あなたは自分の情緒と子供の情緒をどのくらい大事にしていますか?

実は、あなたが自分の情緒を隠さず、ストレートに出せるようになると、子供は学校へ行けるようになることを知っていましたか?

親が機能を捨てて、情緒を大事にできることは、不登校解決の最重要の鍵を握っているのです。

 

なぜ今、私がこのことを皆さんにご案内したいと思ったのか?

その理由をまず説明させてください。

 

現在、魔法ことばベーシック講座は第7期と第8期を開催しています。

そこで参加者から、娘さんが小5以来、5年ぶりにスクーリングに行けたという嬉しい報告をいただきました。

そのご家庭では3人のお子さんがいます。

そして3人とも、不登校・引きこもりに顕著な改善が見られました。

 

・長女は大学受験に邁進して、自分からきちんと勉強ができるようになった。

・次女は小5から5年ぶりにスクーリングできて、しかも非常に楽しんでいた。

・長男は自宅で、担任の先生と会えるようになった。

 

なぜ3人とも、不登校・引きこもりにこのような顕著な改善が見られたのか?

実は、この3人のご両親はとても優しかったものの、お子さんへの共感はうまくできていませんでした。

このためご両親は子供の情緒に触れることは、ほぼありませんでした。

そしてご両親は自分の情緒も、よくない形で表に現していました。

 

だから3人のお子さんが不登校・引きこもりになり、ご両親は魔法ことばベーシック講座に参加しました。

そして講座でホンモノ共感を身につけ、子供の情緒に触れることができるようになったために、ここまで顕著な改善が見られたのです。

 

実際、ご両親は子供への共感がかなりできるようになり、自分の情緒もストレートにいい形で出せるようになっていました。

私が大きな変化だと思ったのは、状況説明が落ち着いてできるようになり、その際、何かの話を笑ってごまかすことが減ったということです。

 

実は、不登校の親御様は、自分の話をするときに笑ってごまかしたり、笑ってしまう人が多いのです。

なぜ、笑ってしまうのか?この理由がわかりますか?

 

実は、この理由は親御様が自分の情緒に価値がないと思っているから、笑ってごまかす形で話してしまうのです。

自分の情緒に自信がない親御様は、子供にどういう対応をとるのか?

 

当然、子供の情緒に対しても、その価値を認め、深く共感するということが難しくなります。

だから、子供は自分の情緒、つまり存在価値に自信を失い、不登校になってしまうのです。

不登校は子供の問題ではありません。

子供が存在価値に自信を失ってしまう。

子供が自信を失い、不登校になってしまう

 

その原因をつくっているのは親御様、不登校はあなた自身の問題なのです。

ほとんどの不登校の親御様は、子供に対する共感的な情緒の言葉をかけることができません。

この力が圧倒的に足りていません。

 

あなたのお子さんの不登校問題の一番の本質が、ここにあります。

不登校解決の最重要の鍵を握っているのは、親御様が自分の情緒と子供の情緒を大事にできる親になることなのです。

お母さん、あなたが変われば、子供の不登校は解決します。

 

では、どうやったら自分の情緒と子供の情緒が大事にできるのか?

そのたった1つの解決方法は、この問題の本質をプロの指導に従って、正しく理解して、言葉がけ、接し方や考え方を正しく変えることです。

このたった1つの方法で、子供はきちんと自発的に学校へ行けるようになります。

 

あなたが変われば、子供は必ず再登校します。

なぜならば、この情緒を大事にすることが、人間という生き物が、集団適応力を獲得するための正しいプロセスになっているからです。

 

つまり、機能的な言葉がけ、接し方や考え方を捨てて、情緒的な言葉がけ、接し方や考え方を大事にできる親御様になることです。

親御様がこれをできるようになれば、一見、いじめによる不登校であろうが、発達障害に見える不登校であろうが、原因不明の不登校であろうが、全て解決できます。

 

ただ、ここまで読んで、「なるほど。」と思われた方も、自分で実行しようとすると、ほとんどの方がこんな問題に直面します。

・今回のコロナの騒ぎで、家でゴロゴロしている子供を見ると、「何かやれ。動け。」と言いたくなってしょうがなくなる。

・子供へのイライラを抑え込むことで精一杯で、「共感しよう。情緒を大事にしよう。」と思うと、逆に頭が真っ白になる。

こんな問題で悩まれる方は、とても多いです。

 

なぜ、親御様は、このような問題に悩まされるのか?

この悩みには大きく分けて、3つの原因があります。

この3つの原因とは何なのか?

1共感のテクニックがない。もしくは低い。

2情緒の価値を低いと認識している。

3子供のゲームやユーチューブなど、親が知らないことに興味・関心が持てない。

 

大きく言うとこの3つが原因です。

この原因は実は全て解決可能です。

しかし、この解決策を具体的にわかりやすくお伝えできる専門家がほとんどいないのも事実です。

 

だからこそ、1人でも多くの方が自分の情緒と子供の情緒を大事にできる親になり、我が子の不登校問題を100%解決するという企画を新たに始めます。

 

現在、子供自信協会の内部で、スケジュールや具体的な内容について、最終的な調整をしています。

来週、3/25(水)のメルマガで、詳細を発表いたしますので、楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「学校に行けない子供の悩み」

前回のクイズに7名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。

みなさん、いいポイントをついていらっしゃいます。

 

「学校へ行かなくてもいいよ。」

なぜ、この言葉が子供に響かないのか?

 

それは子供は行きたいと思っているのに、行けない原因があるからです。

そこで葛藤しているのに、そこをすっ飛ばして、親が指示的なことを言っているからです。

 

その葛藤は当然、お子さん自身もなかなか言語化できるものではありません。

みなさんのお子さんもそうではありませんか?

 

学校行けない原因を全て言葉で説明できるお子さんは、ほとんどいません。

それこそが、まさしく今日もお話しした情緒を大事にしていないからです。

 

パパさん、マサルさんやケイトさんがおっしゃるように、子供には何か理由があるのです。

その何かわからない複雑なマイナスの情緒をできるだけ親が理解し、くみ取ってあげようとすることがとても大事です。

 

これは言葉のテクニックではなく、親の基本的な姿勢になります。

もちろんこのマイナスの情緒を子供が言葉で表せるように、親が聞いてあげることができれば、まさしく最高です。

なお、だいたいこういう場合は、学校に行けない原因のパターンがいくつかあります。

(原因その1)学校に行ったら、人の目が気になる

この目というのは、こんなふうに厳しく追及してくる目です。

「お前は周りの人と同じように、やるべきことをちゃんとやっている人間か?常識的な人間か?」

 

(原因その2)子供の劣等感

学校に行ったら、自分のできないところ、自分が劣等感を感じているところが晒されてしまうような不安を感じる。

この劣等感は、本当の意味は能力不足ではありません。

子供の自信のなさを表しています。

 

(原因その3)子供の不安

学校に行っても、人と話ができない。人と会話、対話ができない。人の輪に入れない。何を話せばいいのかがわからない。
自分が話しても誰も楽しめない。自分が話しても周りを不快にさせるだけ。こんな不安を持っている。

 

大きく分けると原因はこの3つのパターンのどれかに当てはまると思っていただいて結構です。

お子さんがいじめをきっかけに不登校になった場合は、「学校に行くと、周りが敵に見える。」という原因もあります。

みなさんのお子さんの場合、どれに当てはまりますか?

 

これらの原因の全てに共通する根本原因があります。

実は、同じ根本原因なのです。

この根本原因を全て解決できるのが、今日、お話しした情緒の言葉とホンモノ共感です。

 

みなさんの回答はとても思慮深く、考えられており、とても素晴らしいと思いました。

この調子で、共感力を身につけてくださいね。

 

ホンモノ共感クイズ「ゲーム、ユーチューブ、ネット」

みなさんのお子さんは今、コロナウィルス騒動で家にいますよね。

おそらくほとんどのお子さんは、ゲーム、ユーチューブ、ネットに1日中かじりついていると思います。

そこであなたのお子さんの状況に合わせて、ホンモノ共感する言葉を考えてください。

 

例えば

・ファイナルファンタジーをやっているお子さんなら、ファイナルファンタジーへのホンモノ共感の言葉を考えてください。

・荒野行動をやっているお子さんなら、荒野行動へのホンモノ共感の言葉を考えてください。

・ユーチューブのゲーム実況動画にかじりついているお子さんなら、ゲーム実況動画へのホンモノ共感の言葉を考えてください。

・SNSにかじりついているお子さんなら、SNSへのホンモノ共感の言葉を考えてください。

 

なお、薄っぺらい、言葉だけの浅い理解では、十分ではありません。

どれだけ深く、あなたが自分の情緒とお子さんの情緒を大切にできるかがカギとなります。

ぜひそれぞれの情緒を大切にしながら、ホンモノ共感の言葉を考えて、その答えを3/23(月)17:00までにブログにコメントください。

 

来週3/25(水)のメルマガで私がホンモノ共感をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。