅しだと思う方は実際に文科省のホームページで数字を確認してください。驚くべくペースで本当にいじめが増えているのです。
私が訴えたいことは、危機感をあおることではありません。危機感を持っていただきたいのですが、いたずらにあおることではありません。
私の講座に参加した方は口々にこうおっしゃいます。
「10年前に共感を知っていれば、こんなことには絶対ならなかった。」
「子供を産む前に知りたかった。」
「誰もこんなことを教えてくれなかった。」
「これをもっと早く知っていれば、私も息子もこんなに苦しまずに済んだのに。」
つまり、私は共感こそが、劣等感を持ち、声にならないSOSをあげている子を救う唯一の手段であると考えています。
共感こそが嫌われ不安に悩み苦しみ、声にならないSOSをあげている子を救う手段だと私は確信しています。
ほかの方法は何かがずれているからです
ほかの方法は、子供の感情という大切な本質を飛ばしてしまい、表面的な解決に走ってしまっています。
子供の感情、情緒に重きを置かない限り、いじめも不登校も解決することは決してありません。
もしあなたのお子さんがいじめからくる不登校で悩んでいるとしたら、過去にいじめられた経験があるのだとしたら、あなたが共感をしっかり身につければ、かならず不登校は解決します。
いじめの無限ループと不登校の無限ループから、愛する我が子を救う方法とは共感だけです。
私のいうことが、どれほど真実味を持っているのか、本当に確かめたい方は、不登校を100%解決する魔法の言葉がけセミナーにご参加ください。
以下から申し込み可能で、5/1(土)のみ、若干名の参加者を募集しています。
この魔法の言葉がけセミナーでは、不登校を100%解決するホンモノ共感について、具体的でわかりやすくご説明します。
いじめられ子に対して、「負けるな。」とか、「強くなれ。泣くな。」という言葉をかけることがいかに間違いで、子供を苦しめることなのか。
いじめによる辛さ、苦しさ、悲しさのマイナスの感情に寄り添うマイナス共感で、どれほど子供が救われるのか。
これらを具体的に明確な言葉でお話しします。
そしてマイナス共感の技術を駆使して、わずか2週間で不登校の子供が自発的に再登校した言葉がけも、魔法の言葉がけセミナーでは、公開します。
残席わずかとなっていますので、以下から魔法の言葉がけセミナーに申し込みしてください。
<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
・4/25(日) 13:00-17:00 満席
・4/29(木祝) 13:00-17:00 満席
ホンモノ共感「テストを隠す」
前回のクイズに8名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。
みなさんの答えはこれでいいのですが、ほぼ全員が親から間違えたところを指摘されるという想定になっていますよね。
それでも子供は隠すかもしれませんが、隠す要因としてはそれだけではない方が多いはずです。
私は問題のところに点数は悪くないと書きました。なのに、隠そうとする。
これは間違えたところを指摘されるパターンもあるかもしれませんが、実は違うところがあります。
それは何かというと、「点数が満点でない=努力不足である」という認識になるのです。
「間違えたところがある=満点ではない=努力していない証である」という認識なのです。
間違えるかどうかよりは、努力不足というのは非常にダメなことと子供は認識しているのです。
なぜ、子供が努力不足をダメだと認識するのか?
それはほとんどの親御様が努力が大好きだからです。
努力することの大切さを口を酸っぱくして、子供に説いてきたお父さんお母さんはとても多いはずです。
ほとんどの親は努力中毒です。
その尊さを子供に伝えたくて、何度も「努力せよ。がんばれ。」と言ってきたはずです。
お母さんたちの会話の文字起こしを見せていただくと、1ページの数カ所にわたって、「頑張る。」という言葉を発している方がいます。
これが実に危険なのです。
なぜなら、子供の劣等感をうみますし、嫌われ不安も生む可能性が高いからです。
単純な結果の問題ではなく、「努力する、しない」という重大な価値観の問題なのです。
これがわかっていないと、「あなたは頑張ったんだから、結果はよくなくてもいいよ。」というような勘違いしたことを言ってしまいます。
これものすごく大事な話を皆さんにしています。
おそらく私がいうようなことを言う人間は、他にいないはずです。
私は、頑張ることをほぼ否定しています。
なぜならば、不登校の子のカウンセリングをすると、明確に頑張らない自分はダメな人間という劣等感を持っていると発言する子があまりに多いからです。
私は不登校のお子さんと面と向かって、しっかり向き合って、心の奥底にある苦しみを真摯に聞き続けました。
そこから得た真実だけを皆さんに話ししています。
何度も繰り返し言います、子供をがんばらせてはいけませんし、あなたは頑張ると言う言葉を今後は使ってはいけません。努力という言葉も同様です。
ホンモノ共感クイズ「いじめ」
あなたのお子さんは最近、部屋に閉じこもって、1人でゲームばかりをしています。
仲のいいママ友から、子供がいじめられているのではと心配されましたが、子供に聞いても、何も話そうとしません。黙ったまま、部屋に引きこもってしまいました。
こんな時、あなたなら、子供になんと声をかけますか?
あなたのホンモノ共感の言葉を考えて、4/25(日)18:00までにブログにコメントください。
来週4/28(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。