こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
先日、魔法ことば講座の初級コースの1回目の講義を行い、早速、参加者の皆さんから感想をいただきましたので一部ご紹介します。
「不登校の原因には「子供の劣等感」があり、その根底には愛着問題があることが理解できた。
不登校は愛着不足により、心が満たされず、探索行動に繋がらないという内容にも納得できた。
子供の劣等感を引き起こしている原因は主に母の言動にあり、劣等感にさいなまれている子供のことを考えると申し訳ない気持ちで一杯になった。
子供が教室に入れない、試験を受けられないという行動ばかりを問題視していたが、そうならざるを得ない子供の気持ちを講義の中で知ることができて、改めて自己肯定感を高める関わりが必要だと思った。
また、不登校児が抱える不安についても学ぶことができ、不登校の娘の情緒を理解するのにとても役立った。
長女は、自分の意見を言うことが少なく、選択させても「どっちでもいい」と言うため、長女は何が好きで何が苦手なのかが良く分かりませんでした。
でも、これは、今まで母が敷いたレールを歩かせてきた結果であり、意見したところで、どうせ通らないという思いが、娘の言動になっているように思われたので、愛着関係を築きなおすために、共感、全肯定、徹底的に聞き切ることを意識しようと思いました。」
「午前のブレイクアウトルームで、自分の子供の頃の話をした後、涙が止まらなくなりました。
今まで思い出す事は何度もあったけれど、些細な事だし泣くほど悲しい気持ちになったことはありませんでした。
人に聞いてもらう・共感してもらうという事の大切さを実感しました。
午後からの愛着関係を作るには、具体的になにをするかという講義では、自分がいかに機能的なことばかりを気にした行動・発言をしていて感情を後回し(何なら押し殺す)にしていた事に気づかされました。
また自分で思っていたよりずっと共感できていないことがよくわかりました。
先回り・先読みにおいては、子供にだけでなく、職場でも当たり前のようにしてしまっていました。
こんな思考不一致不安の塊のような私でもホンモノ共感にたどり着けるのかとても不安になったけれど、どうすればいいかを具体的に説明され、日常を振り返りながら、どう変えていけばいいのか理解することができました。
まず、子供が話しかけてきたときは、手を止めて聞くことを意識しようと思います。
子供が何を求めているかを「考える」ことをやめて、求められたときに「どうしたいのか、どうしてほしいのか」をちゃんと聞き、言葉にしてもらう。
迷ったときは「子供がそれを心地よいと思っているかどうか」に注目してみる。そして、今までフェイドアウトさせてしまっていた子供の要望を、子供に再度確認しながら答えていこうと思います。」
「今まで「自己肯定感」や「共感」が大切ということはわかっていたのですが、本など読んでも実際にどうしていけばよいかが分からないままできていました。
今日の講座でどのようにしていけば良いかを細かく丁寧に教えていただくことが出来、明るい光が見えたような気がします。
早速今から出来ることから始めていこうと思います。
新井先生のお話をきいていて、実際に自分の子供が不登校になって人にも相談できずとてもつらく、自分の関わり方が悪かったせいだと自分を責めていたのですが、そういう育て方しかしらなかったので、しょうがないと言っていただけて、とても心が軽くなりました。
今も不登校になってしまった子供をみるのはつらいですが、中学生である今のうちに気付けて良かったとも思いました!
不登校解決と共に、子ども達が、この先大人になっても幸せな人生を歩んでいってほしいなと思います。
川嶋さんの共感の仕方やお返事の仕方がとても優しくて。お話のテンポや、相手の人のことを思いながら話を聞いたり伝えたりされているんだなとわかり、とても心地よかったです。私も是非参考にさせていただきたいなと思いました。
愛着関係のレポートに書いたことを早速今晩からやってみたいと思います!!」
「私は、機能主義・成果主義な意識が強く、失敗を恐れる意識も強い。
子供に対し、愛情はあるが、子供の気持ち・情緒を大事にせず、結果や成果ばかりを気にし、本当の意味で子供を信頼できず、先回りで手をかけてしまい、子供の本当の意味での成長を応援してあげることができなかった。
愛着も共感も不十分だった。
仕事の場だと意見を言えるのに、自分の気持ちや考えを伝えられない自分に気づいた。
先生や、周囲の人に否定されるのが怖い(失敗したくない、傷つきたくない)。
子供との会話も、求められていないのに「~したら」「~がいいんじゃない」と先回りしていってしまっていた。
自身が共感されずに育った親は、「相手の思考をくみ取り」「頼まれた希望ごとを叶える」ことで、自分の存在価値を維持しようとする・まさに自分のことだと痛感した。仕事でもプライベートでも、自分の存在価値を維持・アピールすることに必死で相手の気持ちや、本当の願いを無視し、自分の思いばかり押し付けてきた。
不要なアドバイス、失敗させないたくないための先回りで、結果、子供の自分軸を奪い、成長の機会を奪ってきた。
子育てを「愛着」を軸に修正する。自分も育つ。自分がラクになる。
親が変わる→家庭の雰囲気が変わる→子供の行動が変わる→崎岡先生からのお言葉を胸に、無理せずできることを1つずつやっていきたいです。」
これらの感想を受け取って、改めて私が思う大事なことがあります。
それは何より親御様に深い気づきを明確にもたらすことが大事だなということです。
気づきこそが親御様を愛着と共感タイプに変え、子供を改善に導く一番の原動力になるからです。
もちろん参加者さん、受講生さん、個人個人によって反応は様々です。
ですが、何より親御様を気づきに導くのはカウンセラーの力量と経験が最も大きな要素であると感じます。
特に不登校の解決は1に愛着、2に共感、3・4が共感で、5に愛着に戻るぐらい、愛着が大事です。
不登校の親御様は「我が子をどう変えればいいのか?」と同時に「自分の何がいけなかったのだろう?」ということもよくお考えになると思います。
しかし、答えはほとんどのケースで出ませんよね。
その答えを明確な言葉で具体的に示すことができるのが、この講座の大きな魅力であると自負しています。
思っていた以上に自分で自分のことはわかりませんよね。
そして我が子が「なぜこうなってしまったのか?」もわからなかったと思います。
そこに対して、明確で具体的な答えがあれば、親御様はとても気持ちが楽になり、「その方向に向かっていけばいいんだ。」と思えるようになりますよ。
気づかぬうちに積み重ねてきた子供への子育ての間違い、これをいくら上っ面だけとっかえても何もよくなりません。
自分が変わらなければいけない、変わると強く決意できるぐらい、深い気づきをできる限り早く得ていただきたいと思います。
悩む時間も、もちろん大事だと思います。
私の経験上、やはり長期化すると問題がこじれたり、お子さんが引きこもってしまい、手が出せないというケースになることも多々ありました。
もうちょっと早く、私の講座に来てくれていたら、もう少し楽だったのになあと思うケースはとても多いです。
もし、あなたのお子さんが不登校なら、私の愛着と共感の一番大事な話をお聞きに魔法の言葉がけセミナーに参加して、深い気づきを得てください。
私があなたの暗闇にお子さんの暗闇に明確な光となるような具体的な解決方法をお伝えします。
魔法の言葉がけセミナーを11月に開催します。先着20名ですので、以下から詳細を確認の上、申し込みくださいね。
↓↓↓
<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
11/16(土)13:00-17:30
ホンモノ共感クイズ「気持ち悪さ」
前回のホンモノ共感クイズには、3名の方から回答いただきました。ありがとうございます。
カミカワさん
信じられない気持ちというのは何をどう信じられないことを言うのでしょうか?
お子さんの気持ちの代弁になるようなピッタリの言葉、説明を付け加えられるとよりいいですね。
はるかさん
まずお子さんの気持ち、言葉をそのまま共感した後、ちゃんと気持ちの質問をなさっていますね。とてもいいと思います。
おそらくはるかさんが想像なさったようにこのお子さんも「見捨てられ不安」はあるでしょう。
「見捨てられ不安」を親御様が感じ取ることができたら、それに対する共感の言葉として、はるかさんがつくったような言葉、「あなたの味方でいるからね。ずっと大好きだよ。」はとてもいいと思います。
もうちょっと違うパターンの共感の言葉として、私ならこんな言葉を入れてみます。
「突き放されるのも見捨てられるのもとても不安になるし、悲しいことだよね。よく考えたらそんな想いをお父さんお母さんはあなたにいっぱいさせてきたよね。
これからはお父さん、お母さんは絶対、あなたの気持ちの味方になる。大好きだし、絶対裏切らない。」
こんな言葉もぜひ参考にしてみてくださいね。
ぱくさん
最初の2行が共感ですね。3行目から「自分のペースで進んでいいんだよ。人生は自分で決めていいんだよ。」とおっしゃっています。これはまだ早いです。
自分のペースと言われてもお子さんはわからないし、それを考えるだけで気持ち悪くなるのです。
だからこんなことを言われたら逆に子供の気持ちが落ちるかもしれません。
ちなみにみんなから遅れをとることの不安が、実際このお子さんにはありました。この部分は大正解です。
はるかさんの言葉と私がつくった言葉を参考にこういうケースならどんなホンモノ共感の言葉があるのかを頭の中で考えてみてくださいね。
ホンモノ共感クイズ「ガチャ」
あなたのお子さんは中学生で不登校でかなり状態が悪いとします。
体調不良もあるし、メンタル的にもかなり落ち込みやすいです。
あるとき、2楷から降りてきたお子さんが1楷のリビングの床に崩れ落ちるようにふさぎこみました。
「一体、どうしたの?」と聞き出すとこんなことを言い出しました。
「ゲームで好きなキャラをゲットするために80回もガチャを回した。でも一度も当たらなかった。もう何もかもやる気がなくなった。
ネットで調べたら、好きなキャラゲットするためには180回ガチャをすればでるらしい。お金をかけなくてもいいから、180回ガチャをまわす必要があるらしい。もうそんなに無料で回せない。もう終わった。」
この言葉を聞いて、あなたならどんなホンモノ共感の言葉をかけてあげますか?
お子さんが感じている深い絶望感、悲しみに思いをはせて、心からのホンモノ共感の言葉をつくってみて、11/11(月)17:00までにこのブログにコメントください。
来週11/13(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。