こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
私は最近、こんなご相談を受けました。
あなたは、これについて、どう思いますか?
あるお母さんからの相談とは?
お母さん
「私は頑張って共感しています。
でも子供は学校へ行きません。
原因は子供の弱さだと思うんですが、違いますか?」
新井「ちゃいまっせ。」
———
そのお母さんは、子供からこんなふうに詰められるそうです。
子供
「お母さん、私の話、全然聞いていないよね。」
だから、私にこんなふうに相談してくるんです。
———
お母さん
「私ちゃんと聞いているんですけど、本当に子供はこんな変なことばかり言うんです。
私の子供っておかしいでしょうか?」
新井「なーんもおかしありまへん」
———
何がおかしいのか?
皆さんは気づきましたか?
一度、あなたも振り返ってみてください。
本当に、自分にとって都合のいいところだけを都合のいいように解釈していないのか?
このお母さんの場合、お子さんがちゃんと問題点を指摘してくれているんです。
ものすごくありがたいことなんです。
これを真剣に受け止めて、自分の問題として捉えることができないから、信頼関係がなくなるんです。
「子供が親を信頼できない。」
これを子供は社会や他人に反映させます。
だから、学校へ行けない。
ものすごく簡単に言うと、不登校の原因はここです!
99%のお母さんが気づいていない〇〇の事実
実は99%のお母さんは気づいていません。
自分が子供に否定や反論していること、無視していることに、全く自覚がないのです。
子供に原因がある。
だから親の努力がムダになっている。
「子供のせいだ!」
「ゲームのせいだ!」
「子供の自覚のなさのせいだ!」
「発達のせいだ!」
こんなふうに子供のせいにしていると、不登校は解決しません。
私がこう書いたからといって、自分を責めるのもダメです。
「母親の私のせいだ!」
「全部、私がダメな親のせいなんだ!」
自分を責めても、不登校は改善しません。
では、どうすれば、不登校が改善するのか?
改善する親は、子供の問題は自分の問題と捉えています。
だから、自分が変われば、子供が変わるはずと信じて、ぶれずに共感を続けます。
そして、地道に私の指導を一つ一つ実践します。
基礎が大事だということをちゃんとわかっているので、私が教えた基礎を地道に毎日実践し続けます。
これをやっているうちに必ず気づくんです。
自分の問題点に必ず気づく時がきます。
そして、今まで自覚できなかった原因がわかる瞬間がくるんです。
だから、不登校が改善するんです。
あなたは、どのくらい自分のクセに気づいていますか?
実は、自分の言葉のクセは、必ず録音するか、家族に直接聞くか、どちらかにしたほうがいいです。
私は自分のセミナーの動画を毎回、毎回見て、クセをチェックし続けています。
そして今、魔法ことばベーシック講座の参加者さんで、毎日のように自分の息子との会話を録音して、チェックして、自分の言葉のクセをチェックし続けている人がいます。
こういった方は必ず改善します。
基礎を継続することが、必ず大きな力になるんです。
世の中の不登校解決方法って、何か魔法みたいなことが多いことにあなたは気づいていますか?
・1日5分で、〇〇するだけで解決する!
・〇〇を子供にいい続けたらよくなる!
この方法は、ちょっと考えたらおかしいって気づきます。
それが何か、あなたは気づいていますか?
お子さんに共感していくための3つのポイント
私が魔法ことばベーシック講座で教えている3つのポイントがあります。
これは毎日、お子さんに共感していくための基礎の基礎なんです。
皆さんはこの3つのポイントを今、お子さんに対して、できていますか?
1つ目のポイントは、お子さんの目をどんな時もちゃんと見ること。
あなたは、お子さんの目を見て、会話していますか?
もし、お子さんの目を見ずに会話しているなら、その時点でまずアウトです。
お子さんの目を見なくていいのは車の運転中だけです。
私が見る限り、うまくいっていない人は、高確率でお子さんの目を見ていません。
あなたはどうですか?
2つ目のポイントは、どういうときに共感できなくなるのか?
あなたが共感できるパターン、できないパターンを把握していますか?
自分の弱点を見るのも大事な基礎の1つです。
これ、嫌がって、逃げる人は改善しません。
3つ目のポイントは、そもそもあなたは自分が家庭の中でどんな雰囲気を醸し出しているか?自分で感じ取れている?
そこをわかっているのか?
これも断言しますね。
もし、うまくいっていないなら、あなたの家庭での雰囲気は、愛着や共感と真反対な雰囲気を醸し出しているはずです。
まずこの3つのポイントを今、チェックした方が絶対いいです。
もし、この3つのポイントをチェックして、すべていい方向になったら、お子さんはあなたのことをどう感じます?
想像してみたら、わかりますよね、
それは嬉しくて、安心に決まっています。
ぜひ、今、チェックして、毎日、地道に改善していってください。
そして、次回は、この話をしたいと思います。
「ゲーム依存も昼夜逆転もなぜ直さなくていいのか?」
私は、いつもいつも不登校のお子さんの親からこの相談を受けます。
本当に親って、ゲームもユーチューバーも大嫌いですよね。
みんなすごく見下していませんか?
その価値観、絶対改めないとダメです。
ほとんどの人はなんでそれらが嫌いなのか不安なのか?全くわかっていません。
その事実こそが、自分軸がない状況です。
だから、その話を次回しますので、楽しみに待っていてください。
ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「京都アニメーション」
京アニ事件はとても痛ましいですね。
死者33人というのは、戦後最大。
私が特に気になっていることは、犯人はどんな家庭で、どんな親に育てられたんだろうということ。
育て方、間違えると33人を殺す人間が出来上がるんだから、親の責任は重大。
そして育て方がいいと、世界中に夢を与えるアニメーションを作る人間を育てるんだから、これもまた親の責任って重大ですね。
ケイトさん、お子さんが画像を見せてくれたんですね。
この痛みを共有することは、とても素晴らしい時間になりましたね。
マサルさん、おっしゃることはとてもいいですね。
行くと言えば一緒に献花しに行く。
お子さんにとって忘れられない記憶になるでしょう。
shさん、お子さんがこう言った不安や嫌な気持ちをお持ちなんでしょうかね。
そうだとしたら、いい共感だと思います。
私が感じるに、京アニの事件に対して、多くのお子さんが感じることは、喪失の悲しみです。
喪失の悲しみというのは、不登校のお子さんは時折、強く持っている方がいます。
特に自分が大事にしているものの喪失は、とてもとても不安がります。
私自身の話でいうと、高校生の頃、手塚治虫さんが亡くなった時に同じような感覚を感じました。
当時ネオ・ファウストの連載中で、私は楽しみに読んでいました。
「この連載の続きはどうなってたんだろう。。。」
「あんなに働き過ぎたから。。。」
「もう永遠に読めない、手に入らない。。。」
この感情として、うまく言葉に表すには難しい情緒を、あなたは自分の子供と共有できていますか?
おそらくこれをお読みの多くのお母さんたちにとっては、「アニメの世界の話なんだからくだらない。どうでもいい。」と思う気持ちもあるんじゃないですか?
「人が死んだことは痛ましいけど、所詮、アニメの人間でしょ。」
「子供をくだらない世界に巻き込む人間が減ってよかったわ。」と思っていませんか?
こんなふうに思っているなら、今すぐ、その考えは捨ててください!!
そして、お子さんがどういうふうに感じているのか?その感情に共感し、寄り添ってあげてください。
どんなことでも深く、お子さんに共感すればするほど、お子さんの状態はよくなっていきます!
ぜひ、一度、ご自身の今を振り返ってみてください。
ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「キャンピングカー」
あなたのお子さんが、「400万円のキャンピングカーを買ってくれ。」と言ってきたとします。
あなたはどう共感しますか?
これ真剣に考えてみて、ブログにコメントしてくださいね。
これ、共感できるかどうかで学校行けるかどうかがほぼ決まるよ。
締め切りは、8/5(月)17:00です。
来週、私が考えるホンモノ共感をお伝えしますね。
新井に直に聞きたいことを大募集!!
そして、もう1つこのブログで募集したいことがあります。
私から聞いてみたい話は何ですか?
*これは、「不登校のカウンセリング、相談をここでします」ではありません。
「こんなテーマの話が聞きたい、というテーマはありませんか」という意味です。
不登校以外の話でもいいです。
こんな話を私から直に聞きたいとあなたが思うことをコメント欄に残してくださいね。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。