ホンモノ共感を身につければ、不登校が解決して安定的に再登校する!?
先日、魔法ことばベーシック講座のアドバンスコースの5回目の講座を終えました。
参加者のみなさんの状況はとてもさまざまで、それらをお聞きしながら、問題を深掘りしていく、とても楽しい時間を過ごしました。
参加されている方の中で、お子さんが中学時代に不登校で、今は通信制高校に安定に通い、卒業を迎えたという方がいました。
そのお子さんは高校卒業後、アメリカの留学を希望しています。
今は、お母さんの助けを得ながら、着々と自分で渡米の準備を進めているそうです。
以前、お子さんが不登校だったことを思い返すと、とても感慨深いものがあります。
そしてもう1人、アドバンスコースに参加されているお母さんのお子さんも中学時代に不登校で、今は高校に安定に通学しています。
不登校が解決して、安定的に学校に通っているお子さんのお母さんに共通しているのは何なのか?
それは親として口や手をださず、指示・指図を控え、たんたんと子供の言葉に共感していくようになったということです。
あくまで私の印象ですが、何か特別なことをするのではなく、お子さんの話をしっかり聞いて共感していく、それを日々たんたんとこなしていったように私にはみえます。
こんなふうに不登校を解決するには、何か特別なことをすごく頑張ってやるということは、多くのケースでやらなくていいと私には感じられます。
もちろん不登校を解決するために押さえておくポイントはいくつもあります。
ただやるべきことはホンモノ共感としていくつかやるだけで、やってはいけないことは指示・指図や怒る・大声を出すというのを中心としていくつかだけです。
こういったことをきちんと積み重ねていけば、お子さんの自然で無理のない変化を引き起こすことができます。
それらをやった上で、もしできるのであれば、お子さんに深く関心をもち、話を深掘りしてみるとか、親御様自身の自己肯定感や何かの内面的な問題に取り組んでみることをすればいいのではないかと考えています。
このことは重要なことですので、メルマガや魔法ことばベーシック講座で詳しく扱っていきたいと思っています。
ホンモノ共感クイズ「大声で騒ぐ」
前回のホンモノ共感クイズには1名から回答いただきました。ありがとうございます。
せとかさん
ご回答はとてもいい共感的な視点ですよね。私も感銘を受けました。
高慢だというのを違う角度から捉えて、熱く真剣になるという捉え方はとても素晴らしいと思います。
「うまく伝わっているといいね。」というのもなかなかいい視点だと思います。
私もおそらく子供が大声を出していたら、「熱くなっているね。」と声をかけることでしょう。
そしてメンバーへの声かけについては、全く事情を知らないので、どんなメンバーに対して、どういう指示を出しているのかを子供自身に聞いてみたいと思います。
その上で目の前で指示を出している子供に対して、共感をしていきます。
「ああ、そういうことを考えているんだね。」と子供の考えにいい点がないかを探して、共感したり、ほめたりすることもするでしょう。
こういった場合、子供の高慢さについては目をつぶりましょう。
今の若い子というと世代間で違いがあるわけではないでしょうが、汚い言葉が徐々に平気で使われるようになってきていると私は感じます。
私たち親世代はそういった言葉が好きではないにせよ、耳に入るそういった言葉に慣れている必要があるなあとは時々感じることがあります。
ホンモノ共感クイズ「進路」
あなたのお子さんは高校3年生になりました。
学校への登校は特に問題はなく、できるようになってきました。気になるのが進路です。就職か、大学進学か、専門学校か、などを聞いてみても、はっきりした答えがかえってきません。
大学や専門学校などの話をそれとなくふってみても、「そんなことわかっているし。」と多少つっけんどんな感じで返されます。
おそらく一般入試でお子さんが大学を受ける気があるとは、親としては感じられません。
「もし一般入試以外で大学を考えるなら、早いうちに!」というのが子供に伝わっているのかどうなのかもよくわかりません。
こんなとき、あなたならお子さんにどのようにホンモノ共感し、どのように話を聞いていきますか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを4/25(月)19時までにブログにコメントしてください。
ちなみにこういった話はかなり多くの親御様から聞きます。
先のことを聞くと、「よくわからない。」という返事で、あまり手応えが得られない共感もなかなかしにくいという話でよく相談を受けます。
ぜひあなたのお子さんが「わからない。」と言ったら、どのように共感していくかを考えてみてください。
来週4/27(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えしますので、ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。