先日、魔法ことばベーシック講座の受講生の方から、こんな喜びの声をいただきました。
「お兄ちゃんは中学3年間、ほぼ不登校でした。
『このままでは高校も行かないのでは・・』と、とても不安でたまりませんでした。
私が講座を受けて、共感をしっかりと学び、不安を解除したおかげで、自分の存在価値は高いと思えるまでにすごく成長することができました。
以前の私は『私なんかが親だから、子供が不登校になった。私なんか親じゃない方がいい。』と常に脳内で自分いじめと自己否定をしていました。
それが新井先生の講座でしっかりと学んで、自分の気持ちを深堀し、解除やセルフ共感を続けるうちに『自分ってほんとにがんばっている。自分は生まれてきたんだからそれでオッケー。』と本当に思えるようになったんです。
自分でもこんなにも人間的に成長できたことに驚いています。
今ではお兄ちゃんの方は通信制高校で安定に課題をこなし、余裕をもって提出できています。
妹の方はつい先日、部活や学校の人間関係のごたごたにすっかり嫌気がさして、『もう私、明日から学校に行かない。』宣言をはっきりしました。
お兄ちゃんへの不登校の対応でホンモノ共感を身につけていた私は一切、動揺することなく、『あ、寄り添わなきゃ。』と思いました。
そしてすぐにその場で、学校に給食費を止めてくれるように電話することまでできました(笑)
親の自己肯定感がしっかり高まり、自分は生まれてきただけで価値があると自分の存在価値が高まるともうぶれませんね。
『学校行っても、行かなくても大切な我が子。』と心の底から思えるようになっていました。
次の日から学校に行かないのかなと思っていましたが、朝ちゃんと起きて、普通に制服に着替えて、行き渋りもなく学校に行ったんです。この行動にはちょっとした驚きでした。
これからも私は、自分自身を成長させ、祖母との関わりの中で徹底的に貶められた自分の存在価値を認めていきます。
『自分には無条件に存在価値があるんだと思えることで、子供が学校に行ってなくても、無条件に自分の価値を認められる。落ち着いて安定に共感し寄り添える。』
このことをしっかりと確信できて、日々とても緩んだ気持ちで、落ち着いて過ごすことができています。本当にありがとうございました。」
こんな喜びの声をいただいて、私も本当に嬉しいです。
このお母さんの実体験には、不登校を解決するための1つ重要なポイントがあります。
それは子供を成長させるのは親であることです。そして子供の成長のために必要なことは、親が面倒な大人にならないことです。
子供は何がめんどくさいのか?
不登校の子供は多くの子が、「めんどくさい。」と言いますよね。
子供は何がめんどくさいのか?
実は、ごたごたした人間関係がめんどくさいのです。
実際、先ほどの喜びの声の兄妹も明らかにごたごたした人間関係を嫌がっていました。
他の子は平気なのに、なぜ、不登校の子はごたごたした人間関係をめんどくさいと感じていやがるのか?
今から厳しい言葉ですが、はっきり理由をお伝えします。
それは親が『めんどくさい親』だったからです。
喜びの声をくれたお母さんも、「昔の私は鬼だった。」と言っていました。
普段はとてもやさしくてかわいらしいのですが、何かあると鬼の形相になり、怒り、乱れ、言ってはいけないことを連発していました。
これ子供からすると、「めんどくさいなあ。」ってなると思いませんか。
こんなふうに親がめんどくさい、まずい対応をするから、子供は「人間関係はめんどくさい。」と感じて、嫌になってしまうのです。
このお母さんは私の講座に参加して、人間的にしっかりとした、とてもさわやかで即断、即決のお母さんに変わっていきました。
妹ちゃんが不登校宣言をしても、一切ぶれることがなく、落ち着いて丁寧に寄り添い、すぐに「給食をとめてください。」と学校に連絡できるようになりました。
これ子供にとっては、全然めんどくさくないですよね。
だから妹ちゃんはすぐに学校に行けるようになったんだと私は感じました。
子供にとって、あなたはめんどくさい親ですか?それとも子供にとって心地のいい親ですか?
どちらが不登校の解決に有利に働くかは言うまでもありません。
・親御様が人間的に成長して、自分は無条件に存在価値があると心の底から思えるようになること
・子供がどんなネガティブなことを言ってもめんどくさいぶれ方をせずに、穏やかな表情でホンモノ共感ができること
こんな親になれば、不登校はあっという間に解決できます。ぜひ意識してやってみてください。
ホンモノ共感クイズ「雨」
前回のホンモノ共感クイズには、はるかさんからご回答いただきました。
はるかさんの答えはとても理想的です。ありがとうございます。
これは実際の実例でしたが、私も雨の日に出かける理由を知りたいなと思ったものです。
雨が何か奥深いところで出かげる理由に紐づいているはずです。それと同時に母と外に出かけるというところにも何かつながりがあるはずです。
私も聞くとしたら、はるかさんのような聞き方になると思いますので、みなさんも参考にしてください。
ホンモノ共感クイズ「SNSでのつながり」
あなたのお子さんは女子高校生の不登校で、一日中スマホにかじりついています。
お母さんご自身は共感やコミュニケーションが全くうまくできてこなかったということを最近ようやく自覚できるようになってきました。
お子さんはSNSで人と良く話していて、20代後半の男性ともつながりができたようです。お母さんは直感的にいずれいい関係に発展すると思いました。
そんな中でしばらく外に出なかった娘さんが「外に出る。」と言って、メイクをしはじめました。
直感的にお母さんは、「おそらくあの男性と会うのだろう。」と思い、悩みました。
「これはまずいことになるかもしれない。」と思ったものの、頭から否定せず、共感をしなければいけないと思いなおし、「どういうふうに何を伝え、聞けばいいのだろう?」と思いました。
あなたがこの子のお母さんなら、何をどういうふうに伝えたり、聞いたりしますか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを6/17(月)15:30までにブログにコメントしてください。
来週6/19(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。