こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

先週末の5/14(土)にて、第13期の魔法の言葉がけセミナーの全日程が終了しました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

今回の魔法の言葉がけセミナーでは、特にマイナスの共感の重要性を実感された方が多くいました。

「すべてにおいて、子供のマイナスの気持ちを優先にする。」

これはいくら口で言っても実例を見聞きしないと、なかなかわからないと思います。

 

あなたは子供のマイナスの気持ちに共感できるでしょうか?

実際にあなたが脊髄反射で子供のマイナスの気持ちにホンモノ共感できるようになれば、お子さんは必ず学校に行けるようになります。

このマイナス共感で大事なことは、親の意見を言わないこと、提案しないこと、子供の意見を否定しないことです。

例えば、子供が何かマイナスの気持ちを言ったとき、お母さんは「そうは思わない。」などと言ってはいけません。「こうすればいいのに。」とか、「ああすればいいのに。」とか、提案を言ってもいけないし、考えるのもよくありません。

お母さんが子供の将来を案じて、いろいろと言いたくなるのはもちろんわかります。

しかし子供が不登校であるならば、子供の将来のことではなく、今の気持ちを最優先にしなければならないのです。

特に今、子供が不登校だったり、登校の目処がついていても、「嫌われ不安」や「役立たず不安」、自信のなさなどがあり、情緒不安定だったり、休みたがる場合は、必ずここを守っていただければと思います。

 

魔法の言葉がけセミナーに参加いただいた方々の声

実際に魔法の言葉がけセミナーに参加いただいた方々の声の一部をご紹介させていただきます。

 

いかに自分が脊髄反射の機能的価値観でコミュニケーションをとっていたか目から鱗でした。

不登校になってからの2年間いろいろな方からアドバイスを頂きましたが、結果、『お母さんが変わることだね。』と言われます。

しかし、変わるために具体的に何をしたらいいのかが分からないまま不登校や昼夜逆転の生活に慣れていくだけの日々でした。

情緒に注目し、私自身を変えていきたいです。

 

マイナスの感情にも共感することが大事だという認識が今までありませんでした。

コミュニケーションはもともと苦手なのですが、子供が不調になり初めて、そのことがどれだけ周りに影響を与えてきたのか気付かされました。

これからコースのなかでたくさんのことを学んでいきたいです。そうして自分が変われば、自分だけでなくみんなが幸せになれると思うからです。仕事にも生かせるのではないかと思います。

 

「本日はありがとうございました。恥ずかしいという気持ちが私も息子も強く、どうしてなのか、ということが、息子が同級生が気さくに声をかけてくれても、隠れたがる理由がよくわかりました。

マイナスに共感する。プラスに持っていかないということが、自分の体験からも納得しました。

心の内側の情緒的な会話は、家族内で少ない自覚はあったので、今回、主人にも自己肯定感チェック表を書いてもらうことで、主人のことも知ることができてよかったです。

不登校100%解決ということに、惹かれながらも逆に警戒していたところもありましたが、学校に行くことがゴールじゃない。幸せに生きること。との想いにとても共感し、先生の人柄が分かり、安心しました。よろしくお願いします。」

 

「先生のyoutubeやメルマガなどでホンモノ共感の内容は頭で理解し少しずつ息子との会話に取り入れていたつもりでした。ところが今日のセミナーを受けて、まだまだ全然共感できていないことを自覚しました。

私はまさに、子供のマイナス情緒をスルーし続け、また、思考の先読みをして解決策を提案してしまう母親でした。

その裏には、自分自身のマイナス感情を直視せずに逃避する癖であったり、その場が丸く治れば良いという場当たり的な思考パターンがあったのだと思いました。

と同時に、これらのことは、実は子供に対してだけでなく、家族や友人、仕事関係すべての人との関わりのなかで私がやってしまっていること、そしてそれゆえに不愉快な状況を私自身が作り出しているということに気づきました。

コースに参加することで、徹底的に自身の思考パターンを洗い出し、ホンモノ共感を通じて親子関係を健全なものにしていきたい、そして自分自身をよりよくしていきたいと強く思いました。

 

ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。

みなさんの気持ちにお応えして、6月から長期で開催する第13期の魔法ことばベーシック講座は、さらにバージョンアップした充実した内容でお届けしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「ゲーム依存」

前回のクイズには4名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。みなさんのお答えとても深く考えられていて素晴らしいと思います。

特に「なぜ、ゲームが不安なのか?」その理由については、みなさん共通して、将来のことをあげていますよね。

ここがお子さんと親御様の視点がずれて、ホンモノ共感にならなくなってしまう重大なポイントになっています。

 

親御様は将来を案じて、将来のために今を変えようとします。

それはなぜかというと、不安だからです。子供への信頼がないといってもいいかもしれませんし、自分ができる親になりたいからでもあります。

この不安や考え、価値観にみなさんそれぞれ気づいてください。

子供のゲーム依存は、実は子供の問題ではないのです。見えない未来に不安になる人が不登校の親御様はとても多いのです。

この不安は一切、なくした方が絶対にいいです。そしてお子さんの現在の情緒、気持ちに目を向けて、共感していってください。

 

ホンモノ共感クイズ「今週休みたい。」

あなたのお子さんはかつて不登校でしたが、今は学校に行っています。しかし、友達がうまくできず、勉強もいまいち身が入らず、休みたがります。嫌われ不安もありそうです。

そしてある日こんなことを言ってきました。

「お母さん、今週休みたい。家で勉強するから、休んでもいいかな?」

こんな言葉にどのようにホンモノ共感すればいいでしょうか?

 

5/23(月)19時までにホンモノ共感の言葉がけを考えて、ブログにご回答ください。

来週5/25(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えしますので、ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。