こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

現在、私は魔法ことばベーシック講座の第15期のライトコースと第16期のライトコースを同時に開催しています。それぞれの期の中で、早速お子さんが学校に行き始めたという話を聞き始めたので、簡単にご紹介します。

あるお母さんからお聞きした話です。

「子供が先週から週2−3日ほど学校に行き始めました。まだこれが安定に続くかどうかは未知数ですが、とりあえず一安心しています。

私は講座を受けたことで、今までの親の不安をぶつけるような言葉がけをやめ、講座で学んだ共感に思い切って全面的に切り替えました。すると明らかに子供の様子が変わり、生活が整い始めました。

先週から子供が自ら「学校に行く。」と言い出して、少しずつですが登校ができるようになってきました。

子供は学校に行くと疲れるようで、疲れた様子をみていると明日はしんどいかもしれないなと親は思ってしまいますが、行く行かないは子供に完全に任せるようにしました。

本当にホンモノ共感が効果があることを知り、子供が変わってきたので嬉しいです。子供が変わったというより、私が変わったことが大きいんだと思います。」

また別のお母さんからもこんな話をいただきました。

「子供が先週末から学校へ行き始めました。

学校へ行くと疲れるよという話は聞いていたのでどうかなと思っていました。

案の定、今朝もちょっと疲れた様子を見せましたが、それでも朝起きてしばらくすると制服に着替え、学校に行ったので胸を撫で下ろしました。

まだまだ共感が足りていないところはありますが、講座で学んだホンモノ共感をこれからももっと実践していって子供の心に寄り添いたいと思います。」

また別のお母さんからもこんな話を伺いました。

「うちの子の場合、学校はまだですが、家で勉強を始めました。わからないところがあると騒ぐので私ができるだけ寄り添うようにしています。

またゲームはもうあきたといってゲームをほとんどしなくなりました。

その代わりYouTubeでみた可愛いアクセサリーの作り方の動画を真似して、自分でいろいろと本格的なアクセサリーをつくるようになり、びっくりしています。

最近では将来の夢も語るようになり、『英語を話せるようになったら、私は海外に住みたい。』と言うようになりました。

こんなにはっきり将来の夢を聞いたのは始めてで、とても驚きました。

子供はまだまだ不安定なところもあり、安定な通学は少し先かなと思いますが、ここまで大きく改善したことに驚いています。

子供の不安定な部分にどのように共感すればいいのか?私自身がどのように心の余裕をもてばいいのか?これらで迷うところが大きいので、これからもしっかりと講座で学び続けたいと思っています。」

これらの親御様たちの嬉しい感想を聞いて、私もとても嬉しくなりました。

ホンモノ共感の効果があらわれたり、安定な愛着関係をつくることの効果があらわれたり、効果があらわれる期間はそれぞれです。

私の経験上、親御様が安定な愛着関係とホンモノ共感をきちんと実践できるようになれば、最短で2週間、長くても2ヶ月でお子さんで自発的な変化が現れます。

 

これを実現するために、1つのとても重要なポイントをみなさんに話したいと思います。

それはお子さんとの会話において、思考の先読み、言葉の先取りを決してしてはいけないということです。

思考の先読みとは、相手の思考をくみとって、言われていない言葉を想像して、何かいいことを言おう、満足させることを言おう、価値あることを言おうとすることです。

言葉の先取りとは、読んで字のごとく、親御様が先に言葉を多く発して、テーマを散らかしてしまい、子供が言いたいことがわからなくなったり、親が聞きたいことがわからなくなったりして、会話がぐちゃぐちゃになり、噛み合わなくなります。

会話がぐちゃぐちゃになり、噛み合わなくなると、まずお子さんの状態の改善はあらわれません。特に頭の回転が速く、気が利く親御様は要注意です。

 

講座の中でよく実践練習していますが、ただ子供の言葉をストレートに受け取ること、ここから真摯に始めてみてください。

そして子供のマイナスの言葉を的確にキャッチすることも意識するようにしてください。

これがまず第一段階です。

 

これらは特に技術的に難しいものではありません。

実践できるかどうかは親御様自身の練習量の多さと心の余裕の大きさの2つにかかっています。

ぜひ心の余裕をもって、何度も何度も練習してみてください。

そうすれば今日ご紹介したような嬉しい変化が必ずお子さんに起こります。

 

とはいっても、もっと具体的にどうすれば、不登校が改善できるのかをもっと知りたいと思われる方が多いと思います。

そんな親御様のために12/25(月)のクリスマスの日に無料のインスタライブを21時から行うことにしました。

無料のインスタライブでは、冬休みに気をつけてもらいたいポイントや不登校を改善するための重要ポイントをみなさんの質問にお答えしながら、新井が直接お教えしていきます。

私のインスタグラムのアカウントをフォローいただくと、無料でライブを見ることができますので、今すぐ私のインスタグラムのアカウントをフォローしてください。

<新井てるかずのインスタグラム>

https://www.instagram.com/araiterukazu/

 

ホンモノ共感クイズ「眉を整える」

前回のホンモノ共感クイズに7名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

僕を含め、ほとんどの親御様は昭和生まれかと思います。昭和の価値観ってありますよね。

 

僕は子供の頃から散髪屋に行くたびに父親から眉は剃るなと言われて育ちました。

なぜ剃ってはいけないのか?全くわけのわからないまま、それを当たり前の価値観としてもっていました。

50歳を過ぎた今になって、眉を剃ろうと思ってもどうしたらいいのかわからない状態になっています。

みなさんはどうですか?

 

みなさんの中で女性であれば、眉はもちろん手を入れると思いますが、男性が中学生の男の子が眉に手を入れることに対してどのような価値観が働きますか?

ご回答いただいた方々の言葉はどれもとてもいいと思いました。

自分の価値観が古いということを素直に認め、子供に肯定と共感を与えているところがいいですね。

 

こういった場合、よくない対応は親が自分の価値観に固執してしまうことです。

古い価値観を持っていること自体がダメではありません。その価値観に固執することがよくないことです。

こういったとき素直に自分の価値観の枠を崩して、新しい価値観の枠を受け入れることができるのか、ここがお子さんに共感できるかどうかの分かれ目になります。

ちなみに僕の親父がなぜ眉をそるなといったのかいまだにわかりません。誰か教えてください(笑)

 

ホンモノ共感クイズ「勉強」

あなたのお子さんはまだ不登校ですが、最近は自ら勉強を始めるようになりました。

今では家で少しずつ英語や数学に取り組んでいます。

まだ不安定な部分があるので、勉強に取り組むこと自体はとてもいいのですが、わからないところがあると騒ぎ出します。

どうもみんなに追いつけないという思いが働くとともに、完璧主義もあるように思います。

 

あなたは「やりたくないんなら、やらなくていいよ。」と優しく声をかけますが、お子さんからは「そういうことじゃないんだよ。」と叱られてしまいます。

結局、なんだかんだ騒いだ後、お母さんと一緒に勉強して落ち着くことを繰り返しています。

こういったとき、お子さんにはどんなホンモノ共感の言葉をかけてあげればいいでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを12/26(月)16:00までにブログにコメントしてください。

来週12/27(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。