こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

先週末、第5期の魔法ことばベーシック講座のアドバンスコースがちょうど終わりました。

参加者は全員、自分の親から一度も、共感されたことがない人たちでした。

自分の親から共感されたことがないと、どんな問題が現れるのか?

人それぞれですが、まず子供が常識的な枠から外れるのをとても嫌がります。

そして、子供が可愛くても、共感はできないという問題が現れるんです。

「子供を可愛がるのと、共感するのはまったく違う!」

 

子供が甘えることに対して、強い不快感を抱いたり、人に何かを言われるとすぐに軸がぶれる・・・

問題をあげだしたら、キリがありませんが、パッと思いつくのはこういったことです。

 

こういった方々でも、魔法ことばベーシック講座に参加すると、常に考え方や感情が落ち着き、怒ることもなくなり、子供に寄り添い、共感ができるようになります。

それでも、時々、残る問題があります。

それは、自分が働きかけたことがうまくいかないと、すべてが虚しくなるということです。

 

今日、まさにあるお母さんの抱えた問題を解除しました。

そのお母さんは今日、こうおっしゃいました。

 

「学校から教科書の購入の連絡が来ました。

いついつまでに購入してほしいという内容でしたが、それを読んだ途端、子供は勉強が遅れているという不安と、強い虚しさがわいてきて、動けなくなったんです。」

 

これに似た様な経験は、おそらくほとんどの不登校の親御様は、感じたことがあるのではないでしょうか?

自分が何をやっても、どれだけ正しいことを言っても、周りに何の影響を及ぼさない。

子供が全く動かない、状況が何も変わらない。

そのため、すべてを投げ出したくなる。

 

これは家事であっても、子供の勉強であっても、私が教えている共感であっても、全く変わらずに起きてしまう悲劇です。

 

さて、皆さんはこれをどう受け止めるでしょうか?

 

「やってうまくいかないなら、虚しくなるのは当然じゃないか。」

と思うかもしれませんね。

 

しかし、実はそうではないんです。

この問題には、実はちゃんとした深い原因があります。

それはあなたの親、つまり不登校のお子さんの祖母との関係です。

 

不登校のお子さんの祖母、自分の親との関係が影響を与えている

親にあなたの気持ちや考え、言葉が全く届いていない。

親が何も変わらない。

この虚しい体験をあなたが自分の親と積み重ねてきたから、今、その虚しさが引火爆発を起こしているのです。

この虚しさに自力で立ち向かうのは、ほぼ不可能です。

虚しさに流されてしまい、すべてを投げだした親御様を私は何人も見てきました。

そうすると不登校を解決するどころの話ではなくなります。

 

この問題を防ぎ、お母さんたちの自己肯定感をプラスに転換していく、そういった具体的な解除の技術を魔法ことばベーシック講座でお教えしています。

やればやるほど、子供たちに自動的に変化が現れます。

 

あるお母さんの娘さんは、登校に際して、激しい嘔吐や頭痛を繰り返し、遅刻や休むことがとても多い日々を送っていました。

それがお母さん自身が、自分の問題をいくつか解除するだけで、娘さんの問題は嘘のように消失し、今、楽しく学校へ通っている魔法のような解決事例もあります。

 

こういった虚しさを打ち消し、前向きに明るくなる。そして、子供の不登校も解決する。

これを効率的に学ぶチャンスを魔法ことばベーシック講座でご提供しています。

 

第6期の説明会は、すでに満員御礼にて、締め切りさせていただきました。

次回のご案内はいつになるかわかりませんが、楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「プリキュア」

前回のクイズに8名の方が回答いただきました。

みなさん知恵を絞って、考えてくださったのがよくわかります。

言葉がけとしては、みなさんの言葉がけは、それぞれ非常にいいと思います。

だいたい子供の気持ちに共感し、寄り添えています。

 

子供が居候をして、どうしたいかはもちろん具体的にはわからないのですが、何か楽しいことが待っていると期待をさせるのでしょうね。

そのあたりはみなさん、うまく拾えて共感できています。

 

そしてもう1点、今の生活がつまらない。

ここにも、きちんと焦点を当てて共感をして、深く掘っていくことが必要です。

これも何名かの方がちゃんとアプローチしていました。

特に核心に近かったのがHardyさんです。

 

家にいても、つまらないというのは、簡単に言うとお母さんとの関係がつまらない。

お母さんと接していてもみたされず、つまらない。虚しい、空虚といったものを感じているということなんです。

そうすると、問題の根底が見えてくるはずです。

 

多くのお母さんたちは、子供を否定しないように気をつけています。

でも、ただそれだけなのです。

そこから先に踏み込もうとしません。

本当は、そこから先に踏み込まないと、子供は満たされないのです。

 

子供の言葉には真実が詰まっています。

そこをよく感じ取って、親として、どのように満たしてあげられるかを考えることが大事です。

 

今回みなさんの回答は、言葉もよく、さらに考えておられました。

この調子で深く共感し、子供の問題の根源を考えられるようになっていきましょう。

 

今週のホンモノ共感とプラス言葉クイズ「子供が毛を抜く」

あなたが不登校の娘さんに色々聞きたくて話しかけると、お子さんは黙ってしまい。

さらに話しかけると、髪をいじり出します。

そして気づくといつの間にか、そのお子さんの側には、黒い毛髪が数百本おちています。

 

お子さんは、なかなか言葉を発しようとしません。

こんなお子さんは、多くいらっしゃいます。

 

さて、色々聞きたくても、黙り込む、そして毛を抜き始める娘さんに対して、どのように話しかけ、共感すれば良いのでしょうか?

 

ちなみにこのお子さんは、調子のいい時に色々聞いても「わからない。」や、首を横に振るなどで、いまいち不登校に絡むマイナスの言葉は口にしないお子さんであるとお考えください。

 

ちなみになんですが、お子さんがこういう反応を示す場合、親御様自身が祖父母から全く共感されておらず、その歪みがお子さんのそういった反動に現れています。

そこをよく念頭に置いておいて考えてみてください。

 

あなたが考えるホンモノ共感とプラス言葉をこのブログにコメントください。

次回、3/6(水)にブログにコメントいただいたものに、私のホンモノ共感の考え方とプラス言葉をお伝えします。

ぜひこの機会を活用して、みなさん、ホンモノ共感を身につけていってください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

再登校率88%、国内最初の不登校専門カウンセラー

不登校セラピー代表 新井てるかず