不登校を改善していくためには
家庭の足元から見直していく
必要があります。

根本的な家庭の問題を放置して
何か魔法のような解決策を求めるのは、
失敗のもとです。

私が個別カウンセリングで
関わっているお子さんのご家庭のうち、
58%に夫婦の不仲が見られます。

両親が実質的に離婚状態にあるものと
死別も含み、
片親家庭は21%です。

不仲とは両親がお互い
ケンカしているものもありますが、
原因の多くは男性側に見られます。

さて、夫婦関係の問題は
不登校を引き起こす大きな原因になります。

なぜ、そのように言えるのか?

その理論は2つあります。

まず1つ目。

両親が不仲な雰囲気・空気を
感じ取ると、子どもは当然不安感を覚え
家庭内が安心できる場所ではなくなります。

その為、親子の愛着関係に大きなヒビを入れ、
不登校の素地を作ります。

2つ目。

夫婦不仲の原因は多くは男性側に有り、
どちらかと言うと女性の方が
弱者の側に立たされます。

コレが問題なのです。

子どもは母親が苦しんでいる姿を見ると
ほぼ無自覚のうちに

(ママを助ける為に良い子にならなければ)

と、考えてしまいます。

「考える」と書きましたが、
「ママのため」という深い目的を
自覚している子はとても少なく、
ほとんどの子は無自覚なのです。

怖いのは、
良い子と言うものが曲者であることです。

「良い子だから良いじゃないか」
いえ、違うんです。

良い子というのは各々
定義が違いますが、

例えば、一つの例を挙げると、

人に迷惑を掛けず、
自分の気持ちを押し殺し、
常に周りに合わせてガマンする。

コレなんかは不登校の女の子にとって、
良い子のあり方の代表的なものです。

さてみなさん、この“良い子”。
どう思われますか?

いつもガマンして、周りに合わせて、
気持ちを押し殺す・・・

これが本当に良い子なのでしょうか?

私にはまったく良いと思えません。

その証拠に、
この良い子の罠にハマった子ども達は皆、

とても自己信頼が低く、
かなり強いマイナス思考と、

なんらかの完ぺき主義を持ち、
かつ対人恐怖(対人不安)もあるのです。

苦しいんです。

こういった子ども達は
ほんの少し学校で何かあるだけで、

そのストレスに耐えられず
あっけなく不登校になります。

その時には自己信頼がどん底まで
落ちていることがほとんどです。

***
ここで、夫婦仲の問題と、
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共通項などが見られるなら、
その問題についてはいずれ

メルマガやセミナーで取り上げ、
解決などを考え、お伝えして
いきたいと思います。
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さらにもう一つの問題は、

良い子への道を転がり落ち、
苦しみ始め、問題を表す子に対して、

ほとんどのケースで
【共感】が、
上手く与えられていないことです。

上っ面の共感ではなく、
私が何度もお伝えしている
【ホンモノ共感】のことです。

適切で、お子さまの心に響く
共感があれば、悪化を防ぎ、
ゆっくりと改善させることも
できたでしょうが、

残念ながら、そういう例は、
ほぼ無いのが現実です。

共感欠如によって、悪化します。

これが、夫婦関係の問題が
子どもを不登校に導くメカニズムです。

良い子と自己信頼の低さについても、
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