こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

先日、魔法ことばベーシック講座の第15期ライトコースの1回目の講義が終わりました。

私は不登校の根本原因と解決について、一番重要なことを初回から全力でお伝えしています。このため講義を受けられた方から、とても嬉しい感想をいただきました。

「全ての内容において、自分に置き換えることができ、とても考えされられました。新井先生の話を聞く度に潜在的な部分が大きく関わっているのだと感じます。
愛着関係を築くとほ乳類の本能として「探索行動」を起こすというのに驚きました。息子と今から丁寧に少しずつ愛着関係を築いていきたいです。」

 

「どの内容も,なるほど!と納得するものばかりでしたが,特に衝撃を受けたのは,具体例のTS君とMさんの内容でした。
我が家の実態を紹介されたのか?と思うほど酷似していて,それならば,我が子は社会に出れるわけがないと思いました。」

 

「どのような流れで不登校になるのか、問題行動へつながるのか、体系的に理解できました。
またそれが「お母さんの影響力で子供を変えることができるんですよ、お母さんはいいですね。」という先生の一言がとても心強く勇気づけられ、印象に残っています。」

 

親からの安心が与えられていなければ、子は社会からも安心が得られない、親の価値観やあり方を社会に投影してしまう、という内容が一番印象に残りました。
子供をありのままで認めてあげる、安心を与えてあげることで、自己肯定感をあげることができ、社会への探索行動への気持ちが生まれる、その仕組みになるほどと感じました。」

 

甘え、わがままはいいことだということと、探索が本能なので愛着関係が十分だと自発的に外に出るというのが印象的でした。
私自身が愛着関係ほぼゼロで育ってきていると改めて感じ、反面教師として意識して同じにならないようにしていたつもりでも、全然できていなかったと思います。」

 

「特に印象に残った内容は、親としての自分軸を持つ、機能的な考えを手放す、7つの鉄則のところです。
いかに母である私が上記のことが出来ていなかったかを痛感しました。

新井先生は不登校の子どもを持つ親自身も祖父母から共感されなかった、愛着関係が築けていなかったとおっしゃられていますが、確かに母である私と祖父母との間には愛着が欠けていたのだろうと初めて気付かされました。

私は幼い頃から自己肯定感が低いことを自覚していましたが、自分の能力がないからダメなんだと思っていました。そのため、機能的な価値を高めたら褒められると感じとり、その価値観で生きてきた所謂いい子なのだ、と気付きました。

いい子は生きづらい…とは思っていたのに、親子には愛着関係が大切なことを本当の意味で理解しておらず、(愛着関係という言葉は知っていましたが、愛情≒親が一方的に与えるもの、と勘違いしていました)我が子にも当たり前のように機能的な価値観を押し付けていました。そのことに気付くことが出来よかったです。

 

「子どもと信頼関係を結び、愛着関係を築きたいと強く思いました。

親子の愛着関係、のところで自分と自分の両親とはどうだったのか、が気になってしまいました。共感はしてもらえなかったなあ…、でも不登校にはならなかったなあ…と。

最後に、「根性で乗り越えられる人もいるかもしれない。でも目の前のその子は共感しないと愛着関係が築けなかったから、今の状態にある。」ハッとしました。

子どもの気持ちが最優先であると理解して行動しているつもりでしたが、何で?どうして?が見え隠れしていたのかと。甘えとわがままは受け入れていいんだと自信を持てました。

 

この感想でみていただいたように毎回、毎回、密度が高く、受講される方々にとって、学びや気づきが多い講義をご用意しています。

特に1回目と2回目の講義を聞いていただければ、いかに今までの常識や価値観が間違っていたか、なぜ不登校の子が人や学校を恐れるのか?これらが明確にわかります。

不登校の解決の本筋はほめることでも、ゲームを取り上げることではありません。

「親御様が具体的に何をどう変えたらいいのか?」など目から鱗の内容を講座でお伝えしています。

私の魔法ことばベーシック講座は、不登校セラピーの15年以上にわたる1500件以上の個人カウンセリングで得た最新の知見やノウハウを低価格で惜しみなくお伝えしている内容になっています。

みなさんがホンモノ共感が腹におちるように愛着関係が自然につくれるように、それが不登校の解決につながるということが実感できるように全力を注いでいます。

今からみなさんの半年後の成果を私はとても楽しみにしています。

 

ホンモノ共感クイズ「SNSトラブル」

先週のホンモノ共感クイズには、6名の方から回答いただきました。ありがとうございます。

ここで重要なポイントはお子さんが攻撃されたことをいつまでも引きずるタイプの子だということです。忘れられることができず、ポジティブに考えて、吹っ切ることもできません。

このお子さんの思考パターンにあった答えを親御様は出さないといけないのですね。

みなさんの答えを拝見しましたが、ほとんどの方が反撃したり、気晴らししたりとSNSトラブルと少し距離を取るという答えでしたね。

ガツンと反撃したり、距離をとることができたら、苦労しません。お母さんがポジティブマインドでそういったことをやれると子供が聞くと、できない自分に対して、劣等感をいだいてしまうかもしれません。

こういった場合は、私なら攻撃された怖さ、辛さ、悲しさに共感した後、こんなふうに答えるでしょう。

「お母さんならこんな目にあったら、なかなか吹っ切れないな。
あなたと同じようにずっと気にして悩んじゃうよな。
いい解決策あるといいけど、頭ではわかっていてもなかなかできないと思う。」

 

実際、私自身もいつまでもひきずったり、悩みやすい面があります。反撃したり、ポジティブにスルーしたり、即切り替えたり、忘れたり、できればいいけどできないタチです。

もちろん私がそれらができるタイプの人間だとしても、子供の悩みに合わせた答えを出すでしょう。この点でyukinohanaさんは、子供の辛さや悲しさに共感していて、とてもいいと思います。

ぜひみなさんも一度、お子さんのなかなかポジティブに考えられない、マイナスに合わせるとはどういうことかを深く考えてみてください。

 

それとpieyonさん、ご質問ありがとうございます。

ただ残念ながら、私は現在、境界知能と不登校について、深く語れるほどの見識を持ち合わせていません。お子さんもお母さんも大変つらいことと思いますが、今ブログで何かを語ることはできませんのでご了承ください。

ただブログでこういった内容を取り上げてほしいということがあれば、コメント欄に書いていただくのは大いに結構ですので、これからもぜひコメント蘭をご活用ください。

 

ホンモノ共感クイズ「キャベツの千切り」

あなたのお子さんが料理を手伝ってくれて、初めてキャベツの千切りにチャレンジしました。それをみたあなたは「この千切り、太い。」と言いました。

それを聞いたお子さんは「俺は褒めてもらえると思っていったのに。そう言われたら、もう一生料理はしない。」と言い出しました。

あなたは「しまった!」とその時点に気づき、共感しようと思いました。

あなたなら、こんな場合、どのように共感しますか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを6/26(月)19:00までにブログにコメントしてください。

来週6/28(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。