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こんにちは!
いくまが編集部の桐崎セラです。
突然ですが、あなたは「なんでうちの子は、他の子と同じようにできないんだろう?」と悩んでいませんか?
小学校に通い出すと、周囲の子どもとの違いが顕著になり、学校でのトラブルで呼び出されることもしばしば・・・。
ときには先生から、遠まわしに病院へ行くように言われることもあるのではないでしょうか。
さて、上記のような悩みに心当たりがあるあなたのお子さんは、もしかすると「ADHD」かもしれません。
ADHDとは、年齢に対して脳の機能の成長が遅れてしまう発達障害のこと。
ADHDの子どもは、周りの子どもとの集団行動が苦手だったり、それが原因で孤立してしまうこともあります。
このADHDですが、学校の先生や友達だけでなく、保護者もどう接したらいいかがわからず、迷っている方が多いです。
そのため、お子さんに対してイライラしてしまい、さらに子どもの引きこもりに繋がってしまうことも・・・。
今回は、そんなADHDがどんな発達障害なのか、他にも、ADHDの子どもとの接し方などをお伝えします。
まずは、自分の子どもが本当にADHDかどうかをチェックし、それに応じた対応をしてくださいね!
それではまいりますっ!
ADHDとは不注意や多動性、衝動性という3つの性質がある発達障害
ところ、あなたは「ADHD」という障害がどのようなものか知っていますか?
文部科学省では、ADHDという発達障害は次のように定義しています。
ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。
この、ADHDですが、次の3つの特徴があります。
あなたのお子さんがどの性質に当てはまるかを確認してみてくださいね!
●不注意
・教科書など忘れ物が、極端に多い。
・持ってくる必要のない余分な物を学校に持ってきてしまう。
・手元のお絵かきに集中し過ぎて、授業の話を聞いていない。
・お友だちに話しかけられても、聞いていないように感じとられてしまう。
●多動性
・授業中に席に座っていることができず、教室を歩き回ってしまう
・思いついたことを、一方的に話し出し止まらない。
●衝動性
・授業中お友だちが問題を解いている最中に、急に邪魔をする。
・先生が解説している途中に、答えを言ってしまう。
・すべり台など順番の列があるものの順番を守れずに、横入りしてしまう。
チェックが多いほど、ADHDの可能性は高い!
ここまで、ADHDの特徴や性質の種類についてお伝えしてきました。
もしかしたら、あなたは「うちの子ADHDかも。」と気になっているかもしませんね。
そこで、この章では、あなたのお子さんが本当にADHDかどうかをチェックできるよう、チェックリストをご用意しました。
以下の項目でお子さんの行動にあてはまるものには、チェックをつけてみてくださいね。
・授業中に席を離れ歩き回ってしまう
・同じ失敗を何度も繰り返してしまう
・人の話を聞いていないとよく言われる
・順番を守れず横入りし、いつも友だちとケンカになっている
・忘れ物が極端に多い
・朝の身支度がスムーズにできない
・今日の宿題がわからないこと多い
・外出時、安心して一緒に出かけられない
・運動会などの集団活動に参加するのが難しい
・学校に行きたがらない
いかがでしたか?
当てはまる項目が多いほど、ADHDの傾向が高いと言えます。
もし、自分の子どもがADHDの傾向が高ければ、次の章も読んでみてくださいね。
ADHDの心当たりがあれば病院で診断を
子どもがADHDだとわかっても、なかなか病院には行きにくいですよね。
例えば、周りの目が気になったり、自分の子育てが悪いと認めているような気もするかもしれません。
しかし、自分の子どもがADHDだと判明したときこそ、病院で診断を受けましょう。
なぜなら、病院で診断を受けることで、子どもがADHDになった原因や、子どもに合った対処方法も教えてもらえるからです。
今までどんなに言っても、その通りにできないお子さんにイライラしていたかもしれません。
しかし、診断を受けることによって、原因や対処方法がわかれば、謎だったお子さんの行動の理由が、「病気」という原因であることがわかり、気持ちが落ち着きます。
また、親からのコミュニケーションが変化することで、お子さん自身も「なぜぼくは、叱られるんだろう?」と思っていた気持ちが解決されます。
ちなみに、ADHDは投薬をすることで、症状を和らげることもできます。
確かに、病院へ行くことは億劫かもしれませんが、選択肢のひとつとして、病院へ行き専門家のアドバイスを受けるということも視野に入れてみてくださいね。
ADHDのお子さんとのコミュニケーション方法
日常生活の中では、子どもに対して何を言っても伝わらないもどかしさで、大きな声や手をあげることもあるかと思います。
もちろん、お子さんはわざと反抗しているわけではないので、対応に困ってしまいますよね。
そこで、この章ではADHDのお子さんへの対応の仕方をお伝えします。
1.集中しやすい環境設定
2.具体性の高い声かけ
3.ほめる
この3つを抑えれば、いつも以上に伝わりやすくなり改善が期待されます。
3つのポイントを、詳しく説明していきます。
1.集中しやすい環境設定
お子さんにとって、気が散りにくい環境を作りましょう。
ADHDのお子さんは、気がそれやすく集中するべき時に集中することが難しいです。
こちらから、症状が出てしまう環境を排除してしまえば、より目の前のことに集中できるようになりますよ!
・宿題をするときは、使用するもの以外置かない
・ひとつの作業に集中してほしいときはTVがない場所で行う
上記のようなひと工夫で、症状が出やすい環境から出にくい環境に変えてあげることができますね。
2.具体性の高い声かけ
ADHDの子どもは、「ダメ」「するな」「待って」などの単語を使用しても伝わりにくいことがあります。
そのため、こちらがより具体的な言葉を使う必要があります。
例えば、何かしてほしいことがあるなら、その理由や目的を伝えてみましょう。
「今は、◯◯しようとしています。だから、△△してはいけません。そのために、□□しましょう。」
このように、ひとつひとつの意味や理由を理解させ、次の行動を伝えることが必要です。
指示や説明をするときは、ひとつひとつ「理由」→「次の行動」までを1セットとして伝えましょう。
3.ほめる
何か素晴らしい行動を起こした際は、ぜひ、積極的に褒めてあげてください。
何かあったときに褒めることによって、今の行動は「やってもいいこと」「ほめられる行動」ということをはっきりと理解することができます。
誰でも褒めてもらうと嬉しいですからね!
いかがでしたか?
ADHDとわかり特徴と傾向を理解してしまえば、それぞれに合った対応ができます。
対応を工夫することができれば、お子さんと以前よりも楽しく過ごせます。
今回の記事をきっかけに、悩みから解放され、幸せそうな姿・笑顔となってお子さんと過ごせるようになったらうれしいです。
わたし、普段、子どものことをほめる習慣がないのよね・・・。
やっぱり褒めるって大事よね。
褒められると嬉しいものですよ!
例えば、トモコさんのことを褒めるとすると・・・。
・・・?
・・・。
ないなら、ないと言いなさいよ・・・!
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