ホンモノ共感を身につければ不登校は解決する!?
今回お話しするホンモノ共感が腹に落ちるまで、身につけることができれば、子供のどんな重い不登校も解決することができます。
最近、魔法ことばベーシック講座に参加されたお母さんたちから、こんな話を伺うことが多くなりました。
あるお母さんのお話
「娘が春から大学に受かりました。
かなり遠い大学なので、通えるかどうか心配していましたが、入学式から数日間、ちゃんと通い続けました。
その後、コロナで大学が休校になったため、どうなるかまだわかりませんが、様子を見ていると、かなり成長したなあと実感できます。」
別のお母さんからのお話
「4月から週1回、図書室登校をするようになりました。
その後、塾の春期講習にも、最初から最後まで通うことができました。
学校から出された課題もきちんと取り組んでいました。
それからコロナで休校になったため、登校はしていませんが、今は子供と一緒に生活習慣を整えるというところに重点を置けるようになりました。」
また別のお母さんのお話
「子供が4月の登校日に行くことができました。
昔は毎朝、吐きそうで、学校から帰って来たら、あまりの疲労で放心状態だったのが、今はごく普通に自然に起きて、学校へ行って、帰って来たことに驚いています。
家では学校から出された宿題に真面目に取り組んでいます。
また学校が再開したら、どうなるのかという心配は尽きませんが、親としても一安心になっています。」
また別のお母さん
「この春から子供が高校入試に無事合格して、高校生になることができました。
入学式にもちゃんと出席し、何人かのクラスメートと話すことができたようで、一安心しました。
進学校に入ったので、難しめの課題が大量に出されています。
コロナで休校の期間、取り組まなければいけないので、量の多さにブーブー文句は言っていますが、宿題やりたくないとは、一言も言っていません。
子供から周りの状況を聞くと、うちの子は割と宿題やっている方なんだということがわかりました。
今は休校なので、安心していられます。
学校が再開したらどうなるのだろうというのは心配ではありますが、家庭の中で教わったホンモノ共感を徹底していくことを心がけています。」
なぜ、今まで学校へ行けなかったお子さんたちがこんな風に変われたのか?
どんな点をお母さんとお父さんが頑張れば、不登校が解決できるのか?
今日は、みなさんの子供が安定的に学校へ行けるようになるポイントを特別にお教えします。
そのポイントとは、親が不登校は自分ごとであり、自分をしっかり変えようと思えることです。
1子供に機能的な言葉を絶対に言わない
自分が言いたいことが、機能的であるかどうかを判断できるようになることです。
そして、自分が言いたいことであっても、機能的な言葉であれば、言う必要がないと判断できるようになることなんです。
2言葉を徹底的にホンモノ共感に変える
自分が話す言葉をホンモノ共感に変れば変えるほど、子供の状態は良くなっていきます。
自分が話す言葉の全てを徹底的にホンモノ共感に変えることが大事です。
3子供の情緒に明確に意識を向ける
自分に機能優先の価値観があれば、それらを徹底的に捨てて、子供の情緒に明確に意識を向け続けることです。
これらのすべてのポイントで、大切なのはホンモノ共感です。
あるお母さんはこうおっしゃいました。
「今まで、息子の言うことに対して、すべて『ダメ、ダメ、ダメ。』と否定してきました。
それらの言葉を私が学んだホンモノ共感に変えて、否定をしなくなったら、息子の言葉と行動がみるみる変化していきました。
そして今まで、家庭の中で一度も見たことがない、兄弟が2時間も一緒に遊ぶ光景や、親子で楽しく笑いあう光景を見ることができるようになりました。
もちろん息子は4月に学校に行くことができました。
だからこそ、私自身、今、本当に穏やかな気持ちで、子供たちを見ていることができます。」
このお母さんは、自己肯定感がとても低く、頭の中は機能的な価値観でできているような方でした。
今では、すっかりホンモノ共感で頭の中が満たされるようになっています。
ホンモノ共感の大切なポイントと今日ご紹介したような実例の大事なポイントは、すべて魔法ことばベーシック講座でお伝えします。
大切なことは、親がホンモノ共感を正しく実践することです。
実は間違った考え方で、子供に共感をしても、逆効果になります。
ほとんどの場合、お母さんは共感だと思っていても、子供の話をすり替えたり、ずらしたり、否定だったり、親の不安が丸出しになってしまっていることがよくあります。
また子供のマイナスの気持ちに触れて、それを深めることができないお母さんも多くいます。
これらはホンモノ共感ではありません。その接し方をしている限り、子供の不登校は改善することはありません。
ある親子の会話
昨今のコロナの騒動に絡んで、お子さんがこう言いました。
「今の世の中、おかしい。政府もおかしい。
政府は自分たちのことしか考えていない。」
それを聞いていたお母さんがこう言いました。
「そんなこと言うもんじゃないよ。みんな頑張っているんだよ。
それをよくわかりもしないで、そんなことをいうあんたの方がおかしい。」
このお母さんは、ホンモノ共感が全くできていません。
このお母さんは、否定するつもりではなく、ただ単に間違いを正しているつもりなんです。
これをホンモノ共感では、すり替えといい、絶対やってはいけないと私が指導しているものです。
またゲーム中に、対戦相手や自分の仲間をとても激しくののしる子供が怖くて、その場から逃げてしまうというお母さんがいました。
これは私が教えるホンモノ共感では、「マイナスへの共感ができない。そして、何か1つの話を深めることができない。」というふうに指摘しています。
いずれも、親は全く否定しているつもりではなく、自分はちゃんと共感で寄り添っていると思ってしまっているのです。
これでは子供の自己肯定感は上がりません。
結局、子供はこう感じてしまうのです。
「自分の話を親は聞いていない。自分の考えが親に通じない。
親は自分の話をわかろうとしてくれていない。」
これを心の距離と言います。
心の距離が不登校の本当の原因!?
親が子供から心の距離を離せば離すほど、どんどんお子さんは自信を失います。
ほとんどの場合、親は正しいことを子供に教えて、自信をつけさせているはずだと思っています。
しかし、実際は子供から心の距離を離して、子供の自己肯定感を下げているだけなのです。
そしてこの心の距離を子供は、他人や社会にも反映させます。
だから子供は、他人や集団と距離を取ってしまうのです。
これが不登校の本当の原因なのです。
この心の距離を縮めるには、親御様が正しくホンモノ共感を腹に落ちるまで繰り返して、トレーニングを受けて身につけること、これ以外に解決方法はありません。
そして、子供への共感を自分はできていると思っている方のほとんどは、全くできていないと言っても過言ではありません。
ホンモノ共感の正しい技術を学ぶなら、それを習得した専門家から学ぶのが、一番近道です。
自分は共感できていると思っている方は、本当に注意してください。
今まで私がお会いした中で、本当にちゃんとホンモノ共感ができている人は、実は1人もいませんでした。
・子供の話をずらす
・話の内容をすり替える
・目の前の子供ではなく、他人に共感し始める
・波風立てないような話にもっていこうとする
・少し難しいことを言われると、共感の言葉が全く浮かばなくなる
これが皆さんの現在の状況です。
自分を変えなければいけないというご自覚があるお母さん、ぜひ私のホンモノ共感の話を聞きに来てください。
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ホンモノ共感クイズ「旦那が健康に気をつかわない。」
前回のクイズに4名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。
まずHardyさんの答えは、とてもいいですね。どっちみち人は心配しても、死ぬんだからというのは、まさしくその通りです。
共感してもらえないと、人間はどこか無軌道な方向に行くことがあります。
ステーキの話を私が聞いた時、旦那さんはそういう面があるんじゃないかと感じました。
健康に気を使うことを優先するのか?
食べたいものを優先するのか?
どちらが正しいのかという考えがまさしく機能的な考えです。正しさにこだわり始めると、人の頭も心も柔軟性を失います。
マサルさんの共感の言葉は、これから私が共感のお手本に使わせていただきたいぐらい、とてもよく考えられていますね。
好きなものを美味しく食べることが人生の楽しみ、活力源になる。そういった感覚や価値観を持っている人の気持ちにまず共感することが大切です。
みーやママさんの解釈もできますよね。
「自分の身体を大事にできない。自分を大切な存在だと、認識していないので、体を壊すような食生活を送ってしまう。」
ホンモノ共感とは、自分の価値観を相手の価値観に合わせることではありません。
海が好きで、山は好きじゃないという人に、山が好きで海が嫌いという人は、価値観を合わせることはできませんよね。
ただ相手にこういうふうに聞いて、理解してあげることができますよね。
・なぜ海が好きなのか?
・海の楽しみは何なのか?
・どうして山は好きではないのか?
「そうだね。私もあなたと同じ価値観を持っているよ。」というのがホンモノ共感ではないのです。
田絵さんもご回答ありがとうございました。
過去、典型的な機能的なことに縛られていたようですね。ここから自分をどう情緒的な考えに変えていくのか?が大事です。
機能的な視点は持っていてもいいのです。
重要なことは、人間としての器が大きいかどうかです。
多くの方は、私の情報に触れて、初めて機能的と情緒的という概念を知り、ホンモノ共感という言葉を知ったことでしょう。
これは人間としての器が大きくなる成長のステップです。
ぜひこの成長のステップを手に入れて、人間としての器を大きくしてみてください。
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あなたとあなたのお子さんをサポートしていただけることを心待ちにしています。
ホンモノ共感クイズ「アトピー」
あるお母さんは、子供の頃、ひどいアトピーにかかっていました。
そのお母さんの母親であるお祖母さんは、娘のアトピーを見て、いろんな情報をかき集め、検討した結果、娘に玄米と青汁だけを食べさせるようにしました。
他は一切、禁止です。
そして自分たちは、血の滴るステーキを美味しそうに平らげるのです。
そのことで娘が「私だってお肉食べたい。」というと、お祖母さんは、こう言いました。
「あんたのためを考えて、食事をつくってあげているのに、ワガママばっかり言って、本当にダメな子だ。」
しかし、娘のアトピーは、全く良くなりませんでした。
そして、その娘が大人になり、親元を離れた時にアトピーは自然と治りました。
もちろんとうの昔に玄米も青汁もやめていますし、薬も飲んでいません。
なぜ、アトピーが治ったのでしょうか?
機能と情緒を考えて、そして親の本当の役割を考える良い例です。
これが正確に分かれば、あなたのお子さんの不登校の解決も間近です。
あなたの答えをどんどん考えて、4/27(月)17:00までにブログにコメントください。
来週4/29(水)のメルマガで私が考えるホンモノ共感をお伝えします。
ここにきちんとホンモノ共感できるようになれば、お子さんの不登校は必ず解決します。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。