こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

今日は不登校で悩み、苦しむ親御様のための特別プロジェクトについて、詳細をお伝えします。

 

先週、子供が大学に行けるようになって、「私の解放感が半端ないです!」と伝えてくれたお母さんの話をしました。

実はこのお母さん自身の自己肯定感にはいろいろと問題がありました。

それをどう解決したのか?大事な点をお伝えしておきます。

 

親御様の自己肯定感が低かったり、生き方がつらくしんどいものであったりすると、それは必ず言葉がけや接し方、声、表情、態度などを通じて、必ず子供を巻き込んで、不登校にしてしまっています。

このお母さんも自己肯定感の低さが子供への言葉がけや接し方にもろ現れた状態でした。

私の個人カウンセリングでは、親御様の自己肯定感の低さを認識してもらいつつ、それに子供を巻き込むのをやめるために、ホンモノ共感の言葉がけをお教えしています。

それ以外にも笑顔でいること、接し方の注意点を個別のケースに最適化してお伝えしています。

 

このお母さんに私が最も多くお伝えしたのが、「マイナス共感」でした。

例えば、お子さんのもとに通信制高校の資料が届いとき、このお母さんは「資料がいろいろきたよ。」と伝えると、お子さんは「めんどくさい。見ない。」といいました。

このお子さんの言葉に対して、お母さんは「ええ、どういうこと。」と返事していました。

こういった共感になっていない言葉に対して、私は「めんどくさいから見たくないの?」というような共感的な質問をしてくださいとお教えしました。

こういったポイントが多々、親子の会話であったので、何度も会話の録音と文字起こしを送ってもらって、それを一字一句レベルで添削して、ホンモノ共感に直していくという繰り返しを半年ほど続けました。

私が添削で最も重視したことは、このお母さんの言葉がけが事実や機能寄りになっているのを情緒寄りに直したことでした。

ここが最大のポイントです。

 

もう1つ、会話の上で気をつけていただいたことが、さくっと提案しないことです。

同意や肯定の言葉を増やして、まず共感して寄り添ってから、最終的にどうにもならないときだけ、何かの解決策をちらみせするようにしてもらいました。

これらを言葉がけレベルで、細かく丁寧に優しくご指導させていただきました。

 

すると半年経ったころが、ちょうどお子さんの大学受験のころでしたが、お母さんの言葉がけは、ほとんど手をいれることがなくなり、とてもいい共感の言葉お母さんから自然と出てくるようになりました。

このころにはお母さん自身の自己肯定感もしっかりと上がっていたと思います。

するとお子さんは完璧ではありませんでしたが、3つ大学の受験にチャレンジし、無事、希望の大学に合格して、入学後に毎日、学校に行きだしました。

だから、このお母さんは解放感が半端なかったのです。

 

こんなふうに親御様がホンモノ共感をしっかりと身につけていただくと、不登校は必ず解決します。

このホンモノ共感の言葉がけと接し方を誰にでもわかりやすく、具体的にお伝えして、実践しながら、しっかりと身につけていただけるような講座を特別プロジェクトとして、行うことを決めました。

ホンモノ共感は本来は何も難しいことではありません。

「子供の感情や気持ちの言葉、つまり情緒をキャッチして、それに対して、情緒の言葉で返事すること。」極意を言うとこの1点になります。

このホンモノ共感が自然とできるようになると、お子さんは再登校に向けて、必ず動き出します。

 

ただそうはいっても、親御様ご自身が自分の親と情緒の会話を一切したことがないし、自分の気持ちを聞かれたことも一度もないので、情緒の会話がいいことはわかるけど、どうやっていいのかわからないし、苦手に感じる方が多いかもしれません。

実際、私の講座に参加される方のほとんどがそのように育っています。

「子供の気持ちはおろか、自分の気持ちすらわからない。ただ不安、イライラ、落ち込みがわいてくるだけ。」そんな方も大勢います。

そんなふうに感じている皆さんも、ぜひ安心して、特別プロジェクトにご参加ください。

私だけでなく、子供の不登校で自分自身が不安やイライラ、落ち込みに振り回されてきたことを見事に克服して、お子さんの再登校を実現したトレーナーの2人が、皆さんが陥りがちな間違いポイントをよく理解して、具体的にどう変えていけばいいのかを優しく指導させていただきます。

 

「情緒の会話の大切さはずっとメルマガを読んできてわかってきたけど、うまくできていない自覚がある。」とか、次々と子供や家族に様々な問題が現れては消え、現れては消えるので、「これは私の自己肯定感や潜在意識に何かあるに違いない。」とうすうす感じている方は、その直感は正しいです。

これは誰が悪いとか、お母さんに原因があるとか、お父さんが悪いとか、誰かを悪者にする発想とは違います。

不登校のお子さんの祖父母よりさらに上の世代から続いた負の連鎖を皆さんの代で断ち切って、親御様もお子さんも家族みんなが幸せになれる大チャンスだと私は感じます。

今まで500人以上の方が特別プロジェクトにご参加いただきましたが、みんなそれぞれの道を歩み、それぞれ人間的な成長も遂げています。

これが今回の特別プロジェクトの最も重要なポイントです。

実際の開催日程や募集開始は、最終調整をしていますので、来週メルマガでお伝えしたいと思いますので、楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「中耳炎」

前回のホンモノ共感クイズには4名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

大橋さん

最初質問から入っていていいのですが、すぐにお母さん自身の体験談に変わっていることが注意点の1つです。

もう1つは「治療の痛みは体が良くなるための痛みで、中耳炎の痛みはほっとくとどんどん悪くなる痛みなのよ。◯◯は、どちらがいい?」という負の未来を提示して選択をせまり、動かそうとすることが文脈から感じ取られることです。これはちょっとまずいと思います。

ゆめさん、とくさん、みーさん

いずれも似たような感じで、好ましいと感じます。

お母さんが誘導したい方向ではなく、「子供の判断に任せる。子供の意見を引き出す。」ことがとても大事です。

これは病気の治療に限らず、ありとあらゆる場面で重要な共感マインドになります。

 

中耳炎とは悪くなったら、耳に何か障害が残るものとか、聴力低下などの医学的な知識には私にはありませんが、悪化の懸念はあることがわかります。

そして私の経験上、子供は、嫌いな病院に対しても、痛くてどうしようもなくなったら、やっと動き出します。

それまでは共感に徹する方が私は長い目でみて、お子さんのためにいい影響を与えると思います。

 

ちなみにお父さんの発言に対しては、とくさんが書かれたような対応を私もとるでしょう。

子供の情緒を大事にすること、それはお母さんが自分自身の情緒を大事にして自己肯定感を親子の間で育てあう大事なプロセスです。

これは病気の治療に対しても、原理原則同じことだと思ってください。特にこういったケースはマイナス共感のいいチャンスです。

皆さんがこれからマイナス共感力をいかに育てられるか、つまり子供の気持ちを大事にしつつ、自分のマイナスな面に対してもいかに肯定的に受け入れられるか、という成長を遂げていくいいチャンスだとお考えくださいね。

 

ホンモノ共感クイズ「不機嫌そうだよ。」

あなたのお子さんは不登校で、お母さんはこれまで頑張って生きてきたし、不登校のことも「自分がなんとかしなきゃ。」と子供を変えようとがんばって、がんばってきました。

あるとき、お子さんから「お母さん怒っているの?すごく不機嫌そうだよ。」と言われ、はっとしました。

ちょうどがんばって、がんばって疲れ果ててソファーで横になっているときだったのです。

 

ここで問題です。

お母さんの顔色を敏感に察知したお子さん対して、どんな言葉を返せばいいでしょうか?

そして、何事もがんばりすぎて、疲れやすく、不機嫌な顔になりやすい自分に対して、どんな言葉をかけていけばいいでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを8/12(月祝)10:00までにブログにコメントしてください。

来週8/14(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。