先日、魔法ことば講座の中級のミドルコースの参加された親御様からこんな喜びの声をいただきました。
「息子は最近、かなり安定になってきて、通信制高校に週3日登校できるようになりました。11月からは毎日、登校しようと思っているようです。
高校卒業後についてもきちんと考えられ、専門学校に合格しました。
また最近、自動車学校にも入りましたが、息子は不器用な方なので、実技が難しいとこぼしています。
こんなふうに動けるようになって、本当に嬉しいです。
つい最近まであった、かなり強めの強迫性障害もいつのまにか自然消滅しました。それをなおすために特別なことをやったわけではないのに、本当に不思議な気持ちです。
ただ、毎日何時間も授業を受けたりするのはきついようです。特に自動車学校は難しいこともあり、実技講習を受けるのは週2回だけにしようと思っているようです。
大変なようですが、もう嫌だとかは一切言わずに続けています。
娘は別室登校で最近は週に5日、行けるときもあります。
高校の進学先は希望校があるようですが、本当にその学校でいいのか、悩み中です。
先日、テストを受けたのですが、授業の欠席が多いわりに通知表の評価はとてもよく、娘もなんでなんだろうと不思議がっていました。
今の学校は怖い先生がいて、『生徒がよく怒られるので、それを見ているのが怖い。』とよく言います。
こんなふうに感じやすい自分は病院でクスリをもらう必要があるのかといろいろ悩んでいるようです。まだこういったところに対人不安が残っているのかなと思いました。
全体的に息子も娘も少しづつ調子が上がってきて、改善がみられて、やっと肩の荷が下りたような気がします。」
こんな喜びの声をお母さんからいただきました。私もとても嬉しいです。
お母さんの嬉しさもわかりますし、少しずつ動けるようになってきたお子さんたちの晴れやかな気持ちも何となく伝わってきます。
このお母さんの場合、改善の重要ポイントは、大きく3つありました。
1お母さんが一生懸命にホンモノ共感を身につけたこと
2お母さんが声や表情を愛着的になおしたこと
3お母さんご自身が不遇な家庭環境で育ってきたことで生まれた様々な間違った考え方や価値観を掘り起こし、手放していったこと
このままお母さんの共感力がさらに高まり、さらに不要な価値観を手放していくことができれば、お子さんたちの改善がもっともっと進むことが間違いありません。
講座が進むにつれて、着実に着実に改善が進んでいるので、私もとても嬉しいです。
もしこのお母さんのように我が子が不登校で、対人不安や強迫性障害などに悩んでいる方、どこに行っても解決の糸口が見つからない方は、前日開催した魔法の言葉がけセミナーが大好評だったので、11/16(土)に追加開催することになりましたので、ぜひセミナーにご参加ください。
不登校や対人不安、その他の様々な問題の根本原因と解決方法をわかりやすく、皆さんにお伝えします。
・子供に安心を与えるホンモノ共感とはどんなテクニックなのか?
・不登校の真の原因
・どんなふうに不登校を解決していくのか?
・最短2週間で再登校を実現したホンモノ共感の実例
・多くの親御様にとても多く見られる無自覚な共感できているつもりの例
これらを実際の不登校を解決した事例をもとに詳しくお伝えします。
またセミナーの後半では、あなたと同じ悩みを持つ仲間とともに、しっかりとしたサポートを受けたいという方のために、6ヶ月かけて長期で開催する魔法ことばベーシック講座の説明会も合わせて行います。
各日程ともに先着20名ですので、以下から申し込みの上、ご参加ください。
↓↓↓
<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
11/16(土)13:00-17:30
ホンモノ共感クイズ「ベースが欲しい」
前回のホンモノ共感クイズには、はるかさんから回答いただきました。いつも本当にありがとうございました。
はるかさんの安定の共感的な対応はとてもいいと思いました。
「ドラムばっかりだと、どういう思いがあるの?」とちゃんと思いを聞いていますね。
とてもいいポイントです。
ベースも弾いてみたくなるという気持ちから、この子は音楽にのめりこんでいて、音楽がとても好きになっていると思います。
「いろんな楽器を弾けるようになりたい。かっこいいベースも弾けるようになりたい。」
こんな気持ちがあるのではないかなと思いました。
ベースって、音も弾いている姿もかっこよくないですか?
なので皆さんもこのはるかさんの言葉を参考にして、ホンモノ共感してみてくださいね。
ちなみにはるかさんが追記のように書かれている親の代からの刷り込みは、不登校の親御様の多くの方にあるだろうなと思いました。
先日もある不登校のお子さんの個人カウンセリングをしたのですが、このお子さんは自分が欲しいものを「欲しい。」と言うと、親から「そんなの何の意味があるの?」と拒否されたそうです。
そういったことからも、かなり自己評価が下がり、人からの評価を求めるようになっちゃたんですね。
こんなこと親御様は誰も望んでいないですよね。
常に親御様は自分の判断は手放して、子供の気持ちに寄り添い、共感してあげてください。
ちなみに僕なら、我が子がドラムをやっていて、「ベースも弾いてみたい。」と言ったら、大賛成します。
もしお茶の水に住んでいたら、その日のうちに楽器屋に見に行っているかもしれません。
そのとき大事なのは、笑顔です。
こういうことを言われると一瞬、曇った表情になる親御様が多いと思いますが、そんな表情はよくないです。
「ベースもいいね。」と力強く賛成してあげましょう。
ホンモノ共感クイズ「学校が怖い」
あなたのお子さんは別室登校ができる中学生の女の子だとします。
学校では頻繁に生徒は先生に怒られている場に出くわすので、それが怖くて、教室には行けません。
このことで病院に行く必要があるか悩んでいます。
あなたが「怖いよね。」と共感すると、娘さんはそれに対してこんなことを言いました。
「怖いのは自分だけじゃないよ。私だけ病院に行って薬を飲むなんてわがままなんじゃないか。」
これを聞いてあなたはどう共感すればいいのか迷ってしまいました。
この娘さんは、なぜ病院に行って、薬を飲むのはワガママだと考えていると思いますか?
そして、その考えにどのようにホンモノ共感すればいいでしょうか?
この2つをブログに10/28(月)13:00までにコメントください。
皆さんの回答を楽しみにお待ちしています。
来週10/30(水)に私が考える娘さんの考えとホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。