こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

 

週末に第4期のマスターコースを開催していました。

マスターコースでは、問題の全体を見ながら、質問を駆使して、相手の問題を解く鍵を見つけ出していきます。

これを受講者が実際の不登校の親御様を相手に行うので、実践力が磨かれます。

他のどんなカウンセラー養成講座や大学などでの学部生の練習などでも、ここまで高密度で深い実践練習はないと自負しています。

 

魔法ことばベーシック講座のマスターコース

そこで、またまたマスターコース受講生のSさんがやってくれました。

ある不登校のお母さんの悩みの本質を探り出し、そこの一番のキーポイントを探り当てたSさんがこう言いました。

 

「お母さん(不登校のお子さんの祖母)には〇〇がないのだから、それを気にする必要はない。」

 

これは、解除の言葉になります。

詳細は申し訳ありませんが、ここでは言えませんが、この言葉を聞いて、いい着眼点をしていると私は感じました。

この視点は時折、私が解除で使うものですが、今回のマスターコースでは、私もなかなか気づかなかった視点でした。

それをもうSさんが、自分のものとして身につけ、お母さんの苦しみを解き放っていました。

 

実際、カウンセリングを受けたお母さんは相当、楽になったそうです。

これからSさんは、どんどん複雑な問題への対応力を身につけていくと思います。

その時、おそらく私とは違った、また素晴らしい視点でのカウンセリングを行うのではないでしょうか。

 

魔法ことばベーシック講座の全体を通じて、一番私が大事にしていることは、テクニックではありません。

一番大事にしていることは、愛着思考です。

親子の愛着関係をベースにした考え方で、不登校問題に取り組み、解決していきます。

この愛着思考を完全に身につけていただくこと、これが魔法ことばベーシック講座の真の目的です。

 

この思考を完全に身につけることができれば、どんな問題、どんな悩み、どんな相談に対しても、軸のぶれない正しい答えを導くことができます。

だから魔法ことばベーシック講座は不登校解決率100%なのです。

今、不登校問題で悩み、暗中模索を続けている親御様たちは、正しい答え、対応方法を自力で導けるようになるために、愛着思考を身につけることをお勧めします。

身につければ、必ず皆さんを不登校の苦しみから救ってくれます。

 

ただこのやり方を深くきちんと教えてくれるところは、残念ながらありません。

大学の心理学部で愛着理論を研究している人はいますが、一般のお母さん向けに、分かりやすく、具体的なメソッドを教えるセミナーを、大学の先生たちが行っている、と聞いたことがありません。

不登校関係のさまざまなホームページや情報を見ても、あるいはゲーム依存や昼夜逆転など、思春期の問題への対応など、いろいろな情報を探しても、この視点に基づいて、本当に親子が幸せになるための、アドバイスを与えてくれるところはありませんでした。

もしあなたが、自分を正しい方向に変えて、子供の不登校を解決したいと思われるのであれば、次の魔法ことばベーシック講座の案内をお待ちください。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「子供が毛を抜く」

前回のクイズに4名の方から回答をいただきました。

全員の回答はOKで、よく考えていると思います。

ちょっと残念なことに、親御様自身が祖父母から全く共感されておらず、その歪みがお子さんに反動としてあると書いていたのですが、そこに掘り下げた人がいないのが残念でした。

 

例えばピノさんの回答の中にこんなコメントがありました。

「これは母親自身の過去の母親自身の過去の満たされない思いやお子さんの不登校に対する焦りや不安が、母親の声のトーンや詰問のような形で現れている。」

 

これはまさしくそうです。

共感されていない親御様がマイナスのことに触れると必ず、怒りやイライラのトーンを表します。

これは必ずと言っていいかと思います。

そこで親御様が心がけることは、そこを落ち着かせることでもありますが、それよりも大事なことがあります。

 

自分を分析し、内面を掘り下げることなんです。

 

なぜ、怒りやイライラ、詰問のような口調になるのか?

今までどんな声のトーンで、娘さんと接していたのか?

それがなぜ娘さんに対して、恐怖を与える声のトーンになっていたのか?

そこを深く考えて欲しいのです。

 

表面的にいい接し方に変えるとよくなるケースも、もちろん多いのですが、それだけでは全く変化の現れないお子さんも多数いらっしゃいます。

その際、何をしないといけないのかというと、自分の内面を掘り下げ、強い口調を生み出した本当の原因をちゃんと分析することなのです。

ここが何が何だかわからないまま、モヤモヤしたものを抱えたままだと、お子さんはそこに必ず反応します。

 

自分自身が親から共感されなかったことが、声のトーンになって現れていること、そして祖父母はなぜ共感しなかったのか?

そこを深く考えて欲しいのです。

 

これは表面的なテクニックだけでは解決できない不登校を根本から解決するために絶対必要な視点です。

もしあなたの娘さんがハゲたらどう思いますか?

想像してみてください。

 

娘さんをそんなふうにしたくないのであれば、あなたが見たくなく、触れたくなかった過去に向き合わなければいけません。

分析して、その後どうするのかについては、様々な考え方があります。

私の経験上、自分が親から共感されずに育ったというモヤモヤやドロドロは、きちんと解きほぐした形で取り出し、そして新たなクリーンな愛着思考を入れる必要があります。

それをやらない限り、いくら共感しようとしても、まず上滑りになります。

 

実際に私は、魔法ことばベーシック講座で、お子さんを想定した心の対話の練習で、受講生の上滑りぶりを目の当たりにしてきました。

何が上滑りを引き起こすのか?

その原因が今、申し上げた親から共感されずに育ったモヤモヤやドロドロなのです。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「子供が学校に行かない理由」

あなたには小学5年生の娘さんがいるとします。

以前から休みがちでしたが、不登校ではありませんでした。

しかし5月の宿泊学習に参加してから、完全不登校になりました。

 

宿泊学習は参加して帰ってきましたが、実際に何か嫌なことがあったそうです。

それはまちがいなく、不登校のきっかけではあるというですが、本質的な原因が宿泊学習なのかは確信は持てません。

 

それ以前から休みがちであったことから、根本原因は違うのではないか?

どこか親の私に原因があったのではないか?という気がしています。

そこであなたはそのよくわからないモヤモヤした原因をクリアにしたいので、娘さんに原因を聞いてみることにしました。

 

実際にあなたのお子さんが、小学5年生の娘さんと想定して、共感しながら聞いていくという対話を想定して、回答をブログにコメントしてください。

回答は、娘さんとの対話を想定として、考えてみてください。

 

次回、3/13(水)にブログにコメントいただいたものに、私のホンモノ共感の考え方とプラス言葉をお伝えします。

ぜひこの機会を活用して、みなさん、ホンモノ共感を身につけていってください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。