突然ですが、不登校のカウンセリングってどんなことをするのか、知りたいと思いませんか?
不登校のお子さんにカウンセリングを受けさせることを検討していても、カウンセリングの内容がわからないと不安ですよね。

「カウンセリングを受けても効果がないと困る・・・。」
「子どもにカウンセリングが合わないと、かえって逆効果になってしまうのでは・・・。」

こんな心配をしていませんか?

確かに、カウンセリングの内容や応対するカウンセラーがお子さんに合わなかった場合、かえって症状や引きこもりが悪化するリスクがあります。
事前に、不登校のカウンセリングについて、正しい情報を知っておくことで、想像と違ったということも防げるのです。

この記事では、不登校専門のカウンセリングの内容や注意点についてご紹介します。
ぜひ、正しい情報を知ることで、お子さんにカウンセリングを受けさせる場合の検討材料としてくださいね。

1.不登校に対して、カウンセリングは効果があるのか

不登校に対して、カウンセリングは効果があるのでしょうか?

文部科学省の報告書では、カウンセリングは不登校の児童生徒の学校復帰や社会復帰、自立を促す効果があるとされています。

“平成4年に出された文部省の報告書(学校不適応対策調査研究協力者会議 1992)以来、専門家によるカウンセリングは、効果的な不登校対策の一つとして注目をあびてきた。不登校になった児童生徒の学校復帰 や社会復帰、自立を促すといった効用など、文部科学省の調査結果⑹からも、エリア1の取組とし て期待される効用をうかがうことができる。

参考:理論的分析枠組としての「生徒指導モデル」の有効性の検討”

また、近年、不登校の対策のために、スクールカウンセラーを配置する学校が増えています。
スクールカウンセラーの指導により、中学校の場合10%の生徒に効果があったとの結果が出ています。

不登校は子どもにより、その原因や状況もさまざまです。
そのため、カウンセリングですべての問題を解決できるといったものではないでしょう。

子どもが相談者のカウンセリングの場合、本人の中に「どうしたいのか」といった答えがない場合も多く、直接的な解決策を導き出すことは難しいと言われています。

かといって、カウンセリングに効果がないわけではありません。
カウンセラーが保護者と子どもの心に寄り添うことで、精神的な安定を図るといった効果は大いに期待できるようです。

もちろん、すべての学校にスクールカウンセラーが配置されているわけではなく、カウンセラーとの相性が合わないといったケースもあるでしょう。
その場合は、民間のカウンセリング施設や、医療機関に相談をしてみるという方法もあります。

2.不登校になった子供へのカウンセリングの内容

不登校カウンセリングとはどんなことをするのでしょうか?

カウンセリングを行う施設や機関によっても違いはあるようですが、大手のカウンセリング施設や、大学付属のカウンセリングセンターの例をご紹介します。

1.対面でのカウンセリング

カウンセラーは十分に時間をかけて、子どもの心の状態をヒアリングしていきます。
不登校は心理的な問題が背景にあるケースが多いため、カウンセラーとの面接を通して、子どもの心の奥にある原因を探ることで、解決への糸口を見出すことができるのです。

2.親子相談

親と子ども両方のカウンセリングを行います。
子どもの不登校は子どもだけの問題でも、親だけの問題でもありません。
不登校の子どもと向き合ううちに、親が精神的に疲弊してしまうこともよくあることなのです。
また、親子関係の改善が、子どもの心の状態を改善し、不登校の解決への繋がるケースもあります。
親子それぞれの心のケアをしてくれるカウンセラーを選ぶことは、重要ですね。

3. 遊戯療法(プレイセラピー)

遊戯室などでの遊びを通じて、子どもが自分の心を表現できるように促し、コミュニケーションを図ります

4.心理検査

心の状態や発達に関しての検査を行います。

参考:明星大学心理相談センターご案内
一般社団法人不登校支援センター

3.カウンセリングを受ける際に注意すること

カウンセリングを受ける場合、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?
カウンセリングで注意すべきことは次の通りです。

1.無理強いをしない
2.カウンセラーを見極める

それでは、なぜ上記のふたつを注意すべきか解説します。

1.無理強いをしない

子どもが嫌がっているのに、無理やりカウンセリングを受けさせてしまうことで、心の傷となってしまう可能性があります。
子どもの気持ちを大事にして、本人が納得した上で受けさせてあげたいですね。

2.カウンセラーを見極める

カウンセラーが自分の経験を押し付けたり、子どもや親を全否定してしまっては、逆効果です。
じっくりと話を聞いて、親身になってくれるカウンセラーを見つけたいですね。

カウンセリング時の注意点に気を付けないと、かえって状態が悪化してしまう可能性があります。
子どもに適したカウンセリングを、受けさせてあげるようにしましょう。

3.不登校やカウンセリングの経験談

実際に、不登校や不登校カウンセリングを経験した方の経験談って気になりますよね?
ここでは、私、新井てるかずのカウンセリングを過去に受けた、中学1年生~3年生で不登校だった子供や、その親御さんの体験談をご紹介します。

お子様はなぜ新井てるかずと話すと改善するのか?
個別カウンセリングを受けたお子様の声をご紹介します。

この人は本質的な部分を見抜いていると思った。信用できる。自分が助けてと言ってもこの人なら拒絶されないって確信した。

高校中退男子TS君

 

すごく丁寧な話し方だった。あの位の声の大きさや高さ、話す速度がいいの。

高校生女子KMちゃん

 

安心するんですよ。先生と話してると安心するし。親には言えないことも、新井先生には言えました。

中学生女子NNちゃん

 

新井先生がいちばん理解してくれる。先生と話すとモヤモヤが少なくなる。

高校中退男子SN君

 

帰る途中、息子が「お母さん、カウンセリングを受けに東京来てよかったでしょう?ためになったでしょう?」と聞いてきました。

男子中学生OK君の母上

 

初めて自分の苦しみをわかってくれる人が現れた、カウンセリングを受けてみたい、と息子が初めて言いました。

完全引きこもり男子MK君の母上

 

イヤなモノはてこでも動かない息子が、何の不安も見せずカウンセリングに出かけます。

高校生男子OJ君の母上

 

グチャグチャになってた記憶を整理できた。それに我が家のようにリラックスしてるし。

中学生女子TKちゃん

 

不登校は本人にとっても、家族にとっても苦しいことです。
でも、それを乗り越えることで、人間として大きく成長することができます。
もし、あなたの子どもが、今、不登校で悩んでいるとしても、決してあきらめず、子どものことを信頼してあげてくださいね。

 

ちなみに、私、新井てるかずの不登校セラピー(カウンセリング)の詳細は、以下のページにてお伝えしています。

不登校を解消する!個別カウンセリングの詳細