今日は、不登校の解決のための最重要ポイントについて、お伝えします。
不登校の解決のために親御様が最も重視しなければならないポイントとは、一体なんなのか?
実はこの最重要ポイントは親御様の機能的な価値観です。
この機能的な価値観とは、子供がこんなふうに行動することを求めるもので、一見、良いことのように思える考え方です。
- 朝、早く起きる
- 夜、早く寝る
- 宿題をちゃんとやる
- 勉強をちゃんとやる
- やるべきことをやる
- 甘えない
- わがままでない
- 大人な振る舞いができる
実際、私は1500件以上の個人カウンセリングの中で、不登校のお子さんを直接カウンセリングすると、実に多くのお子さんが「自分は甘えて、わがままでダメな子だ。」と自分を責め、劣等感を持っていることに気がつきました。
学校へ行けないことそのものが「甘えでわがまま。」という考えもあれば、「自分の性格的な面、気質的な面がそうである。」という考え方もありました。
そして「甘えでわがままな人間は周りから受け入れられず、周りから嫌われ、みんなが離れていく。」という嫌われ不安も抱えていたのです。
この嫌われ不安や機能的な考え方は一体、どこから生まれたのか?
この原因を深く掘り下げていくと、必ずでてくるのは親御様自身が同じような考え方をもっていて、機能的な価値観を強くもってしまっていることが原因でした。
親御様自身も自分の親から機能的な価値観に従って、育てられたために、それが当たり前のことになってしまっているのです。
- 甘えない、わがままな子はいい子
- 生活が自立できていて、やるべきことを自分で考えてやれる子がいい子
こんな機能的な価値観で育ってきたため、それを当たり前だと考えて、当然のように同じ機能的な価値観で我が子を育ててしまっています。
この機能的な価値観で子供を育てる最大の問題点にあなたはお気づきでしょうか?
実はこの問題点は2つあります。
1つは、まるでロボットや軍隊、機械のように親御様の機能的な価値観に合うように子供を育てて、子供を動かしてしまい、子供の心がみえていないことです。
もう1つは機能的な価値観は一見プラスのことのようにみえるため、そこからはみ出るマイナスの状態を一切受け入れることができないことです。
よく考えてみてください。
こういった機能的な価値観に合う子供はいるでしょうか?
現実的にいるわけがありません。子供はそんなふうに行動できないのです。
実際、私だったら、先ほどあげたような機能的な価値観の半分もみたすことができません。
もし、機能的な価値観に合わせることを親から求められると、私は苦しくてしょうがなかったでしょう。苦しい上に自分をダメな人間、ちゃんとできない人間だと自分を責めて自己肯定感も下がるでしょう。
それぐらい機能的な価値観に合わせることを子供に求めるのは無理なのです。
機能的な価値観の1つである「普通でなければならない。」
ある不登校の実例では、親御様が機能的な価値観の1つである「普通でなければならない。」というものを強くもっていました。
この普通って、どういうことなのか?
こういうふうに聞くと、ほとんどの人は答えに困ります。
実際、この機能的な価値観を持っている人は、普通が何かの明確な定義をもっていません。
では「普通でなければならない。」という機能的な価値観を無意識のうちに強く持っているとどんな問題があるのか?
私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座の参加者がこの価値観を強くもっていました。
そのお母さんはお子さんに共感を頑張っていましが、共感がお子さんの心に全く響かず、不登校は改善しませんでした。
しかも、その方の旦那さんは、鬱で働けない状態でした。この鬱で働けないということは普通ではありません。
だからお母さんは旦那さんを明らかに見下した態度を取り続けました。それをお子さんが目の当たりにし続けていたのです。
こんなふうに「普通でなければならない。」という価値観があると、普通でないことを受け入れることができず、共感ができなくなるので、不登校を改善することができないのです。
魔法ことばベーシック講座が終わる頃に、このお母さんは「普通でなければならない。」という機能的な価値観があることに気づき、愕然としました。
そこからお母さんは必死に普通という機能的な価値観を打ち消すようにがんばり、その2週間後、お子さんが再登校を始めました。
このことの意味をお分かりでしょうか?
親御様が無意識に持っている価値観が子供の行動に直接的に影響を与えているのです。
今まで1500件以上の不登校を解決してきましたが、こういった事例はとても多いです。
実際、親御様が自分の中にある、無意識に持ち続けていた機能的な価値観に気づき、それを「解除」という技術で打ち消しをしはじめたら、お子さんが再登校にむけ、自然と動き始めた事例を私は数多くみてきました。
この機能的な価値観の反対にあるものは、情緒的な価値観です。
「情緒」とは人の感情、気持ち、考え、感覚、価値観などを表します。
機能的な価値観をもっている人は、人が何をするか、しないかなどの行動のみをみています。
情緒的な価値観をもっている人は、人の行動の裏にある気持ちをみています。
だからこそ、親御様が機能的な価値観を捨て、お子さんの行動に目をむけることを止めて、お子さんの心に視点を向けて、気持ちに共感できるようになると、必ずお子さんは再登校に向けて、自然と動き出します。
とはいうものの、この機能的な価値観は非常に多種多様で、いずれも一見、当たり前でよいことのように思われているものが多いので、ほとんどの親御様は何の疑問もなく、機能的な価値観に基づいて子供に接しています。
だから共感しようとしても、子供に共感できなくなってしまい、全く不登校が改善しないのです。
朝早く起きるのが当たり前と考えている親御様が朝起きれない子供に共感できるでしょうか?
普通という機能的な価値観を持っている親御様が、一日中ゲームをやっているお子さんに共感できるでしょうか?
絶対、共感できません。
言葉じりで共感しているつもりでも、子供は敏感に親御様の気持ちを感じとるため、共感になりません。だから不登校が改善しないのです。
つまり不登校を解決するための最重要のポイントは、親御様が機能的な価値観を捨て去ること、手放すことです。
実際、私は講座や個人カウンセリングで、不登校の原因は親御様の機能的な子育てにあると言っていますが、かなり多くの方が腑に落ちています。
それぐらい最重要なポイントであり、親御様が変えなければいけないことなのです。
とはいうものの、自分の場合、どんな機能的な子育てをしてきているのか?それをどう変えていけばいいのか?
こんなふうに自力では、なかなか解決するのが難しい方がほとんどでしょう。
そんな親御様のために私が1人1人に状況に合わせて丁寧に寄り添い、確実に機能的な価値観をみつけて改善していく長期的なサポートを魔法ことばベーシック講座で行っています。
魔法ことばベーシック講座に参加すれば、どんなサポートが受けられるのか?
自分の機能的な価値観の問題解決にどう役に立てることができるのか?
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- 5/14(日) 13:00-17:30
ホンモノ共感クイズ「USJ」
先週のホンモノ共感クイズには4名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。
どの方のご回答も共感と工夫に富んでいて読んでいて楽しかったです。
この場合の対応の基本は子供の主体性です。
子供がホテルを探して、ホテル側から「子供だけで泊まるのはNG。」と言われたら、子供がまた考えればいいのです。
基本は子供に任せる、子供自身が考えて取り組んで何か失敗したら、親と相談しつつ、子供が次の選択肢を考えればいいと思います。
みなさん、「行っておいで。」「楽しんでおいで。」という共感ができていて好ましいですね。
あとは子供から「どんな旅行計画なのか?誰と行くのか?どこに泊まるのか?子供だけで泊まれるのか?」などを詳しく聞いた上で、十分に子供の気持ちに寄り添っていければいいですね。
ここでも注意していただきたいのが、親御様の機能的な価値観です。
例えば、常識という機能的な価値観があると、「子供だけで泊まるなんて、常識外れだからダメ。」という考えが浮かんでくるでしょう。
私たちが向き合うのは常識ではなく、子供の情緒です。その点をしっかり心に刻んでお子さんと接していきましょう。
ホンモノ共感クイズ「春休みの勉強」
あなたのお子さんは不登校ぎみでしたが3学期に入って、ずいぶん回復してきました。
親のあなたとしては、この春休みの間に勉強を頑張れば、みんなに追いつくチャンスと期待を膨らませていました。
ところが、お子さんは春休みに入った途端、1日ゲームとyoutubeをしながら、ごろごろするばかりで、遅れた勉強を取り戻そうという様子は全くみられません。
あなたは「普通に戻れるチャンスなのに・・・」とはイライラが募ってばかりです。
こんなとき、どのようにお子さんにホンモノ共感すればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを4/3(月)16:00までにブログにコメントしてください。
来週4/5(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。