こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
あなたの自己肯定感の問題は、実はビジネスや人間関係、そして家族、子供に対して、とてもとても強い影響力があります。
あなたは今のビジネス、人間関係、家族関係をどう感じていますか?
当然、自己肯定感が低ければ、これらのどこかに必ずと言っていいほど、破綻が生まれます。
自己肯定感が低かった、ある経営者のお父さんはどうなったのか?
私が印象的だったある経営者のお父さんの話をします。この方は、ビジネスにおいても、家庭においても、大きな問題を抱えていました。
ビジネスでは、売り上げが頭打ち、従業員が次々に辞めていく。それを止めることができない状態でした。
しかも従業員に辞められるのではないかということが怖くて不安でたまらないものの、給料を上げるなどの施策を打つことも難しい状況でした。
そして家庭では、奥さんとお子さんに対して、怒鳴り散らしてしまっていました。
もっている気質や根はいい方なのに、感情のコントロールが難しく、ほんの少しのことで、怒りと落ち込みが交互に訪れていました。
当然、お子さんからは、嫌がられ、疎まれていました。そしてお子さんは家で勉強せず、朝も非常に目覚めが悪く、学校に行くことをとても嫌がっている状態でした。
この方は、私の講座を受けた方からの紹介によって、魔法ことばベーシック講座に参加されました。
「あなたは自己肯定感がとても低いから、この講座でまず自己肯定感をあげた方がいい。」というアドバイスを受けたからでした。
そして私の講座に参加されて、学んだことは、ホンモノ共感を身につけることと、自分の自己肯定感をあげることでした。
実は、この男性Aさんは、魔法ことばベーシック講座に参加するまでは、自分の自己肯定感が低いと思ったことがなかったそうです。
ところが講座を参加することによって、私の話を聞いたり、周りの自己肯定感の低い親たちの話を聞いていくうちに、あまりにも自分と当てはまることが多すぎることがわかり、ようやく自分の自己肯定感の低さに気づいたとおっしゃいました。
そして、もう1つAさんが気づいたことがあります。
自分自身、親からまったく共感されず、超学歴主義で育てられたことに気づいたのです。
親からは「お前は最低でも東大へ行け。そのあとは世界をまたにかける経営者になれ。それ以外にお前の生きる価値はない。」と言われて育てられたそうです。
「東大へ行けば、自信がつく。人の見る目も変わる。そして経営者になれば、人の上に立って、しかも裕福な暮らしができる。」このように刷り込まれてきました。
しかも、Aさんは親からまったく話を聞いてもらえませんでした。
Aさんが何かを言うと、親から徹底的に否定、反論されていたのです。
親が笑顔になるのは、テストで満点を取ったときか、何かで表彰されたときか、東大に入ったときのみだったらしいです。
つまりベースとなる自分の無条件の存在価値そのものが、ほぼない状態でした。
いい結果を出したときだけ、かりそめに自分の存在価値が上がっているような状況でした。
こんなふうにとても歪んだ価値観を親から刷り込まれたのです。その結果が先ほど、言ったようなビジネスや人間関係の状態だったのです。
だから、この方は、講座を受けることによって、自分がいかに共感されてこなかったのかということと、自分の自己肯定感がいかに低いのかに気づいたのです。
学歴や社会的地位、収入、築いた家庭の立派さなどで、自分に自信があると思ってきたのが、実はまったく違っていたことにやっと気づいたのです。
そこでこの方はまず、悩みを抱えた従業員の方に、ホンモノ共感で話を聞くことにしました。
自分の不安を一旦、抑えて、解決も即求めず、ホンモノ共感をし続けました。そして家庭では怒鳴るのをグッと堪えて、笑顔で奥さんにも子供にも共感することを続けました。
また自分の自己肯定感を高めるために、根本的な問題に対する「解除」をコツコツと続けました。その結果、このAさんは大きく、人が変わりました。
自己肯定感が上がったのです。
仕事では、業績が大幅にアップ、従業員の方の離職問題も、解決しました。また従業員に辞められるのではないかという不安にさいなまれることもなくなったそうです。
そして、家庭では、奥さんとも円満になり、子供からは「お父さん変わったね。お父さんのこと好きだよ。」と言われるようになったそうです。
このAさんの自己肯定感を上げたポイントがお分かりでしょうか?
いろんな話を聞いていると、私はこの方の自己肯定感の低さのポイントは大きく分けて2つあることが分析の結果、わかりました。
まず1つ目は、従業員の方が悩みを打ち明けたり、「辞めたい。転職を考えている。」という話をしたりすることは、Aさん(自分)への不満であるというふうに感じてしまっていたのです。
また家庭で怒鳴ってしまうのも、ほぼ同様でした。
家族の何かの問題を見つけると怒鳴ってしまうのは、本当は相手を責めているのではなく、まるで自分が家庭の大黒柱として至らないと思われているかのように感じてしまっていたのです。
そしてもう1つは、これらは元を辿ると、Aさんの親の共感のなさ、常に不安を抱き、結果を求め、共感をしなかったことに起因することでした。
この2つが自己肯定感の低さのポイントだったのです。
これらを私が開発した「解除」という技術で、解除したとたん、Aさんは、大きく、大きく変わり始めました。
それが周囲の人たちに無意識のうちに伝わったのです。
会社の経営状態はもちろん、従業員たちの雰囲気も良くなり、家庭は円満になり、なぜか子供の生活もガラッと変わり、朝は普通に起き、勉強や学校を嫌がることもなくなったらしいです。
このような変化は、私の10年以上にわたる長いカウンセリング歴の中で、かなり多くみてきました。
だからこそ、もしあなたがAさんのように自分を変えたいと思われるのであれば、今回、ご紹介する、「大人の自信&本当の自立講座」プレセミナー&説明会にご参加ください。
私が不登校のお子さんの自己肯定感を研究した結果、子供にも大人にも両方使える、万能で最も優れた方法として、人生の成功を願うあなたのためにお伝えしたいと思っている「解除」テクニックをセミナーでご紹介します。
私の個人カウンセリングや魔法ことばベーシック講座は現在、満員御礼の状態が続いています。
このため私からのマンツーマン的な指導を受けられる機会自体が、現在、限られていることは多くの方がご存知かと思います。
だからこそ今回、自分の人生を高めて、成功していきたいという方のために、特別に少人数で、「大人の自信&本当の自立講座」プレセミナー&説明会を開催し、後半の説明会では、私が長期にわたって特別に開催する講座のご紹介もさせていただきます。
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このセミナーでお伝えする「解除」のテクニックは、私のところでしか、学べない。最も重要な自己肯定感の高め方です。
ぜひあなたにも早く身につけていただいて、自己肯定感を高めて、より幸せな人生を楽しんでいただきたいと思っています。
ホンモノ共感クイズ「臆病」
前々回の「臆病」のホンモノ共感クイズに期限を過ぎてコメントをくださった方が3名いました。今回、特別にコメントさせていただきます。
パパさん
パパさんの言葉はいつみても心に響きますね。前半の子供の不安をよく理解している文章がとてもいいです。
ただ後半の文章は、もちろん素晴らしいのですが、前半の共感に比べて、後半はプラスに持っていく部分が量的に多くなっています。この割合は正しくは逆にならなければいけません。
なんならプラスに持っていく部分はゼロでもいいのです。その点に気をつけると、さらに良くなるでしょう。
竹村さん
竹村さんの文章もパパさんと良く似てとてもいいです。
そして、偶然なのか、パパさんと同じく、前半の共感に比べて、後半のプラスに持っていく部分が多くなっています。
ここで僕の頭にある、共感とプラスの理想の割合を言うと、理想は100:1、極端に言うと1000:1です。
なぜそんなに共感が必要なのかというと、ここでいかに子供の悩みを深く、理解しようとする姿勢ができるかどうかが、最も重要だからです。
ここの共感があっさり終わってしまうと、実はまずいことになります。
これが実は人間不信を生んでしまうのです。
つまり、子供からすると、こんなふうに無意識の思考が実は働くからです。
「親は自分の悩みをあっさり終わらせようとしている。結局、深く理解しようとせずに、さっさと解決しようとしている。ああ、やっぱり人って、自分のことなんて、やっぱりわかってくれないんだ。」
naga-yoshiさんの答えは、共感の方が多いのですが、さらにもっともっと増やしていただくといいと思います。
ホンモノ共感「医者なんかやれない。」
前回のクイズに5名の方からご回答いただきました。ありがとうございました。
おそらく子供にこのようなことを話されると、みなさんは「あなたの気持ちはわかるよ。けど、なんとか乗り越えようよ。」と言いたくなるのではないでしょうか。
特にこういう悩みを話しているときに大事なのは、まず「あなたの悩みをわかるよ。」の部分をいかに深みのある言葉で作っていくかです。
そして、もう1つの「乗り越えようよ。」と言う部分は、実はもういらないということです。
ここで皆さんに知っていただきたいことがあります。
乗り越える力は、子供にはちゃんと備わっています。
不登校の子供の場合は、乗り越える力が出てきにくい状態なのですが、どうすればそれが出てくるのかというと、励ましや勇気づけではなく、共感によって、それが出てくるのです。
もしあなたが、本当に子供を励ましたいのであれば、励ましてはいけないのです。
徹底的に子供の悩みに寄り添い続けなければならないのです。
私ならば、もし自分の娘がこのような状態であれば、励ましの言葉は一切、かけません。ただただ悩みを深く理解することのみに、全勢力を注ぎます。
例えば、こんなふうに言葉をかけます。
「もし、君が担当している患者さんが悪化したり、万が一、なくなったりしたことを想像したら、そりゃあ立ち直れないよね。
お父さん、その気持ちすごくよくわかる。そうなったら本当に辛いよな、苦しいよな。
相手は自分を信じて治療を受けてくれたのに、それに応えることができなかった。そんな自分に対して、多分すごく無力さや虚しさを感じるんじゃないかな。
自信も失うだろうし、医者としてなんの存在価値もないんじゃないか。こんなふうにきっと悩むんじゃないかって思うんだ。
それになくなった患者さんやご家族に対して、ものすごく申し訳ないだろうし、なんて言ってお詫びをすればいいのかもわからない。
その患者さんやご家族からひょっとしたら、恨まれるかもしれない。
もし全力を尽くしてくださってありがとうございますと言われたとしても、それはこっちに気をつかっていってくれているのではないかなと思うかもしれないね。
本当は、この医者じゃなければ、助かったかもしれないのにと思われているんじゃないか。こんなことも考えたりするんじゃないかな。
医者としても、人としても、そうなると自分は価値がないなんて思っちゃって、ものすごく苦しくなるんだよね。
その苦しみ、お父さんとってもよくわかるよ。そうなったら苦しいだろうね。」
こんなふうに言葉を丁寧にかけ続けます。
ただただ相手の苦しみに、子供の苦しみに真摯に向き合い続ける。
それのみです。
実はこの共感のみの方が、子供は乗り越える力を自ら生み出しやすくなるのです。
今回は医者という特殊な職業を例にしましたが、すべてのものごとで原理原則が同じです。あなたも私の言葉を参考に、子供の心に真っ直ぐ向き合ってみてください。
ホンモノ共感クイズ「課題がすすまない。」
あなたのお子さんは不登校気味だとします。
時々、保健室にはいくのですが、教室にはほとんど入れません。勉強はよくできる方です。
そして学校に行く際は、出されている課題やレポートを全て完璧に終えようとするのですが、なかなか手がつけられず、固まって何時間も過ごしてしまうことがよくあります。
こんな自己肯定感が低い我が子を見て、どんなホンモノ共感の言葉をかけてあげますか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉を考えて、2/15(月)10:00までにブログにご回答ください。
来週2/17(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。