あなたのお子さんは、学校に登校できていますか?

6月に入って、1週間以上、経ちました。すでにすべての学校が再開されています。

あなたのお子さんは、学校に登校できていますか?

 

おそらく「そんなこと聞かないでほしい。」と心によぎった方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

この親が見たくない現実から目をそらせると、お子さんの不登校は決して改善することはありません。

あなたが見たくない現実とは何でしょうか?

 

はっきり言います。親が見たくない現実には大きく3点あります。

  1. お母さん、あなたの自己肯定感が低いこと
  2. お母さん、あなたはホンモノ共感が全くできていないこと
  3. お母さんのお母さん、つまりおばあさまの問題点を直視すること

 

あなたは、この3点の現実を直視していますか?

私の経験上、この3点から目を背けた人は、不登校の解決に失敗しています。

この3点を直視し続けるというのは、しんどいし、めんどうです。

私が主催している魔法ことばベーシック講座に参加されているお母さんたちからも、その言葉をよくお聞きします。

しかし、しんどいこと、めんどくさいことにちゃんと取り組むと、必ず幸せが大きな口を開けて待っています。

 

ここが大きな違いを生みます。

子供のせいにしたり、学校のせいにしたり、子供をうまく操作、誘導するような言葉がけを探していたり、旦那のせいにしたり、そういうことをしていると、お子さんは何も改善しません。

このしんどいことにずっと向き合い続けたあるお母さんから頂いたご報告をご紹介します。

 

子供3人が劇的に変わった!?あるお母さんのご報告

「1日から学校がそれぞれ始まりました。

長女の大学はまだ登校はありませんが、オンライン授業と共に課題が沢山出ている様です。

自分で計画立ててこなしています。

転校するまでの小〜高校までの宿題やら勉強やらを殆どやらなかった子が、『変わるものだなぁ。』と感心しています。

 

長男は、1日と2日はすんなり学校に行きましたが、一昨日と昨日は、身体が怠い、気持ち悪いと言って休みました。

ただ、一昨日は犬の散歩をしてくれたり、一緒に外食したり。昨日は1人で定期券を買いに出かけたり犬の散歩をしてくれたりして、外気には触れている感じです。今朝は普通に朝起きてきて、登校して行きました。

 

次男は、1日から今日まで遅刻せずに登校しています。今週は午前登校班で、来週が午後登校班です。

私がやはり廊下に居て欲しい、というので付き添っています。

変化が色々ありまして、教室に最初から最後までいる事ができているし、以前の様に私の所に寄ってはきません。

また、ノートをとりはじめました。なかなか追いつかない様ですが、一生懸命真似して書いてます。

 

あと、自宅では毎日30分ほど、勉強し始めました。

次男の方から声をかけてきて、九九の復習をしたり、殆ど答えられなかった算数のテストを一緒に解いたりしています。

 

学校が遠くなったので(次男の足で30分、道のりの殆どが坂😣)、相当疲れています。

歩きながら、「疲れたー。」とか「ランドセルが重い〜。」と言ってきます。

以前だったら、「周りのみんなも疲れてる。あなただけじゃない。頑張りなさい」とか言っていたのですが、「疲れるよねー」「確かに重い。少し休憩しようか。」と声掛けしてます。

とにかく、ウチで子供達には自由気ままに過ごさせてます。」

 

このお母さんのケースでは、長女さんは完全な不登校ではありませんが、学校に行こうとしたり、勉強のことを考えると、相当激しい身体症状を起こしていました。

長男さん、次男さんは不登校で、特に次男さんの不登校は様々な問題があり、かなり解決に難航しました。

 

こんなゲーム依存では決して、学校に行けないのではないか?

学校の勉強が小学校の低学年で止まっている。もう追いつけないと思っているから、もう無理ではないか?

これらをどうやって解決するのか?

こんな課題が、次から次へと立ちはだかっていたのを思い出します。

 

なぜ、このお母さんの子供は劇的に改善したのか?!

これらは、奇をてらった解決策を行ったわけではありません。

先ほどの3点をお母さんは直視し、愛着と共感という解決の正しい方法を1ミリもブレずに貫き通してもらったのです。

そして、お母さんは自分の自己肯定感の向上にも、コツコツ取り組みつづけました。

 

奇をてらったことも、飛び道具も何もありません。

ただ、愚直に正しい基本をお母さんは繰り返しつづけました。

その結果が、先ほどご紹介したようなお子さんの状態です。

 

もちろんここで手放しで喜び、すべて油断するわけにはいきません。

今後も、引き続き取り組むべき課題が明確になっているので、このお母さんは愚直に取り組みつづけるでしょう。

私がこのお母さんと長い間、関わらせていただいて、大事なポイントがいくつかありますので、皆さんに特別にお伝えしたいと思います。

 

1つ目は、不登校のお母さんの自己肯定感はとても低く、それを高めることが不登校の改善に必須であることです。

なぜ、このことが必須かというと、自己肯定感が低いと、すぐに不安になったり、イライラしたりして、子供に共感できなくなるからです。

 

2つ目は、不登校の子のおばあさま、お母さんのお母さんの影響が本当に強いことです。

この影響がお母さんの自己肯定感を下げて、その自己肯定感の低さに子供を巻き込んで、子供を不登校にしているのです。

この本当の不登校の原因を正確に、的確に、見極めていくことがすごく大事です。

 

自己肯定感の高め方は、ほとんどの人が完全に間違っている!?

先日もある別のお母さんと話していましたが、自己肯定感の高め方は、ほとんどの人が完全に間違っています。

あなたが本屋さんに行くと自己肯定感の高め方の本は、大量に見つけることができるでしょう。

そこに書いているのは大概こういったことです。

 

・自分を愛しましょう。

・自分の悪いところ、ダメなところを受け入れましょう。

・自分を好きになりましょう。

 

さて、これあなたは不登校のお子さんに言えますか?

私だったら、カウンセリングで、そんなことを絶対に言いません。

不登校のお子さんをバカにしきっている言葉です。

 

例えば、自分の顔に強い劣等感を持っているお子さんがいたとします。

そのお子さんに対して、「まず自分の顔を愛しましょう。」と言ったら、そのお子さんはどう反応するでしょうか?

「自分の顔をダメだと思う、その考え方がダメだと思う。その考え方を変えよう。」と言ったら、どうお子さんは反応するでしょうか?

 

おそらく2度と、お子さんから相手にされなくなります。

こう考えてみると、世の中に流布している、自己肯定感の高め方のおかしさがお分かりかと思います。

実際、そんなことで解決できるなら、不登校のお子さんは皆、学校に行っています。

 

何を言いたいのかというと、目のつけどころを間違えると、解決できなくなるということなのです。

目のつけどころとは、まず親が見たくない3点の現実です。

  1. お母さん、あなたの自己肯定感が低いこと
  2. お母さん、あなたはホンモノ共感が全くできていないこと
  3. お母さんのお母さん、つまりおばあさまの問題点を直視すること

 

この3点は、ほとんどの親御様は見たくない現実のはずです。

誰か人のせいにしたいはずです。

子供を自分の都合よく動かしたいはずです。

そこから目をそらすこと自体が自己肯定感の低さです。

 

もし、あなたが自分の自己肯定感について、本当に正しく高めていきたい。

もし、そう思うのであれば、動画で学べる「不登校を6か月で解決する!親の考え方を変えて解決する5つの方法」をAmazonにて販売していますので、ご購入ください。

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機能と情緒クイズ「甘やかすとダメになる」

前回のクイズに多くの方から力作の回答をいただき、ありがとうございます。

ご回答自体、どの方のご回答も非常に良かったです。

特に良かったのは、ゆきさんです。

 

この子供が暴れる理由が何かというと、お母さんが他人基準で、ぶれぶれだからです。

このお母さんに自分基準のものが、何もないからです。

子供が荒れ狂う第1の理由がそこにあります。

「ゲームを買う。買わない。」の問題ではありません。

 

何度も言います。

子供のわがままではありません。

お母さんがぶれているんです。

 

自分基準がなく、他人基準にぶれているからこそ、それに巻き込まれた子供が苦しいのです。

だから、子供があばれるのです。

正しい原理を無視したものは、必ず破綻します。

 

この話はどう共感するかという言葉のテクニック以前に、最重要の話です。

この自分基準、自分軸と、他人基準、他人軸の話は、自己肯定感とほぼ裏表の最重要の課題と言っても過言ではありません。

他人基準にぶれまくる自分というものを深く認識して、それを治さない限り、お子さんの不登校は永遠に続き、暴れ続けます。

 

そしてもう1つ、世の中の自己肯定感を高めるという人が言っているように、ぶれる自分を受け入れることをやっていてもダメです。

ぶれないように治さなければいけません。

受け入れてはダメです。

このことを認識して、ぶれない自分基準、自分軸をつくってください。

 

自分軸と他人軸クイズ「ゲームとスマホ」

お子さんが不登校でゲーム依存のお母さんがインターネットである記事を見つけました。

某有名大学の教授の研究データです。

「ゲームをやる時間が長いほど、脳の認知機能が下がり、ゲーム脳になる。」

 

また別の記事も見つけました。これも某有名大学の教授の研究データです。

「スマホを見ている時間が長ければ長いほど、IQが顕著に下がり、成績が下がる。いますぐ、スマホを取り上げなさい。」

 

この記事から、お母さんは、「ゲームとスマホは恐ろしいものであり、子供に与えてはならない。親が子供を管理すべきである。」と読み取りました。

お母さんはこれを読んで怖くなって、いままである程度、自由にさせていたゲームとスマホを管理し始めました。

すると子供は荒れて、暴れ狂い、毛布を持って、外に飛び出しました。

ある時はナイフを振り回したこともありました。

 

なぜ、認知機能を上げるために、正しいことを大学教授の言うとおりにしているのに、子供はそれを理解せずにこんなことをするのでしょうか?

自分軸と他人軸の観点から考えて、あなたの答えを6/15 (月)14時までブログにコメントください。

来週6/17(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお答えします。

 

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。