こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

先日、魔法ことばベーシック講座に参加された方々を対象とする無料セミナーを開催しました。

そのセミナーには、お久しぶりの第1期、第2期生の方も参加してくださいました。

第1期は2016年、第2期は2017年開催です。

 

皆さん、お子さんはとても調子が良く、学校に通い、元気に過ごしているとのことでした。

第1期から私は常に、愛着と共感を教えてきました。

他の方々やカウンセラーやセミナーのように、いかに学校に行かせるかというテクニックは一切、教えていません。

そんなことをしなくても、愛着と共感をきちんと正しく実践すれば、子供は学校へ行き、しかもその後、再発しません。

 

不登校関連のさまざまな本やホームページを見ると、不登校の子供をいくつかにタイプ分けすることによって、その対応方法を定めているものが多く見られます。

私はその方法をとりません。

子供をタイプ分けしても、そこに本質は全くないからです。

 

タイプ分けというのは、親が親の目で見て、親の価値基準で判断して、親の目に見えるものだけを追いかけまわしています。

私は講座で口を酸っぱくして言います。

「目に見えるものだけを追いかけるな。

目に見えるものの裏を大人はきちんと読み取りなさい。」

 

本質をきちんと見据えた対応によって、どんなタイプの子であろうと、統一した愛着と共感というやり方で対応することができます。

 

子供に興味・関心を持っていますか?

先日の無料セミナーでは、愛着と共感の中でも、極めて重要な子供に興味・関心を持つということを扱いました。

ほとんどの親は子供に正しく、興味関心を持てていません。

これをお読みの方は、「あ、そうかも。」と思うかもしれないし、「私はちゃんと興味を持っている。」と思うかもしれません。

 

ただ、例えばこういうのはどうでしょうか。

・子供の話に対して、質問がない、少ない、薄い、軽い。

・子供から言われたことを実行していない、忘れている。

・子供のゲームやマンガ、Youtubeの話に興味がわかない。

 

これらを子供は親が自分に興味を持ってくれていないと感じるのです。

こういったところを的確に1つ1つ直していくことによって、必ずお子さんは改善、回復します。

この具体的なところは個々に合わせて、最適化しないといけませんので、魔法ことばベーシック講座の参加者さんには、全員最適化してお教えしています。

 

次の開催は未定ですので、それまでの間、少しでも何かプラスになるものをお探しの方のために、2月末に新しい企画を考えています。

お母さんが子供の言いたいことを理解し、興味や関心を持って関わる、ホンモノ共感を身につけることができる教材を今、準備しています。

このホンモノ共感は、子供に本当の自信を持たせ、再登校を促す、とても良いテクニックなんです。

 

不登校解決のためには、ホンモノ共感の仕方、声の出し方、気持ちの込め方が大事です。

これは、新井の実演するホンモノ共感をまねて、BGMのように、1日3分聞き、そのままマネすれば、ホンモノ共感が身につき、不登校の解決も早くなります。

実際、自然とホンモノ共感を身につけることで、最短で翌日に再登校という実例もありました。

 

不登校の子供のお母さんがこのホンモノ共感をマスターすれば、子供は自然と学校にいくようになります。

だからこそ、子どもの心にちゃんと届く、良い言葉がけと気持ちの込め方を完全に身につけるための、「耳から覚えるホンモノ共感」の企画について、2月末に、きちんと発表しますので、お待ちください。

 

機能と情緒クイズ「目つき」

前回のクイズには、5名の方から回答いただきました。
ありがとうございます。

皆さんのご回答はそれぞれ素晴らしく、良いものでした。

 

目が違っていて、目つきが悪いというのは、私の経験上、相手に悪い印象を与えるということを意味しています。

「自分の目つき、目は人にいい印象に与えない。
人から悪い印象を持たれる。」

こんな風に子供は感じて、人を遠ざけてしまうことなんです。

 

人に親しみに持ってもらうことのできない目を自分がしていると思ってしまっています。

ここに情緒と機能が絡みます。

つまり自分は情緒のつながりをつくることができないということです。

 

不登校、もしくは自己肯定感が低い、女の子の場合、自分の顔のことは、かなり気にします。

これは、本当は顔に自信が持てないのではなく、自分の存在に自信が持てないのです。

この具体的な解決についても、個々に合わせて、違ってきますので、魔法ことばベーシック講座で詳しくお話ししています。

もし次回の開催まで、待てない方は、2月末の新しい企画をお待ち下さい。

 

機能と情緒クイズ「妄想にとらわれる」

数日前に早朝に地震がありました。また中国で流行している新型肺炎の話題が、世間をかなりにぎわせています。

不登校のお子さんの全てではありませんが、何割かはこういったことをかなり怖がります。

・地震が起きたらどうしよう。

・コロナウィルスにかかったらどうしよう。

・電車に乗って、脱線事故が起きたらどうしよう。

・北朝鮮がミサイルを撃ってきたらどうしよう。

 

これら全て、妄想なのですが、かなり多くのお子さんは、この妄想に囚われて苦しんでいます。

あなたのお子さんにも、こういった不安な妄想はありませんか?

 

あればこのブログのコメント欄に記入して教えてください。また皆さんがされているその時の対応を教えてください。

締め切りは2/10(月)17:00になります。来週2/12(水)のメルマガで私が考える情緒と機能面の対応をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。