私が個人カウンセリングをしているお母さんから喜びの声が届きましたので、ご紹介します。

「5月末から子供が順調に再登校を始めました。学校がとても楽しそうで、月曜日の朝から金曜日まで順調に登校しています。土日はゲーム三昧ですが、親はもちろん何も言いません。

夏休みに修学旅行があり、それも前向きに参加するつもりでいるのがとても嬉しいです。高校進学のこともちゃんと考えていて、子供から言われて今週末に近くの高校のオープンスクールに申し込みました。

子供がとても前向きになってきたことが、子供にとって一番いいことだと思って、親として支えていきたいと思っています。

 

以前は登校前など身支度にいろいろ細かく、敏感になっていましたが、今週からはそういったことを全く気にせずに登校して、ちょっと驚きました。

「ああ、変わったなあ。安定してきたなあ。」とわかり、とても安心しました。それとともに学校に行っている弟妹たちの様子も変わってきました。

やっと愛着や共感の感覚を親として、少しつかめてきたような感じもします。

子供が学校に行き始めて2か月たちましたが、親として今まで私の不安が子供にいろいろ影響があったことを振り返ると、手放しで喜ぶというより、『これからもっともっと自分を変えていきたい。愛着や共感について学んでいきたい。』と考えています。」

このお母さんは中2のお子さんが不登校になったので、私の個人カウンセリングを受け始めて、約4か月でお子さんが再登校しました。

 

なぜ、短期間でお子さんが変わって、自発的に再登校できたのか?

不登校の解決のために重要だったポイントは2つありました。

1つ目は親御様が私のことを知ってすぐに「自分たちの関わり方に問題がある。自分たちが変わらなくてはいけない。」と気づいたことです。

2つ目は実際に変わるポイントとして、私の録音添削を素直に受け入れ、愛着的な接し方もすぐに取り入れられたことです。

 

このお母さんは、複雑で難しいことや子供のゲームを取り上げること、無理に生活習慣を整えることは一切することなく、子供の行動が変わりました。

不登校の解決するために、子供の行動を変える必要はありません。

親御様が愛着と共感をきちんと実践し、親御様ご自身が変わることによって、子供に確実に変化が現れます。

それぐらい親御様の影響がとても大きいです。

 

実際、不登校が解決したときの親御様の安心感や解放感、喜びなどは半端ありませんが、同時にこれからもしっかり、愛着と共感を学び続けたいという意欲もわいてきます。

あなたもこんなふうに自分が変わることで、お子さんが再登校して、制服などが着る姿をもう一度見たいと思う方は、私の30分の無料個別相談を7/22(月)に2名だけ募集していますので、以下から申込ください。
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ホンモノ共感クイズ「人が疲れる」

前回のホンモノ共感クイズには、2名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

はるかさん

リアルな会話ですね。実際にお子さんがおっしゃったんですね。

仲良さそうに見えて、実は相手の内面や言動に気を張っているというのは不登校の子、自己肯定感の低い子にありがちです。

相手がどこかで自分のことを悪く言ったり、裏切るような行為をしたりするのを恐れたり、人の悪意を敏感に感じ取ってしまったりしてしまうのです。

これはよくありがちな話しですよね。とても他人や社会に安心しているとはいえない状態です。

これを根本から改善するために深いホンモノ共感と親子の愛着関係がとても大事です。

さくらもちさん

ご回答のポイントはお子さんに対してのとても暖かい共感とお母さん自身の劣等感ですね。

実際にさくらもちさんのお子さんも修学旅行に行かれたということですが、テンション高めの同級生、つまり陽キャの子と一緒にいるのは相当疲れるはずです。

これが相手に対して気を張っているということなんです。

「高いテンションに合わせられないと相手のテンションを下げてしまう。」とお子さんは思っているかもしれません。

これが実はお子さんの劣等感であり、この劣等感を生んだのがお母さん自身の劣等感からくるホンモノ共感と愛着関係の欠如だったのでしょう。

 

みなさんなら、我が子が修学旅行から帰ってきて、うっぷんを吐きまくったらどのように対応しますか?

ここで真顔になったり、困った顔になったり、怪訝な顔になったり、咎めるような顔になったりしてはいけないのはもちろんのこと、「明日からも学校に行ってほしい。」という圧をかけてはいけません。

「修学旅行に行けたんだから学校にも行けるだろう。」という期待を持つのも禁物です。

 

お二人とも言葉としてはとてもいいと思います。

ここで大事なのは、「お子さんはなぜそんなに気を使って疲れるのか?」その深掘りとお母さん自身の劣等感との連動性・関係性です。

これを考えて、やはり子供ではなく、自分を変えるというのを深く肝に銘じていただければと思います。

 

ホンモノ共感クイズ「情緒不安定」

あなたのお子さんは情緒不安定で、調子のいいときは特に問題はないのですが、調子が悪くなると、過去のトラウマを思い出し、こんなふうにいつまでも攻撃をしかけてきます。

「お母さんはあのとき、こうしてくれなかった。
ああしてくれなかった。
ちゃんと話を聞いてくれなかった。
共感してくれなかった。」

お子さんに対して「ごめんね。お母さんが悪かった。」とあるカウンセラーの指導どおりに、お母さんが悪かったという言葉をかけるのですが、一向に収まる気配がありません。

こんなときどんなホンモノ共感の言葉がけをすればいいでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを7/8(月)17:00までにブログにコメントしてください。

来週7/10(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。