こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
桜が咲き始め、もうすぐ入学式のシーズンですが、いかがお過ごしでしょうか?
私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座の参加者から嬉しい報告が届きましたので、一部をご紹介します。
「小学生の娘は毎日、元気いっぱいに過ごしていて、卒業式も無事迎えることができました。
1年前はこんなに元気に卒業できるなんて、思ってもみませんでした。本当にありがとうございました。
卒業式直前にインフルエンザで学級閉鎖になったので、いつものように不安から体調不良を訴えるかと思いましたが、そんな様子は一切、ありませんでした。
卒業式で娘が手紙を書いてくれたのですが、その内容が衝撃的でした。
手紙を読んで我が家の問題はやっぱり母の私にあると思いました。
今後のことを考えていたときにこの先何かあったら、どうしようと思うのが私のくせでしたが、まあ、いざとなったら何とかなるかと思えるようになりました。
昔の自分自身が不登校や引きこもりと同じ精神状態だったと気づき、病んでいたのは娘ではなく、私だったと気づきました。」
「息子は以前、全く登校できませんでしたが、今は週1-2日ほど担任の先生に会って、必要なプリントもらいに放課後に学校に行くことができるようになりました。
これも講座で、いつもいつも努力史上主義に私が侵されていたことに気づかず、子供にがんばれがんばれと言い続けてしまっていたことが原因だと気づかせていただいたおかげです。
私の努力史上主義は、私の母との関係で生まれたもので、今まで全く気づきませんでした。
これから私の努力史上主義をもっとゆるめて、子供がもっと楽になるようにしてあげたいと思います。」
「中学生の息子が毎日、朝から遅刻せずに登校できるようになりました。今までにはない快挙です。
学校には友達はいないと言っていましたが、たまにクラスメイトと話したことやじゃれあったことを話してくれます。
家にいるときは部屋でYouTubeをみたり、ゲームをやったりしています。勉強は家ではしませんが、それについては何も感じなくなりました。
新井先生と話しているうちにだんだん息子は母親である私の顔色を窺っているということがわかってきました。
私も顔色が変わりやすく、ぶれやすく、この辺はもっと注意していかねばならないと思っています。
期末試験の最終日の朝にはやっと解放されると言いながら、鼻歌交じりに玄関をでて登校していきました。
やはりテストはまだまだ重荷なようなので、子供の気持ちをちゃんと洞察していきたいと思います。」
「登校はまだできていませんが、以前完全に部屋に引きこもっていた息子が部屋からでて私と会話し、外食に行こうとまで誘ってきました。
以前は私と会話するときは常にブチ切れモードだったのがすっかりなくなり、穏やかな話し方に変わりました。
外食にいったときに息子の将来に対する不安を聞きましたが、俺、学校行けるようになれるかなと聞いてきました。
いろいろ言いたくなる気持ちを抑えて、何とか必死に息子にマイナス共感をして乗り切ることができました。
今までまともに会話も成立しなかったことも考えると、かなり良くなってきました。これからも私自身の改善と共感を心がけていきたいと思います。」
皆さん、お子さんとの会話に悪戦苦闘しながら、今までの悪いクセを抜いて、お子さんにホンモノ共感し続けることを頑張ってこられた方ばかりです。
実際、親御様がお子さんにホンモノ共感をし続けていると徐々にお子さんの自己肯定感が高まっていくので、成果として子供の行動にも変化があらわれてきます。
変化があらわれる形はさまざまですが、不登校の改善の指標としては、子供の情緒の安定化と外や社会に向かう自発的な行動が増えることが第一の変化として表れてきます。
なぜ、このような変化がおきるのか?
その理由は親御様が子供にとって、安心できる存在に変わったからです。
安心できる存在というのは、子供に「安心してね。」と声をかけることではありません。
「子供がどんな状態でも、ありのままの状態をすべて認め、受け入れてくれる。その状態での子供も好きで愛してくれ、深く興味・関心をもってくれる。慈しみを与えてくれる。」という安心感です。
これがありとあらゆる場面において徹底されなければいけません。
それを徹底して行うのがホンモノ共感で親子の愛着関係をつくることなんです。
これほど言うは易し、行うは難しのものはありません。
ほとんどの方は「自分はやっている。できている。だって私は子供を愛しているから。」と思っていらっしゃいますよね。
そういう方ほど詳細にお伺いすると、無意識のうちに子供を変えようとしたり、動かそうとしたり、ありのままの子供を認め、受け入れない言動を発したりしています。
やっかいなことにほとんどの方は無自覚なので、この間違えポイントを見つけ出して変えていくことで2度繰り返さないようにするというのが非常に難しいのです。
あなたは今、子供との関係はうまくいっていますか?
もし、子供との関係があまりうまくいっていなかったり、なぜうちの子は動かないのだろうと思っているのであれば、専門家の診断を受けてみませんか?
この診断というのは医学的な診断ではなく、親御様が発する言葉をきちんと分析して、その心理学的な間違った言葉がけを見つけ出すことです。
この間違った言葉がけを見つけ出すのは、ホンモノ共感に対しての深い理解とかなりの経験とトレーニングが必要です。
私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座では、私をはじめ、トレーニングを積んだトレーナーたちが正しく皆さんの間違いを見つけ出し、きめ細やかになおしてくれます。
・どんなふうに間違った言葉がけが気づかぬうちに起きているのか?
・間違った言葉がけが子供にどんな悪影響を与えているのか?
・具体的にどんな言葉がけになおせば、どのように子供が変わるのか?
こういった具体例を魔法の言葉がけセミナーでは詳しくお伝えします。
これに参加して学んでいただくだけでも不登校が改善したという嬉しい報告をいただくほどです。
初日と2日目は残席が少なくなってきましたので、ご検討の方は早めに以下からお申込みをお願いします。
↓↓↓
https://jisinkodomo.com/<魔法の言葉がけセミナー&説明会>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
□2024/4/12(金)13:00-17:30残席4
□2024/4/14(日)13:00-17:30 残席4
□2024/4/20(土)13:00-17:30
□2024/4/21(日)13:00-17:30
ホンモノ共感クイズ「ゲーム仲間が好きじゃない」
前回のホンモノ共感クイズには3名の方からご回答をいただきました。ありがとうございます。
ひっとんさん、さくらもちさん、はるかさんの回答をみているとまるでホンモノ共感の会話を文字起こししたものを拝見しているようでとても好ましく感じます。
ここで重要なポイントなのは親御様が解決策を考えないということです。
解決策を考えると提案したくなりますよね。だからダメなんです。子供自身が悩んで迷って、自分で結論を出さなければいけないのです。
「じゃあ、親は何のためにいるの?ただはいはいと聞いているだけじゃ、子供の助けにならないじゃない。私は子供の役に立ちたい。」
こんな声が聞こえてきそうですね。
このお答えとしては、「役に立つ親をやめましょう。」です。
不登校の子が役立たず不安をなぜもつのかというと、親が役に立つ親だからです。
親が役に立つ親だから、相対的に子供は役に立たない子供の役を演じざるをえないのです。
これお分かりになるでしょうか?
この皮肉なメカニズムの真実は、なかなか理解しがたいと思いますので、魔法ことばベーシック講座でも受講生に詳しくお伝えしています。
つまり親御様が役に立って、子供の問題の解決を導く役ではなく、いかに役立たずになり、子供の気持ちに寄り添うだけになるのかがとても重要なポイントです。
これも口で言っているだけではなかなかわかりにくいと思います。
もし、詳しく知って、子供の不登校を解決したいと思うなら、4月の魔法の言葉がけセミナーに参加していただいて、子供が不登校になる原因と親はどう変わればいいのかをしっかりと学んでいただきたいと思います。
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ホンモノ共感クイズ「入学式でない」
あなたのお子さんは不登校ですが、家では元気に明るく過ごしています。
ですがクラスメイトに対して嫌悪感があるようで、学校には足が全く向いていません。
もうすぐ新年度の入学式と始業式があるので、どうするかを聞いてみたところ、「行かない。行きたくない。」との返事でした。
「なぜ行きたくないの?」と聞くと、「学校が好きじゃないし、大勢の人が集まる場所がダメだ。」と言いました。
「なんで大勢の人が集まる場所がダメなのか?」を聞きましたが、「それは自分でもよくわからない。」とのことでした。
こんなとき、どんなふうにホンモノ共感の言葉をかければいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを4/8(月)16:00までにブログにコメントしてください。
来週4/10(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。