今年の6月から開催している魔法ことばベーシック講座の受講生からこんな変化があったと嬉しい報告をいただきました。
娘:
朝夜逆転が改善した。アラームをかけて自分で起きてくる。
学校:
給食を食べに行くようになり一ヶ月経つ。修学旅行にも無事行けた。一泊2日箱根鎌倉旅行を満喫出来た様で帰りのバスの中で疲れた&まだ帰りたくない気持ちだったらしい。
学校のお祭りの準備にクラスメイトと参加していた。(スライム屋さん)
当日は途中で帰るかと思っていたが開会式(全校生徒と体育館に並ぶ)から最後の片付けまで参加することが出来た。
友達関係:
以前は特定の友達としか遊べない様子だった。
今は新しく友達になったクラスの女子数人と休日に遊ぶようになった。友達が増えたと本人がうれしいと話してくれた。
親子関係:
すごく良くなった。それは子供も感じているようで、不登校になってよかったと言われた。私は驚き理由を聞いたら「ママが変わったから。それがうれしい。」と。
無理なダイエットも辞めたみたいで美味しいご飯を食べられて幸せだと言ってくれました。
共感を学んで本当によかったと心から思いました。
息子:
フリースクールに毎日行っていたが「最近暇だー。」とか、「つまんない。」と言い始めた。
学校の先生と放課後遊ぶ約束をして遊びはじめたら学校にも少しずつ行き始めた。午前中だけなら行ける日が続いている。
筑波山遠足が控えている。一学期から早々にまだ遠足の話はしていない頃から「遠足は行かない。」の一点張りが、「このクラスで行けるのは最後かもしれない。」という理由で行くことにしたらしい。
相変わらずゲームに負けると怒り、物を投げたり蹴ったりはしている。が、「あなたの気持ちを教えて?何があったの?」など共感を意識して寄り添ってみたらいつもより落ち着きが早くなった。
「これか。」と腹に落ちたような気がします。
母:
子供に失敗させる。この考え方が私を強くしたんだと思います。自分と子供を切り話して考えられるようになり子育てがずいぶんと楽になりました。逃げ出したいとも思わなくなりました。
自分で考え行動する。子供がしたい事にほんの少し親がサポートしてあげるくらいがちょうどいいことも学べました。今は子供の為に時間を使うことに幸せを感じます。
甘えや幼さわがままを受け入れてできる限り欲しい物を買ってあげるようにしていました。
こんなに変化を得られています。うちの子供達はもう大丈夫だと思えたりもします。
新井先生をはじめ、川嶋先生、崎岡先生、教えてくださりありがとうございます!!これからも共感を続けていきたいと思います。
このケースは、私が開催している魔法ことばベーシック講座のライトコースの1回目と2回目の内容が強く、大きく影響しているようにみえます。
・子供に失敗させること
・子供に自分で考え、自分で行動させること
・子供の甘えや弱さ、わがままを受け入れてあげること
・子供のために時間を使うことに幸せを感じること
・ホンモノ共感を日常で実践すること
これらの不登校を解決するための最重要なポイントや親子の愛着関係、ホンモノ共感をコツコツ毎日実践されたのでしょう。
これを実践していただければ、お子さんに必ず変化が現れます。
このお母さんは最初、「イライラする。」とか、「子供の話をうまく聞けない。」と言っていました。
今では全く違います。
不登校を解決するためには、まずは親子関係をよくすることがとても大事です。
よくするとは仲良しになるという意味ではなく、愛着と共感を実践するということです。
これが本当によい関係なんです。
親子関係がよくなると、子供はよい親子関係を他人や社会にも投影します。
だから他人や社会ともいい関係が築けるようになっていくのです。
これをお読みのあなたもぜひ、ここでお伝えしているような愛着と共感で親子のよい関係を毎日、つくるようにがんばってみてください。
ホンモノ共感クイズ「お風呂」
前回のホンモノ共感クイズには5名の方から回答いただきました。ありがとうございます。
みなさん、まず共感からはいっていて、とてもいいですね。
共感から入り、子供の気持ちをよく聞く、これが基本的にできていると思います。
こういうときは、お子さんの怒りに親御様がのってしまうのではなく、落ち着いて冷静に愛着と共感でお子さんに接していただきたいのです。
「どんな返事をすれば、安心で共感的になるのか?」これを考える癖を身につけていただきたいのです。
まずは、お子さんの怒りや悲しみをただ受け止め、共感してあげてください。
「今からお湯を張ろうか。」と言うのは最後の最後にもってきてくださいね。
日常のこういったほんのちょっとした場面でのホンモノ共感が身にしみていけば必ずお子さんは変わっていきます。
ホンモノ共感クイズ「ベンツ」
あなたのお子さんは高校生の男の子です。
時々高いものをねだってくることがあるので、財布の紐が許す限り、できるだけそれには応じるようにしてあげてきました。
ところが今度は「ベンツに乗りたい。お父さん車をベンツに買い替えて。」と言ってきました。
当然、ベンツを買う余裕は経済的にはありません。
こんな場合、どのようにホンモノ共感しながら話を聞き、「買えないよ。」と伝えればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを11/13(月)16:00までにブログにコメントしてください。
来週11/15(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。