先日皆さんにお題としてお出しした、
「日本最高の天才テニスプレイヤー 佐藤次郎選手の自殺の謎」
について、
皆さんから96件もの回答をいただきました。
ありがとうございます。

回答をいただいた方には、お約束通り私の回答をお送りしました。

佐藤選手が感じていたであろうところは、大体皆さんも感じておられるようです。

”完璧でなければ”
”負けたらどうしよう”
”胃腸が悪化したら”
”また惨敗してしまったら”

だいたいこのようなイメージで良いかと思います。

では、皆さんからいただいた回答をあなたにご紹介し共有しましょう。

・試合に負けた自分をイメージして、周りの人を落胆させてしまう姿を思い描いてしまう。

・試合に勝てなかったときに、周囲の人ががっかりする、自分を嫌いになる、負けたことを批判するのではないかという考え。

・勝利を期待されてるが故に、病気により(お腹が痛くなったりして)試合に負けてしまうことに耐えられない。

・体調悪化で試合を棄権し、皆を失望させてしまうのでは。

・慢性胃腸病を抱えて完全な体でない以上、自分のやることは全て失敗に終わってしまう。。

・慢性胃腸病の為、ゲップやおならが試合中にでたら失礼だし、なにより自分のプライドが許さない

・失敗、ミスすること

・自分は病気で全力を発揮できないから試合にも勝てない。こんな自分がチームにいたら他の選手も全員負けてしまう。

・自分からテニスを取ったら、何が残るんだろう?今の自分の位置を維持するために、テニスをやり続け、常に良い成績を残さなければならない、というような脅迫観念?でしょうか?(難しいです)

・ダメな自分、完璧に任務を遂行できない自分が許せない。こんな自分は恥ずかしい。人に見られたくない。プライドが高いから耐えられない。

・悲痛な責任感

・また惨敗して恥をさらしたら大日本帝国の代表選手として申し訳ない。勝てなかったら日本に帰れない、と思ったのではと思うのですが単純すぎるでしょうか。

・こんな不甲斐ない自分を婚約者は受け入れてくれないのでは? 婚約を破棄されてしまうのでは という考え。

・マイナス思考、

・大きな大会で良い成績をだせないと、周りの人からもいろいろ言われるし、自分自身も生きている価値がないと思ってしまったから。

・本来、実力のある自分がチームの足を引っ張ってしまうのではないか。

・佐藤選手の「ちょっとした何でもない考え」という言葉が気にかかります。それを考えてしまうと、プレーに集中できず負けてしまうかもしれないという事なのでしょうが、「ちょっとした何でもない考え」なら、他の人からすればそれほど気にならないような事なのかなと思います。具体的にはなかなか思い付きませんが、私も胃腸が弱く、調子が良くない時はトイレの回数が増えたり、人前で、しかも静かな時に胃が鳴ったら嫌だな、と思ったりする事があるので、そういった感じの事なのかな?とも思います。国を背負っているのだから負けられない、というプレッシャーももちろん大きいと思いますが。

・期待に応えられない自分に存在価値はない

・「試合中に腹痛になったらどうしよう。そうなったらもう終わりだ。」」

・自分は完璧な状態でないならば、皆の期待に応えることはできない。天皇陛下をはじめとして、全ての国民に申し訳ない気持ちでいっぱいである。こんな自分は生きている資格がない。死んでお詫びをするしか術が見つからない。

・若い選手を連れて遠征に行っているのだから、模範を示さなければならない。日本代表として恥ずかしくない結果を残さなければならない。自分の力を100%だして戦い良い結果を残さなければならない。恥をさらすようなことはできない。

・自分以外の他者の価値観に生きてしまったことが原因だと思います。日本や社会や他者の期待に応えないと自分の生きる価値が無くなる。これは不登校に生きる子ども、その親も同じ思考に陥ると感じます。「なんて優しい人だったんだ」で終わらせるのは間違っていて、すべての人々が彼のことを追い込んでしまった、と自責の念を感じることも必要だと思います。

・すべてのことに対して完璧にこなさないといけないと思っていた。

・錦織選手より優秀な選手である プライド

・失敗がゆるされない、成績が残せない自分は価値がない

・絶対にこうでなくてはならない、というこだわり

・自分の打つボールが全てコートに入らないのではないか?

・試合で負けたら、日本国民に受け入れてもらえないという考え

・みんなの前でテニス中に便をしてしまうこと。(胃腸の調子が悪いので)

・どうせ、負けるに決まっている、勝てる訳がない、という悲観的な考え

・自分が生きていても周りに迷惑をかけるだけ

・迷惑や心配をかける

・絶対に失敗は許されないと言う考え

・試合中におなかが痛くなったらどうしよう。

・トイレに行けない状況でお腹が痛くなったらどうしよう

・自分でいることが辛いから、自分を辞めたい。逃げ出したい。

・期待に応えられない

・皆の期待に応えられなかった場合、どうしようという思い。その期待に応えられない自分に価値がないという思い。

・自分は駄目な人間だ

・完璧主義だと考えます。

・万全の状態であれば勝利できるであろう相手に、自らが体調管理できないことが理由で負けてしまう、そんな自分が許せないという考えではなかろうかと思います。

・テニスができない私に価値はない

・完璧な自分でなければ生きている意味がない。

・腹痛が起きて100%の力が出せなかったらどうしようか。急に腹痛が起きて周りに迷惑をかけたらどうしようか。という考え。

・また失敗してしまうのではないか

・一つの失敗で自分自身を責めてしまい、次にまた失敗する不安に苛まれる。うまくいかなかった時のことを考えずにいられない。

・絶対勝たなければいけない。完璧な試合をしなくては!

・失敗したら相手を落胆させる、という考え

・試合に負けて(失敗して)日本国民に(周りの人に)迷惑をかけてしまったらどうしよう。

・自分はいつか国民を失望させてしまう。

・常にこうあるべきだと自分を縛り続けた。周りの期待に答えようとした。

・又試合で惨敗してしまうだろうという考え

・本当は弱い自分を回りに知られてはいけないという考え

・失敗を恐れている

・失敗したらどうしようというような、不安感。失敗したら、全てが終わりという考え。

・期待に応えられない自分は生きている資格がない

・イメージするテニスができない

・条件付きの愛で育てられた為テニスで良い結果を出さないと皆んなに認めて貰えないと思う考え。失敗は、許されないと言う気持ち

・日本の代表として回りが期待する結果をださなければという考え。

・負けて、親にガッカリさせてしまうのではないか。という考え

・優勝できない(世界1位になれない)プレッシャー

・自分を出せない 自分らしくない

・皆が自分を知っている(噂している)

・自分がダメだと言う考え 自分が完壁に物事をできていなければいけないと言う考え

・負けたらどうしようかという不安

・失敗したらいけない。失敗は許されない。

・自分は期待通り出来ないかもしれない

・日本帝国のために絶対勝たなければならないという考え

・テニスの試合に負けたら終わりだ…という考えだと思います

・日本国民の期待に応えられないかもしれない。応えられなければ、私は日本より拒絶されるかもしれない。嫌われるかもしれない。そんなふうに 落ちぶれる自分を見たくない

・試合にもし負けてしまったらどうしようという思い。日本の期待に応えることができないかもしれない。

・試合に負けることは許されない

・失敗してはいけない。

・最高にベストな状態で試合に望めないならば、試合する資格がない。

・国の名を汚してはいけない

・テニスも100%力を出せなくなるようになった。

・胃腸病である私は試合に出る資格は無い

・勝たなければいけないプレッシャー

・世間体

・完璧に全部こなし、失敗を許さない自分の心

・責任感と所属

・勝てない自分は必要ない存在

・周囲の期待に添えない自分は価値がない

・自分は何もできない人間、存在価値のない人間、という考え

・テニスのプレー中に阻喪してしてしまったらどうしようという思い。

・負けるのではないか

・症状の発症により周囲の期待に応えられなかったらどうしよう、皆が悲しむことになるだろう

・試合に勝てなくなったら、自分の価値はない

・完璧以外有り得ない

・失敗は許されない、周りに迷惑をかけてはいけないという考え

・負けるかもしれない

・若手選手を常に勝たせなければならない。人間としても良い人として育てなければならない。自分が常にお手本でなければならない。

・失敗したらどうしよう

・なぜ自分は慢性胃腸病になるのか?なぜ、この病気を克服できないのか?こんな病気を克服できないほど自分は弱い人間なのか?

・完璧に振る舞わなければ

・・・ふう。

なるほど。

「試合中に便を漏らしたら」「そそうをしたら」

が、リアルですね。

極度のストレスによる「嘔吐」「胃痛」「吐血」「下痢」「腹痛」のいずれかは、そうなる可能性があったのでしょう。

また、「親」について言及しておられる方、鋭いと思います。

おそらくどれも正解だと思います。

しかし。

私が鍵を握る存在として考えている、日本庭球(テニス)協会上層部について言及した方は、一人もおられませんでした。

人間のマイナスの行動を決めるものは単純な理由ではなく、複雑なものがあります。

それを皆さんぜひ推測あるいは読めるようになってください。

それが皆さんの不登校のお子様を助ける大きな一歩となるはずです。

私の考える、佐藤次郎選手のある考えとは、四層構造になっています。かつループ構造があります。

(詳細は回答をくださった方のみにお送りしました)

Step1 ○○

Step2,3,4

Step5

Step6 自殺

Step5からStep1へのループはあったはずです。
(だから胃腸病が発症する)

これが私の推測です。

もしかしたら親、家族、地元、出身地域のこともあるかもしれません。ただ全く情報がありませんので今回は省きます。

おそらくどこにも逃げ場がなく、苦しくて苦しくてどうしようもなかったことでしょう。

個人として出場していた4大大会では良い成績を収めていても、国を代表して出場したデビスカップでは惨敗していた理由が、これならばある程度説明ができます。

正解かどうかはもちろん今となってはわかりませんが。。。

佐藤選手のご冥福をお祈りするばかりです。

こういったマイナスのシミュレーションの流れは、不登校のお子様にも非常によく見られます。

どうあがいても抜け出せない、負の無限ループです。

この負の無限ループを断ち切ってあげることが必要なのです。

その方法を、7月25日(土)に、メルマガであなたにお教えします。