こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
「母から認められたい。」「親の期待に添いたい。」
こんなふうに思って、あなたは、お子さんを頑張らせたことありますか?
お子さんを頑張らせたら、どうなるのか?
あるお母さんは、子供の頃に自分の母親からひどいことを言われたり、話を聞いてもらえませんでした。
だからそのお母さんは嫁ぎ先として、当時とても羽振りのいい家を選びました。
そして、生まれてきた子供に対して、様々な点で頑張ることを要求し続けたので、子供たちは不登校になってしまいました。
こういった場合、言葉じりの共感のみでは、不登校を解決することができません。
「自分は母から認めてもらえないダメな子である。」
こういったお母さんの劣等感を変えなければいけないのです。
ほとんど全員と言っても過言ではありません。
不登校のお子さんの親御様は、劣等感を強く持っています。
魔法ことばベーシック講座で扱う問題の大半は、子供の問題ではなく、親御様の劣等感にいきつきます。
この劣等感を生んだ原因は、親御様自身が母親から認められなかった。
もしくは何を言っても、自分の母親にちゃんと聞いてもらえなかったなどの体験、経験に基づいています。
これが劣等感を生み、自分を守るために心の壁を生むのです。
だから、心の壁を崩すということは、劣等感に向き合い解決することに他なりません。
すでに大阪と名古屋では、アドバンスコースで心の壁を崩す、劣等感を解決することを全員に行ってきました。
そして、今、東京のミドルコースが終わったばかりで、ここでも多くの親御様の劣等感について、解決しました。
劣等感をなくせばなくすほど、親御様の自己肯定感が上がり、ホンモノ共感ができやすくなるので、お子さんが改善します。
ミドルコースの参加者からの感想
「息子は完全に不登校でしたが、今は週3日間、午後登校するようになりました。
そして息子は嫌がらずに食器の片付けをしてくれ、夕食の手伝いを申し出てくれるようになりました。」
「とても機嫌が悪く家族を遠ざけていた娘が、とても柔軟で、友好的になりました。
『ありがとう。お弁当作らなくていいよ。』などと言ってくれるようにもなりました。」
「長男は、以前、父にびびっているところがありました。
今では、意思表示をしっかりするようになってきました。
そして、夜早く寝て、朝早く起きて勉強するようになりました。国語の勉強や英語の勉強の質問をよくしてくるようになったんです。
次男は以前に比べて、図書館で勉強する時間が増えました。
先のことを少し考えて生活するようになりました。
また、いじめっ子に『そういうことやめて。』と言えるようにもなりました。
おかげで、家内の精神状態も安定化するようになりました。」
「以前は不登校で表情が硬く、1日中スマホとにらめっこ、家族との会話がほとんどない子でしたが、来年度の進学先が決定しました。
家族と笑顔で会話する時間も増えました。また感情をちゃんと表に出せるようになってきました。
そして小さい頃に見せてくれた笑顔をつい最近見せてくれて、思わず泣きそうになりました。」
こんなふうに魔法ことばベーシック講座を参加された親御様のお子さんは次々と改善していっています。
ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「甘やかすことは悪いこと?」
前回の再質問に対して、4名の方からご回答をいただきました。
いずれの方のご回答も、とても良いと思います。
特にハムハムさんが「甘やかすことが悪いことか?」の問いに直接答えてくれています。
「親の価値観や考えを子供に押し付けて、親が子供をコントロールして、親の気がすむような関係性をつくり、子供と一緒にいろいろな行動をしても子供は一切満足しないと思います。
子供が心から満足することを、ささいな事でも親は全力で子供に付き合ったり、子供の満足を重ねていくことがやがて子供の自立につながっていくと思います。」
この考え方はとても大事です。
あなたは子供をどれだけ満足させていますか?
満足とは心を満たすことです。
財布やお腹を満たすこともいいのですが、それよりも子供の心を満たさなければいけないのです。
子供の心を満たすものは、お金、もの、学歴や成績ではありません。
親の心と言葉と行動です。
甘やかすということは、徹底的に子供を満たしきることです。
不登校のお子さんの親御様には、その考えが全くないと言って差し支えがありません。
まゆみさんはその考えがあるようですね。
そして、藤森令子さんやひろさんにはその考えはあるけれども、「やはり悪い結果をもたらすんではないか?」という不安を正直に書いてくれています。
まずは、ご自身の不安について、きちんと認識されたことが、とても大事です。
自分が何に対して不安なのかわからない親がほとんどなので、まずは認識することが大事なんです。
おかげさまで、4名の答えをN先生への回答としたいと思います。
もう一つ、別の先生から講演会で質問を受けているので、後日皆さんにお伝えしようと思います。
ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「ブス」
あるお母さんからセミナーで質問を受けました。
「私の娘が『自分がブスだ。』というのです。
『そんなことないよ。可愛いよ。お母さんあなたの顔大好きよ。』と言っているのですが、娘はまったく聞き耳を持ちません。どう言えばいいでしょうか?」
さて、皆さんなら、どう言ってあげますか?
これぞ、まさしくお子さんの劣等感です。
劣等感にちゃんと耳を傾け、共感できるようになると、お子さんの再登校は間近になります。
子供が「自分はブスだ。」とか、「整形したい。」というのは、共感がかなり難しい部類に入ります。
今日の質問者の方は、魔法ことばベーシック講座の受講をかなり重ねていたので、正しい共感がすぐにお分かりになりました。
ぜひあなたも「自分はブスだ。」という娘に、どう言葉をかけるか考えてみてください。
また次回11/21(水)にブログにコメントいただいたものに、私のホンモノ共感の考え方をお伝えします。
ぜひこの機会を活用してください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
再登校率88%、国内最初の不登校専門カウンセラー
不登校セラピー代表 新井てるかず