安倍元総理の銃撃事件で感じたこと・・・
先日、安倍元総理が銃で撃たれ、死亡するという衝撃的な事件が起きました。
この令和の世の中で、このような事件が起きたことに、私も大きな衝撃を受けました。普段、政治に関心をもたない私の娘もそのニュースの話を興奮気味に私に話してくるぐらいでした。
複数のメディアの報道によると、山上徹也容疑者の母親がある宗教団体に入信し、多額な寄付をおこなっていたことで、家庭が困窮していたとのことでした。
山上徹也容疑者は一見おとなしそうに見えながら、仕事が続かず、職場でもキレやすい、反抗的な態度をよくとっていたそうです。しかも山上徹也容疑者の兄は自殺していまいた。
自分の人生がうまくいかないことで、何かに強い怒りをむけた結果、起こった事件でした。
この事件をみて、私は昔の秋葉原通り魔殺人事件を思い出してしまいました。
そして宗教に関してですが、実は私の個人カウンセリングで数件、祖父母もしくは母親があやしい新興宗教に入信し、むちゃくちゃな家庭で育ったというケースがありました。
これらのケースを聞く限り、あやしげな新興宗教に入る方は、自分の判断能力が弱く、自分軸がなくて、家庭がうまくいっておらず、不安感や孤独感が強い方がほとんどです。
これらが迷いや悩みとなり、それを救ってくれそうな宗教にはまってしまうというように私には見えました。おそらく山上徹也容疑者の母親もそうだったのでしょう。
兄が自殺していることもあり、愛着と共感という家庭において、最も重要な機能がまったく果たされていなかったと考えられます。
あなたの家庭では愛着と共感はどうなっているでしょうか?
なぜ、そんなにエナジードリンクを欲するのか?
話は少し変わりますが、7月に入り、猛暑が続いています。皆さんのお子さんの中には、エナジードリンクを日々大量に飲む傾向がある子もいると思います。
なぜ、そんなにエナジードリンクを欲するのか?
実はお子さんがエナジードリンクを欲する理由は、頭痛の軽減に少し役にたつからというものと、落ち込んだ気分を少しアップさせるという理由があるようです。
この頭痛というのは、おそらくお子さんのメンタル的な問題を表しています。
このお子さんのメンタル的な問題と気分の落ち込みの原因は何なのか?
実は、これらは家庭での不安感や孤独感が引き起こしているのです。家庭での不安感や孤独感というのは、実は愛着や共感のなさ、つまり安心感の欠如が根本原因にあります。
とはいうものの、具体的にどのような態度が安心感の欠如の原因になっているのか?
・親が悩んだり、苦しんだりする姿を子供に見せてしまっている
・親の口から愚痴や文句、ため息、嫌味や皮肉などがでてきてしまっている
・子供に共感していない
・子供の気持ちを洞察することができていない
実はこれらが子供の心に不安感や孤独感を与えて、安心感の欠如になってしまっているのです。
そして学校での人間関係の問題により、子供の不安感や孤独感がさらに増大し、学校に居場所がないと感じてしまい、不登校に発展してしまっているのです。
ここまで読んでいるあなたはお気づきでしょうか?
秋葉原の事件の犯人や安倍元総理の銃撃事件の山上徹也容疑者の家庭と、不登校の家庭には、共感と愛着のなさ、安心感の欠如という共通点があるのです。
不登校が人を実際に傷づけるような事態に発展するケースはさすがにまれだと思います。
しかし、不登校の子は、安心感の欠如を感じており、学校に居場所がないと感じてしまっており、社会生活にうまく適合できなくなってしまっているのです。
実際、秋葉原の事件の犯人も山上徹也容疑者も、学校の成績はいい方でありながら、仕事は全く長続きせず、社会生活にうまく適合していませんでした。
私はここで皆さんの不安をあおるつもりはもちろんありません。
こういった事件や危険な宗教への入信などには、共通した愛着と共感の欠如という原因があり、それは不登校の原因と全く同じであることを皆さんにぜひ知っていただきたいのです。
そして皆さんには、こういった問題への悪い発展をいたずらに不安がらず、日々、安らいだ心で、真剣に共感に取り組んでいただければと思います。
実際、6月から開始した魔法ことばベーシック講座の参加者さんでも、親御様が今までずっと悪気なくかけていた愚痴や文句、説教や正論をやめただけで、長年引きこもりを続けてきた20代のお子さんが動き出し、働くことを考え始めたケースもあります。
日々、真剣に共感に取り組んでいただければ、そして親御様自身が安らぎを感じさせるような言葉、表情、雰囲気を心がけていただければ、必ずお子さんは変わっていきます。
とはいうものの、我が家の場合は、どんな言葉をどんな雰囲気で子供に話かければいいのか?
こんなふうにお悩みの方もいるかと思います。
実は私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座では、私が1人1人の家庭に合わせて、個別具体的なご指導をしていますが、現在、満員御礼の状態です。
次回の開催は数ヶ月先ですので、それまでの間、具体的に何をやればいいのか知りたいという方は、私の無料電話相談にお申し込みください。
私の無料相談では1回30分、無料にて私が個別に相談をお受けして、不登校の原因の解明から、具体的な言葉がけのアドバイスまで行っています。
無料相談だけでも、3割程度の方が不登校を解決していますので、ぜひ以下のホームページから申し込みの上、ご活用ください。
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※個人カウンセリングの押し売りは一切しておりませんのでご安心ください。
ホンモノ共感クイズ「犬がほしい」
前回のクイズには丹羽さんから回答いだきました。ありがとうございました。
丹羽さんの共感はとてもいいですね。これは「犬がほしい」といわれた場合の理想的な対応としてみなさんに紹介したいぐらいです。
共感から順をおって、具体的な行動まで、理想的なステップを踏んでいると思います。
共感の限界とかいていますが、なかなかいいと思います。私が共感するとしても、ほぼ同じようなものになります。みなさんも先週のブログのコメントにある丹羽さんのご回答を参考になさってください。
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さて丹羽さんのご回答には質問がついていたので、ここでお答えしましょう。
私であっても、欲しいものを買うときは、経済的な限界をもちろん考えます。すべて欲しいものを買ってあげるのが理想ですが、無理な場合も多いですよね。
そのときは、お子さんに共感しつつ、お金のことを話して、お子さんに理解を求めるのはもちろんありだと思います。
ただそのときに注意していただきたいのは、共感するときに嫌な顔や嫌な雰囲気、嫌な口調にはならないようにしていただきたいということです。
これらがあると、せっかく共感したにも関わらず、お子さんには「ただわかってもらえなかった。」という気持ちが残りかねません。その点だけはご注意ください。
ホンモノ共感クイズ「悲しげな表情」
あなたのお子さんは不登校気味で、週2−3日は学校を休みます。
毎日、前日の晩には「明日は学校に行く。」と言いますが、朝になると起きることができない日がたびたびあります。
この原因は幼少期からの共感のなさや愛着の欠如にあるとあなたは感じています。そして今も何かあるたびにお母さんの表情が悲しげで曇ってしまいがちです。
自分ではよくないとわかりつつ、なかなかその表情を止めることができていません。
こんな場合、あなたはどのようなことに気をつけ、どのようにお子さんにホンモノ共感すればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを7/18(月)16:00までにブログのコメント欄にご記入ください。
来週7/20(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。