こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

年末が近づき、今年もいよいよ終わりですね。

あなたは今、どのくらいお子さんにホンモノ共感することができていますか?

お子さんは外に出たり、人と会ったり、学校に行けたりしていますか?

 

ホンモノ共感は親御様の中にある価値観や枠、スイッチ、べき論やねば論などを認識し、不安を手放すことができれば、身につけることはそんなに難しいことではありません。

実際、今日も私が開催している魔法ことばベーシック講座に参加している、あるお父さんからこんな話を伺いました。

「今まで頑なに外出を嫌がっていた娘が好んで積極的に外に出るようになりました。

いろんなお店に行ったり、買い物をしたり、親に次はどこに連れて行ってもらおうと考えているようです。」

このお父さんは娘さんが学校に行くことへのこだわりはなく、まず外に出てくれるようになったことがとても嬉しいとおっしゃっていました。

家で娘さんが自分で勉強していて、わからないところをお父さんに聞いてくることもあるそうで、すぐに対応しています。

ただお父さんの仕事中に電話をかけてきて、「さすがに今はごめん。無理。」と仕方なく後で対応することもあるようです。

学校はまだ再登校していないものの、すでに進学先も決まっており、「そこはちゃんと行くよ。」と娘さんから言われていて、お父さんはとても嬉しそうにしていました。

 

お父さんの話を聞くと娘さんへの対応で、何を気をつけているのかがよくわかります。

・親の言いたいことを言わない。

・親からすると「こうすればいいのに。」「ああすればいいのに。」という正解や答えがすぐに浮かぶそうですが、それを言わないようにした。

・上からものを言ったり、娘の話をさえぎって話すこともやめた。

・話のポイントポイントでちゃんと共感した。

 

お父さんご自身は、「まだまだ。」と謙遜していますが、話を聞いているとおそらくこのお父さんは娘さんに共感することが相当できているだろうなと感じられます。

・自分が今まで何を言ってきたのか?

・何をやめなければいけないのか?

これを講義の中できちんと把握して、このお父さんは改善しています。

私が聞く限り、このお父さんは本当にフラットにお子さんのことを受けとめ、親が主体だったり、親の言いたいことや親が出した正解ではなく、子供が決めたことをすべて正解として受けとめていました。

 

こんなふうに親御様がホンモノ共感を身につけて、日々の生活の中で実践できるようになると、極めて短期間にお子さんの行動に変化が現れます。

これまで費やしてきた時間は決して無駄にはなりません。

みなさんも一年の終わりを迎えて、どれだけホンモノ共感を身につけることができたのか?

今までの子供への接し方を変えて、自分の価値観、枠、スイッチをどれだけ捨てられたのか?

不安や恐れをどれだけ手放せてきたのかを考えてみませんか?

 

もし、自分が足りなかったなあと思ったら、何も自分を責める必要はありませんし、決して落ち込まないでください。

もし、自分はだいぶ変わってきたなあと実感することができていれば、それは素晴らしいことなので、ぜひ継続してください。

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ホンモノ共感クイズ「勉強」

前回のホンモノ共感クイズには、3名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。

どの方の回答も概ね良好だと思います。

この共感のポイントは、みんなに追いつけない不安や完璧主義にいかに触れてあげるかです。ここにうまく聞き出してあげるかにあります。

この不安や焦りをよく捉えて、親はフラットに共感することがとても大事です。

その点で3名の方のご回答は概ねいいと思います。

 

私だったら我が子がこうなったら、ひっとんさんの回答と同じようにこんなふうに聞いてみます。

「みんなはできているというイメージがあるの?それに追いつかなきゃ、自分はダメ人間みたいに感じちゃうのかな?」

ぜひあなたも参考にしてみてください。

 

ホンモノ共感クイズ「お年玉の使い道」

あなたのお子さんはお年玉に5万円ほどもらいました。そのお年玉をお子さんはこんなふうに言い出しました。

「全部、一気にゲーム課金に使いたい。どうしても欲しい。当てたいレアキャラがある。それには5万円ぐらい使わないと当たらない。」

あなた自身が子供の頃はお年玉を全額貯金するのが当たり前だったので、それを聞いてびっくりしました。

あなたの価値観とはまるで違うことをお子さんが言っているとき、どんなふうに共感すればいいでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを12/30(土)17:00までにブログにコメントしてください。

来週1/3(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。