不登校が100%改善する魔法の言葉がけセミナー
先日、魔法の言葉がけセミナー&説明会が盛況のうちに終えました。
ご参加いただいた方、および本講座にお申込みくださった方、ありがとうございました。
今期の本講座はさらにパワーアップして、共感力を最大限高められるような工夫を大きく取り入れていますので、ぜひご期待ください。
この魔法の言葉がけセミナーにご参加いただいた方の感想の一部をご紹介します。
あるお母さん
「子供の不登校を解決するために必要なのは、共感だとはよく聞くことだったのですが、その具体的な内容はあまり明らかではなく、わりと抽象的のように思います。
その点、新井先生のところですと、とても具体的で実践方法も確立されていて、もう他にはないと思っています。
うちは1年半近くの不登校、引きこもりが続いていますが、今回すごく前向きな気持ちになれました。ありがとうございました。」
別のお母さん
「知らずにしてしまっていたことが沢山あり、驚きました。
一日も早く、子供への共感ができるようになりたいと思い、ぜひご指導いただきたいと思いました。どうぞ宜しくお願いいたします。」
また別のお母さん
「自己肯定感の上げ方が目からウロコでした。」
また別のお母さん
「本日はありがとうございました。お話とても分かりやすかったです。
一生懸命子育てしてきたつもりが、機能的価値観の枠に子どもを窮屈に押込めていただけだったと改めて気付かされました。
ほんもの共感・価値観のスイッチoffを、これからの子どもたちの人生、私自身の人生の為にも、是非身につけたいと思いました。
どうぞよろしくお願い致します。」
また別のお母さん
「共感しているつもりでしたが、全然ホンモノ共感出来ていなかったと気がつきました。
自己肯定感も低いと思うので、勉強したいと思いました。」
ご参加いただいた方々、全員にそれぞれの大きな気づきが得られました。
これを第1歩として、私と一緒に共感力をさらに磨いて、不登校を解決しましょう。
そして、6月に入り、学校が再開されましたね。
多くの学校は通常授業のモードに戻りつつあります。
だからこそ、懸命に共感に取り組み、喜びを手にされた親御様と、全く改善せずに残念な想いをなさっている親御様に分かれていることでしょう。
不登校のお子さんが6月に入っても、相変わらず学校に行かない理由として、「コロナの感染が怖い。」と言っているというようなことを時々、お聞きします。
みなさんのお子さんも、「コロナウィルスの感染が怖いから行かない。」と言っていませんか?
その言葉を聞いて、あなたはどう思いますか?
私はそれを聞いた時、それは本音であり、嘘である。半分、半分だろうなと感じました。
感染が怖いから外出しないというのは、学校に行かない理由としては最適ですよね。
実際、3−4月は散々、大人たちが不安を煽ってきました。
だからこそ、子供が不安に感じるのも、当然だろうと思います。
その一方で、不登校が改善し、外出を楽しみ始めたお子さんもいらっしゃいます。
これは私が実際にカウンセリングさせていただいている20歳の元ひきこもりの青年の話です。
彼は以前、完全な引きこもりでした。
数年に1度、初詣か、家族の誕生日の外食に渋々でることがあったぐらいです。
それが今は、かなり外に出られるようになりました。
自転車で近所をぐるっと回ったり、弟の自転車の練習に付き合って走ったり、歌が上手くなりたいと思い立ち、突然、何度かカラオケにも行ったりすることができるようになりました。
彼は今後の目標として、高卒の資格をとること、そして働けるようになること、この2つを掲げています。
なぜ長年、ひきこもりだったお子さんが、こんなに改善できたのか?
この3つの改善のポイントを今日、お教えします。
まず1つ目のポイントは、ご両親ともに、きちんとお子さんの話を聞けるようになったことです。
お父さんはまだ共感は下手ですが、なんとか聞いて理解しようという姿勢が生まれてきました。
お母さんはかなり上手く話を聞くことができるようになり、共感もできるようになってきました。
これが改善の一番大きな土台になっています。
そして2つ目のポイントは、お母さんがお子さんの話を聞く時に、意識が飛ばなくなったことです。
これはとてもとても大事なポイントになります。
以前、お母さんは、お子さんの話を聞いているつもりで、実は全く聞けていませんでした。
これは一体、どういうことなのか?
実は、このお母さんはお子さんと同じ場にいても、意識がどこか別の世界に飛んでしまうことがよくあったんです。
だから実質的には、お母さんの反応がなかったり、興味なさそうな表情をしていました。
これがほぼ治ったんです。
このお母さんは、意識が飛ばずに、お子さんの話に向き合い続けられるようになりました。
そして3つ目ポイントは、このお子さん自身の思い込みに、こんな間違った考えがありました。
「ひきこもりなんて、自分の意思次第にどうとでもなるのに、なぜ自分は動かないだ。自分は甘えている。」
このお子さんの思い込みを私が直接、解除しました。
この3つが大きな改善なポイントとなって、彼は外に出られるようになりました。
もちろん学校に安定に通え、働けるようになるまで、まだまだ自己肯定感の低い部分を改善しなければいけませんが、大きな山を1つ超えました。
ここで私がお伝えしたいのは、この3つのポイントはいずれも、お子さんの意思の力は全く関係がないということです。
もちろん、お子さんの性格も全く関係がありません。
お子さんが何年、引きこもっていようが、正しい親子関係を築くことができれば、解決できるということを皆さんに信じていただきたいのです。
そして、この正しい親子関係を作るために、最も有効な方法がお母さんのホンモノ共感と自己肯定感を上げることです。
この2つを身につけていただくために魔法の言葉がけセミナーを私は開催しています。
魔法の言葉がけセミナーは5月で終了し、次の開催は現在未定です。
もし、あなたが何か少しでもいいから学べることはないかと良い情報をお探しであれば、私が書いた数冊の書籍を熟読されることをお勧めします。
まず入門として、最初にお勧めしたいのが、私のホンモノ共感の声を真似るだけで不登校・引きこもりの解決が可能なホンモノ共感の音声教材です。
これをまず聞いてください。
ホンモノ共感は小手先のテクニックではありません。
どういう言葉を言うのか?
これもホンモノ共感では大事ですが、それ以上に大事なものがあります。
それは、どんなマインドを持って、どんな声をどう発しているか?
その声からどんな思いを子供に伝えたいのか?
これが非常に重要です。
多くの不登校の親御様の声には、まるで気持ちがのっていません。
親御様自身、自己肯定感が低いので、情緒を乗せるのが怖いのです。
だから、お子さんと何の情緒の交流も起こせません。
だから、不登校は改善しません。
不登校を改善するためには、ホンモノ共感が必要です。
ホンモノ共感とは何かというと、「あなたの気持ちがわかるよ。」と声に乗せて、お子さんに伝えることです。
これを真心とも言います。
ほとんどの方は周りで共感している人に接したことが、一度もないはずですので、まずは正しいお手本に接するべきです。
だからこそ、声の教科書として、私をお手本にしてください。
私の声に合わせて、1日3分練習するだけで、相当あなたの共感力が上がります。
ホンモノ共感がきちんとできれば、不登校の改善は確実です。
【音声教材】1日3分聞いて、そのままマネるだけ。
最短3週間でお子さんが自発的に再登校する10の魔法の言葉がけと接し方
音声教材はAmazonで販売中ですので、以下からご購入ください。
ホンモノ共感クイズ「学校の再開」
前回のクイズに8名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。
それぞれの方にコメントさせていただきますね。
ゆきさん
学校行っても行かなくても以降の言葉が、少し残念です。
悪い言葉ではないのですが、おそらくお子さんには響かないはずです。
前半の言葉でお子さんの反応を待って、そこから共感を展開していきたいところです。
マサルさん
いい感じです。
こんな感じで、プラス転換せずに、不安を聞き続けてあげてください。
ケイトさん
オッケーです。非常にうまく同調なさっていると思います。
星野啓子さん
オッケーです。できればお子さんの不安にもう少し掘り下げてあげてくださいね。
まーちゃんさん
オッケーです。今までと変わらない接し方、思いっきり話を聞いてあげる。
これを大切にしてあげてくださいね。
みーやママさん
お子さんの話をいっぱい聞いてあげてください。
最後がちょっとプラス転換の匂いがするので、お子さんの表情をよく見て、言葉を選んでくださいね。
話題にしない方がいい時もあるというのはその通りです。なので、ウォーキングに誘うのもいいかもしれません。
Hardyさん
いい感じです。
コロナがどう怖いのかも聞いてみてください。
田絵さん
いい感じです。
惜しいのが、普通というキーワードが出てきて、そのあとの展開です。
お子さんが普通になりたいと言っているということは、自分は普通の人間じゃないと思っているはずです。
普通じゃない、常識の枠外の人間である。こっちに話のフォーカスを当ててみてください。
それともう1点、ここでほめ言葉はいらないです。
「やろうかなって頭と体が動き出せばやれるし学校にも行けるんだね。それがわかっただけでもすごいね!」
この言葉ですが、モヤモヤするという悩みを吐き出しているお子さんに対して、「すごいね。」という褒め言葉を突っ込むのは、話がずれてしまいますし、お子さんに響かないはずです。
このモヤモヤをさらに深堀できるとよりいいですね。
これは決してほめるなという意味ではありません。
この話には合わないずれた話になるということです。
このお題は、簡単なようでもあり、難しくもある、共感の例です。
これが絶対、正解という決まったようなものがあるわけではないので、皆さん各自で、お子さんの不安に寄り添い続けることを工夫なさってください。
多くの方の言葉はとてもいいので、これをお読みの方々も、コメントに書かれている言葉を参考にしてください。
機能と情緒クイズ「甘やかすとダメになる」
ある不登校のお子さんが、家で暴れています。そして、お子さんはこのように叫んでいます。
「あれを買ってくれ。これを買ってくれ。」
お子さんが叫んでいる多くはゲーム関係のものです。金額は高いものから、安いものまでマチマチです。
このお子さんのお母さんは、スクールカウンセラーにこう言われました。
「甘やかしたら、もっとダメになります。ダメなものはダメとはっきり言いましょう。
我慢を学ばせるのが親の役目です。」
そう言われて、お母さんは「だめ。」と断り続けました。
その結果、お子さんは家でますます暴れるようになり、しかもものをねだるとき以外、一切、話さなくなりました。
当然、学校の「が」の字でも出そうものなら、大変なことになります。
なぜスクールカウンセリングさんの言ったとおりにしているのに、余計ひどくなったのでしょうか?
機能と情緒の面で、考えて、このブログに6/7(月)17:00までにご回答ください。
そして、ホンモノ共感での対応を考えられる人は、その対応の言葉もコメントに書いてください。
来週6/10(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお答えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。