こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は、不登校の解決のためのさまざまなお役に立つお話しができたかと思います。
今年も引き続き、不登校の解決のためにお役に立つ情報をお届けしようと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて年末年始、皆さんのお子さんはどのように過ごされましたか?
・初詣には行きましたか?
・帰省はされましたか?
もともとこういう習慣がないご家庭は別として、不登校のお子さんがいらっしゃる場合、なかなか思うようにいかないかもしれません。
・朝、予定の時間に起きない。
・直前になって、「やっぱり行かない。」という。
・行ったはいいが「すぐに帰る。」と言い出す。
・気分や機嫌がコロコロと変わり、振り回される。
こんな状態で初詣や帰省は、なかなかしんどいものがあると思います。
こういった時にみなさんはどのように対応しますか?
実はこういった場合にこそ、親御様は共感を活用してください。
お子さんがどのような状態であれ、フラットな気持ちで共感していくことが重要なのです。
お子さんが何かが嫌だといったら、それに対して「そうなんだね。嫌なんだね。」と適切にマイナス共感をしていくことが大事になってきます。
ここでよくあるのが、お子さんの「そんなワガママを許していていいのか。」という疑問です。
親御様からすると、こういったご疑問があるのはよくわかります。
・子供になめられるんじゃないか。
・嫌なことからすぐ逃げることを学習してしまうんじゃないか。
こんなふうにいろいろご心配になるかもしれませんが、大丈夫なんです。
実は親御様がお子さんに共感していくことで、お子さんは徐々に情緒が安定化していくので、「あれや。これや。」と言わなくなっていきます。
実際、親御様がお子さんへの共感をきちんと積み重ねて、うまくいっているところは、お子さんが今ご説明したように一見、振り回すようなことを言わなくなっています。
なぜ、このようにうまくいくのか?
その理由は、親御様がお子さんに共感することによって、お子さんは「自分の考えや自分が感じたことがおかしくないんだ。」という自信を持つことができるからです。
これはお子さんにとって、本当の自信であり、安心とも言えます。
これによって自己肯定感が高まり、いろんな不安やネガティブなことが頭の中に浮かびにくくなっていきます。だから「あれや。これや。」と言わなくなってくるのです。
だからこそ、親御様は正月の恒例行事に限らず、親御様は普段から共感を心がけていただくことがとても重要です。
皆さんは去年一年間で、お子さんへの共感をどのくらいできた実感がありますか?
共感がんばってきたという方も、「まだまだだな。」という方も、共感をやってはいるができてはいるかわからないという方も、いろいろといらっしゃると思います。
ぜひ今年、決意を新たに前向きな気持ちで共感に取り組んでみてください。
実際に共感をどのようにすればいいかは、私のAmazon Kindleの本や音声教材などでもご説明していますので、ぜひご活用ください。
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そしてもう1つ大事なことは、親御様ご自身の自己肯定感をあげていくことです。
なぜならば、不登校の解決には、親御様の自己肯定感が深く関わっているからです。
実は、自己肯定感の低い人が子供の自己肯定感をあげるのは、なかなか大変なことです。
そもそも自分の自己肯定感が低いと、情緒が安定で自己肯定感が高いという状態がどのようなものなのか、感覚的に掴みにくいと思います。
お子さんに対して、イライラしたり、不安になったり、悩んだり、つい言わなくていいことを言ってしまったり、提案したり、解決したり、そういったことがなくなることが自己肯定感が高い状態です。
ここを感覚的に掴んで、お子さんに安定な共感的な対応をしていくことで、純粋なホンモノ共感だけになるように、親御様の自己肯定感も上げていっていただきたいのです。
お子さんの不登校を解決するためにも、今年一年、あなたもこういったことに是非一緒に取り組んでみませんか?
親御様が取り組めば取り組んだ分だけ、成果が出ることをお約束します。
ホンモノ共感クイズ「ニンテンドースイッチ」
前回のホンモノ共感クイズに7名の方から回答がありました。ありがとうございます。
現物があり、買い換えるかどうかの選択が迫られる問題なので、みなさんよく考えていますね。
はるかさん
実際、同じことがあったということで、うまく対応なさっていると思いますので、あと1言、2言、共感の言葉があれば、もっといいですね。
ゆきみさん
いろんな考えをよく模索していると思いますので、あと1言ぐらい何か共感の言葉があるといいと思います。
モフィさん
コンパクトにまとまっていて、よく考えられた内容だと思います。「ゲーム楽しめないよね。」という共感はいいですね。最終的に子供に尋ねるというのも、子供中心でいいと思います。
みーやママさん
共感がとてもお上手で素晴らしいと思います。
ひまままさん
共感と対応とうまくバランスがとれていていいですね。
はなさん
よく共感し、よく子供の感情に寄り添っていると思います。お金が必要かどうか考えてしまうのは無論、わかりますが、子供を一番に考えていきたいものですね。
いのししさん
共感的な対応がいいですね。最終的に子供に決めてもらう、これが理想的かと思います。
実際、ゲーム機で不具合が起きることは、ゲームをしているお子さんなら時々あることです。
買い換えるかどうかは、大人なら一瞬ためらうというのがあるのはよくわかります。
もし私なら「そのままだと、どう困るのか?」、買い換える必要が子供の中でどうあると思っているのか、これらをまずよく聞きます。
その上で子供がやはり買い替えようと主張するなら買い替えますし、何かの修理でいいならそれに合わせます。
こんなふうにじっくり子供の話を聞いて、共感することが重要なのです。
こういった時に親御様が寄り添ってくれたという記憶が、子供の自己肯定感をあげて、不登校を解決するからです。
ぜひこのことを親御様はよく理解して、共感してあげてください。
ホンモノ共感クイズ「おみくじ」
あなたはお子さんと一緒に初詣に行きました。
お子さんはあまり気乗りしていなかったようですが、すんなり初詣にはついてきました。
そこでおみくじを引いたところ、あなたは「吉」、お子さんは「凶」でした。
「凶」のおみくじをみたお子さんはすっかり落ち込み、「今年一年どうせいいことない。生きていたってしょうがない。こんなところに来るんじゃなかった。」と暗い表情になりました。
あなたなら、どのようにホンモノ共感しますか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを1/9(月)19:00までにブログにコメントしてください。
来週1/11(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。